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*でじこの麻雀パーティー 【でじこのまーじゃんぱーてぃー】 |ジャンル|ボードゲーム(麻雀)|~| |対応機種|ゲームボーイカラー(専用)|~| |発売元|キングレコード|~| |開発元|スタジオ最前線|~| |発売日|2000年12月8日|~| |定価|4,179円|~| |分類|''バランスが不安定なゲーム判定にょ!''|~| |ポイント|対局が常にカオス&br()仙人が逃げ出す強さのでじこ&br()まさかの''チョンボ''&br()オタク買い仕様等、雰囲気付けは良好|~| **概要 ブロッコリーが生んだキャラクター、『デ・ジ・キャラット』をはじめとした様々なキャラクターが織りなす麻雀ゲーム。 本作では麻雀のルールを具体的に詳しく説明している項目があるので、「麻雀」を覚えながらプレイできる。 **特徴 -まずはキャラクターと世界観。 --登場キャラクターは「フリーたいせん」と「かちぬきバトル」を合わせると大体20人程。 --ブロッコリーが展開している「ゲーマーズ」が本作に登場しており、麻雀をしてたまったポイントでグッズを買ったり、ゲーマーズカフェでお食事を楽しんだりできる。買ったグッズはコレクションとなる。 ---同一の商品を複数購入する「オタク買い」に特化した設定がなされている。手に入るアイテムの一種「トレカ」は沢山のピースから成り立っており、ピースを何度も購入して完成させていく。時には''既に持っているピースが出てくる''事もある。新しいのが出るかどうかはランダム。 ---そして同じアイテムを複数買った際には店員(でじこ、ぷちこ等ランダム)から''「このセットを買うのは○○回目にょ(にゅ)」''というメッセージが出る。更に買っていくと追加メッセージが表示されたり、店員が誰かによって対応が変わったり、トレカをコンプリートするとアイテムモードで会話が入るなど、力が入っている。 --キャラクターの画面はゲーム用にディフォルメされたものではなく、こげどんぼイラストのままとても大きく表示される。 -次に、ゲーム面。 --半荘制の2人麻雀。具体的なルールはオプションで変更可。 --対局中のでじこ達の専用ボイスが用意されている。用意されているボイスはでじこ、ぷちこ、うさだ、ぴよこの4人(他はSE)。リーチや啼き時、役の読み上げ時にも専用ボイスが流れる。更には自分のボイスを誰のにするかまでオプションで変えられる。一発ツモ専用のボイスまであるという徹底さ。 --「でじこの麻雀指南」というコーナーで麻雀のルールを学ぶことが出来る。その後に理解しているか試すテストも用意されている。 --打つまでかなり長い時間かけてると相手からせかされる。せかしメッセージはキャラごとに異なる。 **問題点(ゲームバランス不安定な面も含む) -敵の思考時間が他のゲームと比べると長い。 --状況によって短くなったり長くなったりする。なぜか対局によっても短くなったり長くなったりする。 -ボイスに力が入っている割に試聴モードが存在しない。 -対局が常にカオス。 --というのもこのゲーム、''毎回配牌が素晴らしく良すぎる''為、本ゲームの対局は高火力の応酬となる。ダブリーできる確率も結構高い。中でもホンイツ、チャンタ、三色系が良く出る。凄い時は配牌が''全部マンズだったりする''ことも。 -''しかし、それ以上にカオスなのが一部相手キャラのツキの良さ。''(ゲームバランスが不安定なのは殆どこれが原因 --キャラごとの性能差が激しすぎる。強いキャラはどこまでも強く、弱いキャラはどうしようもないくらいに弱い。 --リーチ後は間もなくツモるキャラが大半で、ぷちこ、ぴよこ、ミナタク、ゲマゲマ団員などによく見られる。かちぬきバトル専用キャラ「店長」もかなりズル強い。 -''↑中でも語り草になるほど凶悪なのが、主人公である「でじこ」である。'' --''リーチしたら半数以上一発ツモ''。 --ドラ乗りまくり。4~6飜くらいなんて当たり前です。''おかげで彼女のアガリは大半が倍満以上。'' --ダブリーや四暗刻(単騎)すらデフォレベルの確率で出る。三暗刻は殆どのアガリで出る。''酷い時は開幕早々ダブリー一発ツモ、四暗刻単騎で瞬殺。''いつ出てもおかしくないため、彼女との対局は常に油断できない。 ---''……と、『役満』のヤクマンセンニン((『役満』の対戦相手の一人で、その名の通り必ず役満で上がるというめちゃくちゃなチートっぷりを誇る。しかし、本作のでじことは違い手の進行速度は割と常識的で捨て牌からも役が容易に想像できるので、それなりに対抗のしようもある。もちろん、どうしても運が強く絡んでくるが。))が逃げ出すレベルのチート性能を持つ。''正攻法で行ったらとてもやってられない。本作には難易度設定があるのだが、一番低い「やさしい」でもこんな状況の嵐となる為、難易度設定はあまり意味がない。 ---彼女は作中で「いちいち ながったらしく たたかってらんないにょ」と言っており、そんな性格を反映させたのではないかもしれないが、これはいくらなんでも…。 ---↑上記の性能はフリーたいせんのみの性能。かちぬきバトルでは割とまともなキャラもいる。 -''麻雀ゲームとしては異例で、相手がまさかの「チョンボ」をしてしまうことがある。'' --チョンボ時のメッセージや専用ボイスもある。 --一方こちらはチョンボはできないようになっている。…敵専用? -かちぬきバトルで出た一部のキャラが、フリーたいせんで選べない。 -1キャラあたりのトレカの枚数はたった8枚しかないので、何度も買わせるのが前提の本作としては妙に物足りない。 --更に''「全部のトレカが必ず揃う」セットがある''ため、カケヒキの意味も薄らいでしまっている。 --また、グッズの方はただ説明だけが表示されるのみなので、グッズそのものを「見ている」感じがない。 **評価点 -特徴欄にも書いてある通り、徹底した専用ボイス、一発ツモや連打、荒牌にまで用意され、キャラごとの個性もかなり強くしているメッセージの数々、オタクらしい要素を忠実にゲームシステムに組み込んだ世界観等々…、''本ゲームはスタッフによる力の入れようがハンパじゃない事が伺える。'' -かわいらしく明るいBGMはどれも出来が良く、聴いていて気持ちが良い。 --本作のカオスさと相まって何とも言えぬコントラストを醸し出している。 --ゲーマーズのCMソングであった「Welcome!」やアニメ版のクリスマス回で使われていたBGM((でじこ・ぷちこ・うさだそれぞれの持ち歌のインストアレンジメドレー。))が8ビットアレンジされて使われており、ファンなら歓喜モノである。 **総評 相手キャラの理不尽すぎる強さ故、まともな対局が出来ない点ではかなり厳しいものを感じるゲームではある。 しかし、デ・ジ・キャラットのキャラクターたちの特徴を極限までGBCの容量に詰め込んだスタッフの気合や原作愛を感じる内容は、決して単にクソゲーと断じられるものではない。むしろキャラゲーとしては時代や機種を考えれば良ゲーレベルである。 その主な欠点は単に敵が強すぎるというだけの話であり、''バランスが不安定なゲーム''とするのが妥当であろう。 //一応完成。デジキャラットの知識が不十分な私としては正直ちと説明が不安。
*でじこの麻雀パーティー 【でじこのまーじゃんぱーてぃー】 |ジャンル|ボードゲーム(麻雀)|~| |対応機種|ゲームボーイカラー(専用)|~| |発売元|キングレコード|~| |開発元|スタジオ最前線|~| |発売日|2000年12月8日|~| |定価|4,179円|~| |分類|''バランスが不安定なゲーム判定にょ!''|~| |ポイント|対局が常にカオス&br()仙人が逃げ出す強さのでじこ&br()まさかの''チョンボ''&br()オタク買い仕様等、雰囲気付けは良好|~| **概要 ブロッコリーが生んだキャラクター、『デ・ジ・キャラット』をはじめとした様々なキャラクターが織りなす麻雀ゲーム。 本作では麻雀のルールを具体的に詳しく説明している項目があるので、「麻雀」を覚えながらプレイできる。 **特徴 -まずはキャラクターと世界観。 --登場キャラクターは「フリーたいせん」と「かちぬきバトル」を合わせると大体20人程。 --ブロッコリーが展開している「ゲーマーズ」が本作に登場しており、麻雀をしてたまったポイントでグッズを買ったり、ゲーマーズカフェでお食事を楽しんだりできる。買ったグッズはコレクションとなる。 ---同一の商品を複数購入する「オタク買い」に特化した設定がなされている。手に入るアイテムの一種「トレカ」は沢山のピースから成り立っており、ピースを何度も購入して完成させていく。時には''既に持っているピースが出てくる''事もある。新しいのが出るかどうかはランダム。 ---そして同じアイテムを複数買った際には店員(でじこ、ぷちこ等ランダム)から''「このセットを買うのは○○回目にょ(にゅ)」''というメッセージが出る。更に買っていくと追加メッセージが表示されたり、店員が誰かによって対応が変わったり、トレカをコンプリートするとアイテムモードで会話が入るなど、力が入っている。 --キャラクターの画面はゲーム用にディフォルメされたものではなく、こげどんぼイラストのままとても大きく表示される。 -次に、ゲーム面。 --半荘制の2人麻雀。具体的なルールはオプションで変更可。 --対局中のでじこ達の専用ボイスが用意されている。用意されているボイスはでじこ、ぷちこ、うさだ、ぴよこの4人(他はSE)。リーチや啼き時、役の読み上げ時にも専用ボイスが流れる。更には自分のボイスを誰のにするかまでオプションで変えられる。一発ツモ専用のボイスまであるという徹底さ。 --「でじこの麻雀指南」というコーナーで麻雀のルールを学ぶことが出来る。その後に理解しているか試すテストも用意されている。 --打つまでかなり長い時間かけてると相手からせかされる。せかしメッセージはキャラごとに異なる。 **問題点(ゲームバランス不安定な面も含む) -敵の思考時間が他のゲームと比べると長い。 --状況によって短くなったり長くなったりする。なぜか対局によっても短くなったり長くなったりする。 -ボイスに力が入っている割に試聴モードが存在しない。 -対局が常にカオス。 --というのもこのゲーム、''毎回配牌が素晴らしく良すぎる''為、本ゲームの対局は高火力の応酬となる。ダブリーできる確率も結構高い。中でもホンイツ、チャンタ、三色系が良く出る。凄い時は配牌が''全部マンズだったりする''ことも。 -''しかし、それ以上にカオスなのが一部相手キャラのツキの良さ。''(ゲームバランスが不安定なのは殆どこれが原因 --キャラごとの性能差が激しすぎる。強いキャラはどこまでも強く、弱いキャラはどうしようもないくらいに弱い。 --リーチ後は間もなくツモるキャラが大半で、ぷちこ、ぴよこ、ミナタク、ゲマゲマ団員などによく見られる。かちぬきバトル専用キャラ「店長」もかなりズル強い。 -''↑中でも語り草になるほど凶悪なのが、主人公である「でじこ」である。'' --''リーチしたら半数以上一発ツモ''。 --ドラ乗りまくり。4~6飜くらいなんて当たり前です。''おかげで彼女のアガリは大半が倍満以上。'' --ダブリーや四暗刻(単騎)すらデフォレベルの確率で出る。三暗刻は殆どのアガリで出る。''酷い時は開幕早々ダブリー一発ツモ、四暗刻単騎で瞬殺。''いつ出てもおかしくないため、彼女との対局は常に油断できない。 ---''……と、『役満』のヤクマンセンニン((GBの麻雀ソフト『役満』の対戦相手の一人で、その名の通り必ず役満で上がるというめちゃくちゃなチートっぷりを誇る。しかし、本作のでじことは違い手の進行速度は割と常識的で捨て牌からも役が容易に推測できるので、それなりに対抗のしようもある。もちろん、どうしても運が強く絡んでくるが。))が逃げ出すレベルのチート性能を持つ。''正攻法で行ったらとてもやってられない。本作には難易度設定があるのだが、一番低い「やさしい」でもこんな状況の嵐となる為、難易度設定はあまり意味がない。 ---彼女は作中で「いちいち ながったらしく たたかってらんないにょ」と言っており、そんな性格を反映させたのではないかもしれないが、これはいくらなんでも…。 ---↑上記の性能はフリーたいせんのみの性能。かちぬきバトルでは割とまともなキャラもいる。 -''麻雀ゲームとしては異例で、相手がまさかの「チョンボ」をしてしまうことがある。'' --チョンボ時のメッセージや専用ボイスもある。 --一方こちらはチョンボはできないようになっている。…敵専用? -かちぬきバトルで出た一部のキャラが、フリーたいせんで選べない。 -1キャラあたりのトレカの枚数はたった8枚しかないので、何度も買わせるのが前提の本作としては妙に物足りない。 --更に''「全部のトレカが必ず揃う」セットがある''ため、カケヒキの意味も薄らいでしまっている。 --また、グッズの方はただ説明だけが表示されるのみなので、グッズそのものを「見ている」感じがない。 **評価点 -特徴欄にも書いてある通り、徹底した専用ボイス、一発ツモや連打、荒牌にまで用意され、キャラごとの個性もかなり強くしているメッセージの数々、オタクらしい要素を忠実にゲームシステムに組み込んだ世界観等々…、''本ゲームはスタッフによる力の入れようがハンパじゃない事が伺える。'' -かわいらしく明るいBGMはどれも出来が良く、聴いていて気持ちが良い。 --本作のカオスさと相まって何とも言えぬコントラストを醸し出している。 --ゲーマーズのCMソングであった「Welcome!」やアニメ版のクリスマス回で使われていたBGM((でじこ・ぷちこ・うさだそれぞれの持ち歌のインストアレンジメドレー。))が8ビットアレンジされて使われており、ファンなら歓喜モノである。 **総評 相手キャラの理不尽すぎる強さ故、まともな対局が出来ない点ではかなり厳しいものを感じるゲームではある。 しかし、デ・ジ・キャラットのキャラクターたちの特徴を極限までGBCの容量に詰め込んだスタッフの気合や原作愛を感じる内容は、決して単にクソゲーと断じられるものではない。むしろキャラゲーとしては時代や機種を考えれば良ゲーレベルである。 その主な欠点は単に敵が強すぎるというだけの話であり、''バランスが不安定なゲーム''とするのが妥当であろう。 //一応完成。デジキャラットの知識が不十分な私としては正直ちと説明が不安。

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