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*そらのいろ、みずのいろ 【そらのいろみずのいろ】 |ジャンル|アドベンチャー|&amazon(B000OLHH9M)| |対応機種|Windows 98SE/Me/XP|~| |発売・開発元|Ciel|~| |発売日|2004年6月25日|~| |定価|9,240円|~| |レーティング|ソフ倫:&color(crimson){''18歳未満禁止''}|~| |分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|&bold(){長い}&br;絵柄は非常に綺麗なのだが…|~| ---- #contents(fromhere) ---- #center{&size(35){''WARNING!!!!!!!''}&br()&size(20){''本作は18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。''}} ---- *概要 『シャイニング』シリーズ等で著名な作家、Tony氏のデザインを採用した作品。~ 本作はゲーム以外でもアニメ、フィギュア等数々のメディアミックス化した作品群である。~ そんな中、ゲームにも当然期待はされていたのだが…。 担当ライターは嘘屋佐々木酒人(うそや・ささき・きびと)。スタッフロール内にはシナリオ担当として彼の名前のみ記述されている以上、建前としては嘘屋の単独作品となる。 *問題点 -長い --恐らく本作の問題点はこれに尽きると思われる。舞台は田舎の学園であり、時期は夏休み真っ盛り。そんな中、男女2名(計4名)による物語が進行する。~ 夏休みは基本的に(大学とかでなければ)40日間なのが常だが、本作はほぼ40日の内&bold(){1日単位}でイベントが発生する。~ シナリオが楽しければボリュームがあると評価出来るのだが、シナリオの基本は日常的な話に終始する。オチはあるものの、日常系を期待するともれなく眠気とアクビがやってくる。~ 現実的に徹底した私生活を、40日分延々と垂れ流されることを想像して欲しい。例えるなら、夏休みの間に&bold(){日常系のエッセイを40冊読破}しろと言われたとしよう。~ 余程の読書家でなければ&bold(){無理}に決まってるだろう。ここまで来ると、最早&bold(){苦行}である。~ 更に、上記の苦行を、「主人公A→ヒロインA」、「主人公A→ヒロインB」、「主人公B→ヒロインA」、「主人公B→ヒロインB」、「トゥルーエンド」と5つのルート分攻略する必要がある。~ これは製作者からの&bold(){何かの挑戦状}だと思っていいだろう。%%丁重にお断りするのが普通だが。%%~ 似たような作品に[[祝福のカンパネラ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/582.html]]という作品があるが、あちらはキャラもシナリオも魅力があるので比較にならない。 -シナリオ --とにかく日常的シーンばかり。それも、本当に現実的に起こり得る可能性のあるもの。~ 登場人物もほとんど主要キャラ4名に絞られるので、話の展開が中々広がらない。一応、キャラの掛け合いは面白いのだが、~ そう感じ取れるのは最初の30分くらいのものだろう。~ またまた例えてしまうが、全編&bold(){サザエさんレベルのオムニバス}を延々と垂れ流すようなものである。~ そういうゲームが皆無というわけではないが、物には限度があるだろう。 -本来の需要 --エロゲーなのでエロシーンはどうか?お楽しみシーンまではすんなりとは行かない。紆余曲折(といっても大したことじゃないが)を経て、全体の5割くらいのところでようやくお目見えする。~ しかし、大半のCGは使い回しである。シナリオは膨大だが、CGの数は同年代のゲームと比べても明らかに寂しい。~ また、CGでは男キャラの顔が隠れて(前髪で誤魔化しているわけではなく、本当に見えない)いるが、それは&bold(){別主人公でも使いまわしているから}である。%%エコロジーってやつか?。%%~ ちなみに、上記の問題点はあのWikipediaでも堂々と指摘されている。いくら酷いゲームでも、こういった批判は書かれにくいのがWikipediaの特徴なのだが…。 -システムについて --当時としては珍しく画面スキップ機能が実装されている。が、現在主流のイベントへのジャンプスキップではなく、~ 真っ白い画面が表示した状態でのスキップである。ROMゲームの「Now Loading...」の画面と書けばわかりやすいだろうか。~ このように共通ルートも膨大であるため、この機能を使うことが多いのだが、画面真っ白は色々と目にきついと思われる。~ せめて画像とかには出来なかったのだろうか?~ 当然、ジャンプスキップではないので、既読テキストが多ければその分待ち時間も長くなる。だったら普通のテキストスキップのほうがマシだったんじゃないだろうか。 -主人公について --所謂処女厨というもので、初体験の後にヒロインの破瓜が確認出来なかった((単に見落としていただけだが。))ため、事後テキストではそれで葛藤するシーンが見られる。~ それまでは軽いイメージがつきやすい、しかし好印象なキャラだったため、この辺りのこだわりは総スカンを食らうだろう。 *評価点 -Tony氏の実力も伴って、絵柄は非常に綺麗。 -一応、シナリオで登場する料理系の雑談は、ひとり暮らしの人にはおすすめ…かもしれない。 #region(close,ネタバレ注意) 以下、ネタバレ注意。 -恋愛系エロゲにおいて、真っ正面からスワッピング(カップル同士がパートナーを交換して行為に及ぶもの)を取り扱うという異色中の異色シナリオ。CG流用が多いのはその辺の事情もある。 --3Pの存在は販促の段階で匂わせていたものの、スワッピングについては伏せられていた。 #endregion *総評  とにかく長すぎることが問題となってしまった作品。本作の魅力に気軽に浸りたいのであれば、大人しくOVA版(上下巻。当然ながら18禁)を視聴するのがよい。~  こちらの評価は上々で、更に内容も非常に有用なので逆におすすめできるレベルである。 ----
*そらのいろ、みずのいろ 【そらのいろみずのいろ】 |ジャンル|アドベンチャー|&amazon(B000OLHH9M)| |対応機種|Windows 98SE/Me/XP|~| |発売・開発元|Ciel|~| |発売日|2004年6月25日|~| |定価|9,240円|~| |レーティング|ソフ倫:&color(crimson){''18歳未満禁止''}|~| |分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|&bold(){長い}&br;絵柄は非常に綺麗なのだが…|~| ---- #contents(fromhere) ---- #center{&size(35){''WARNING!!!!!!!''}&br()&size(20){''本作は18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。''}} ---- *概要 『シャイニング』シリーズ等で著名な作家、Tony氏のデザインを採用した作品。~ 本作はゲーム以外でもアニメ、フィギュア等数々のメディアミックス化した作品群である。~ そんな中、ゲームにも当然期待はされていたのだが…。 担当ライターは嘘屋佐々木酒人(うそや・ささき・きびと)。スタッフロール内にはシナリオ担当として彼の名前のみ記述されている以上、建前としては嘘屋の単独作品となる。 *問題点 -長い --恐らく本作の問題点はこれに尽きると思われる。舞台は田舎の学園であり、時期は夏休み真っ盛り。そんな中、男女2名(計4名)による物語が進行する。~ 夏休みは基本的に(大学とかでなければ)40日間なのが常だが、本作はほぼ40日の内&bold(){1日単位}でイベントが発生する。~ シナリオが楽しければボリュームがあると評価出来るのだが、シナリオの基本は日常的な話に終始する。オチはあるものの、日常系を期待するともれなく眠気とアクビがやってくる。~ 現実的に徹底した私生活を、40日分延々と垂れ流されることを想像して欲しい。例えるなら、夏休みの間に&bold(){日常系のエッセイを40冊読破}しろと言われたとしよう。~ 余程の読書家でなければ&bold(){無理}に決まってるだろう。ここまで来ると、最早&bold(){苦行}である。~ 更に、上記の苦行を、「主人公A→ヒロインA」、「主人公A→ヒロインB」、「主人公B→ヒロインA」、「主人公B→ヒロインB」、「トゥルーエンド」と5つのルート分攻略する必要がある。~ これは製作者からの&bold(){何かの挑戦状}だと思っていいだろう。%%丁重にお断りするのが普通だが。%%~ 似たような作品に[[祝福のカンパネラ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/582.html]]という作品があるが、あちらはキャラもシナリオも魅力があるので比較にならない。 -シナリオ --とにかく日常的シーンばかり。それも、本当に現実的に起こり得る可能性のあるもの。~ 登場人物もほとんど主要キャラ4名に絞られるので、話の展開が中々広がらない。一応、キャラの掛け合いは面白いのだが、~ そう感じ取れるのは最初の30分くらいのものだろう。~ またまた例えてしまうが、全編&bold(){サザエさんレベルのオムニバス}を延々と垂れ流すようなものである。~ そういうゲームが皆無というわけではないが、物には限度があるだろう。 -本来の需要 --エロゲーなのでエロシーンはどうか?お楽しみシーンまではすんなりとは行かない。紆余曲折(といっても大したことじゃないが)を経て、全体の5割くらいのところでようやくお目見えする。~ しかし、大半のCGは使い回しである。シナリオは膨大だが、CGの数は同年代のゲームと比べても明らかに寂しい。~ また、CGでは男キャラの顔が隠れて(前髪で誤魔化しているわけではなく、本当に見えない)いるが、それは&bold(){別主人公でも使いまわしているから}である。%%エコロジーってやつか?。%%~ ちなみに、上記の問題点はあのWikipediaでも堂々と指摘されている。いくら酷いゲームでも、こういった批判は書かれにくいのがWikipediaの特徴なのだが…。 -システムについて --当時としては珍しく画面スキップ機能が実装されている。が、現在主流のイベントへのジャンプスキップではなく、~ 真っ白い画面が表示した状態でのスキップである。ROMゲームの「Now Loading...」の画面と書けばわかりやすいだろうか。~ このように共通ルートも膨大であるため、この機能を使うことが多いのだが、画面真っ白は色々と目にきついと思われる。~ せめて画像とかには出来なかったのだろうか?~ 当然、ジャンプスキップではないので、既読テキストが多ければその分待ち時間も長くなる。だったら普通のテキストスキップのほうがマシだったんじゃないだろうか。 -主人公について --所謂処女厨というもので、初体験の後にヒロインの破瓜が確認出来なかった((単に見落としていただけだが。))ため、事後テキストではそれで葛藤するシーンが見られる。~ それまでは軽いイメージがつきやすい、しかし好印象なキャラだったため、この辺りのこだわりは総スカンを食らうだろう。 *評価点 -Tony氏の実力も伴って、絵柄は非常に綺麗。 -一応、シナリオで登場する料理系の雑談は、ひとり暮らしの人にはおすすめ…かもしれない。 #region(close,ネタバレ注意) 以下、ネタバレ注意。 -恋愛系エロゲにおいて、真っ正面からスワッピング(カップル同士がパートナーを交換して行為に及ぶもの)を取り扱うという異色中の異色シナリオ。CG流用が多いのはその辺の事情もある。 --3Pの存在は販促の段階で匂わせていたものの、スワッピングについては伏せられていた。 #endregion *総評 とにかく長すぎることが問題となってしまった作品。本作の魅力に気軽に浸りたいのであれば、大人しくOVA版(上下巻。当然ながら18禁)を視聴するのがよい。~ こちらの評価はゲーム版とは打って変わって上々で、更に内容も非常に有用である。~ ストーリー的には主人公が一人削除され、主人公一人とヒロイン二人のハーレム展開となっており、 余程乱交やスワッピング等に思い入れが強い者でもない限り、充分おすすめできるレベルである。 ----

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