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チェルノブ - (2012/03/19 (月) 10:59:55) の1つ前との変更点

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*チェルノブ 【ちぇるのぶ】 |ジャンル|アクションシューティング|~| |対応機種|アーケード|~| |販売・開発元|データイースト|~| |稼動開始日|1988年|~| |分類|''バカゲー''&br()クソゲー扱いされやすい名作&br()一覧では前者に指定|~| |ポイント|あまりに不謹慎な設定&br()バッドエンド&br()しかしゲームとしては普通に出来が良い|~| //|分類|''企業態度と商品仕様に問題あり''(AC版のみ)&br()1 社会通念上、重大な問題があると認められる表現等がある&br()''クソゲー扱いされやすい名作''&br()''バカゲー''&br()''鬱ゲー''&br()一覧ではAC版は企業問題ゲーに、総合的にはクソゲー扱いされやすい良作に指定|~| //仕分けと管理人裁定により判定変更(詳細は移転議論スレ2) **とんでもない設定に NATTE SHIMATTA -正式名称は『ATOMIC RUNNER CHELNOV &bold(){戦う人間発電所}』。とにかくタイトル名が全てを台無しにしてしまった毎秒残念なゲーム。折しもアーケード版が発売される&bold(){二年前(1986年)、かの「チェルノブイリ原発事故」が発生}、直す時間はいくらでもあったにもかかわらず、この物騒なタイトルのまま稼動されてしまったこのゲームは各方面からバッシングを受ける羽目になる。KYなのか故意犯なのかは未だに謎である。 -そしてこのストーリー(アーケード版)である。 --ある日、&bold(){原子力発電所の爆発事故に巻き込まれた}、炭鉱夫チェルノブ。九死に一生を得た彼ではあるが、その体には、放射線の影響で''異状能力(原文ママ)''が身に付いてしまっていた。そして謎の組織デスタリアンが、その能力を狙って魔手を伸ばしてきた。チェルノブとデスタリアンの死闘が、今ここに始まる。 --おまけにバッドエンドのみである。それでも&bold(){OWATTE SHIMATTA} ---エンディングでは&bold(){自由の女神像が爆破炎上し、}さらにチェルノブは何者かに射殺されてしまう。理由は異状能力ゆえに有害因子扱いされた、原発事故の口封じ、女神像破壊にテロ行為と思ったアメリカからの刺客(単に怒っただけかもしれないが)…など諸説あるが不明。そしてデカデカと黄色表示される&bold(){「エンド」}(原文ママ) ---下手をすると「被爆者に救いなどない」ともとれるため、ホントにシャレでは済まされない。 -そして担当者の言い訳が「チェルノブはカルノフ(同名のアクションゲーの主人公)の従兄弟であり、原発事故とは何の関係もない」」「&bold(){「(ソ連の国旗もしくは共産主義のマークがタイトル画面にあることに)あれはチェルノブ家の家紋だ」} --ただし前記の言い訳に関しては、スラブ神話に実際にカルノフとチェルノブという&bold(){兄弟神}が存在する。(データイーストが知っていたかは定かではないが) ---確かにChernobogというスラブ神話の闇の神は存在するが、カルノフとの関係については、[[とあるスラブ神話紹介サイト>http://www.toride.com/~digxwa/digxwaFiles/hisf/his_kiev002.htm]]がよく事実を確認せず兄弟神だと書いてしまったのがいつの間にWikipediaなどに広まったのが真相らしいが、詳細は不明。 ---さらにその間違いを多根清史が裏付けも取らずに信じてしまい自身の著書「超クソゲー」にこのことを掲載したのもこの間違いが公に広まった原因となった。 -ちなみにシステムを簡単に説明すると、即死制かつ強制横スクロールの射撃2Dアクション。攻撃/ジャンプ/振り返りの3ボタン式。最大の特徴は「ボス戦以外、チェルノブは強制横スクロールにしたがって走っており、後退することができない」点である。振り返る、立ち止まることはできるが画面端に行くとスクロールに押し出され走り出す。その後退を許さない姿を持ってして男らしいと称することも。 --攻撃は射撃武器と踏みつけで、射撃はアイテムを入手することで何種類かに切り替わり、角度調節も可能。敵を踏みつけて攻撃も可能で、後半面では踏みつけで空中を渡るシーンも。 ---非常にクセの強いシステムではあるが、操作性は良好で練習すればノーコンティニュークリアも不可能ではない。 **移植版 |対応機種|メガドライブ、X68000|~| |発売元|【MD】データイースト&br()【X68】電波新聞社|~| |発売日|【MD】1992年10月16日&br()【X68】1993年1月29日|~| |価格|【MD】7800円&br()【X68】4900円(共に税抜)|~| |ポイント|MD版はアクが抜けた無難な良作|~| **無難(?)な設定に なってしまった… -しかしこりゃ流石にいかんぞと、ようやく反社会的集団に認定されそうなデータイーストも感づいたのかストーリーやキャラデザインを無難なモノに修正したのがメガドライブ版である。 --(メガドライブ版ストーリー)デスタリアンに父が殺され、そしてさらわれた妹を助けるために、科学者であるチェルノブが父が開発したコンバットスーツで戦う(だったら始めからこうしとけ)。 --AC版から大いに世界観が変わったが、怪しげな古代文明のステージやBGMがこれまた素敵なテイストを放っている。 --タイトルも原発関係は削られて『CHELNOV』のみとなっている。(海外版ではアトミックランナーと副題があるが) --エンディングも変更されており、女神像は爆発炎上せず、チェルノブを攻撃してくるヘリが変な形な上に炎上している(恐らくデスタリアンの生き残り)。チェルノブが画面外に逃げた後に死亡音が流れるのは同じ(さらにMD版ではヘルメットが画面内に飛んでくる)だが、この後に後日談が流れる。夢とも現とも取れる内容で、一応は救いがある(最後は受け手次第だが)。 //--エンディングも一応は救いがある。妹は無事に助け出し、二人は異国で安住の地を発見した。 //--最後に「安らかに眠りについた…」とあってチェルノブ死亡説が囁かれているが、その前に普通に会話してたから単に安堵か疲れて休んだだけであろう。第一エンディングで「安住の地を求めて!」と言っておいて、死亡エンドになるのは矛盾しているからである。変な誤解を与えたのは表現不足で残念だが。注意)公式ではなくあくまで個人的な意見なのでコメントオフです。 -しかし相変わらず&bold(){おわってしまった…}である。それ以外にも&bold(){「LET'S GO GO」(MD版ではGOが一つ抜けている)}といった珍妙な言い回しも相変わらずである。さすがデコゲー恐るべし。 -余談だがACではBGMがステージごとに変わらなかったのに対し、MD版は1ステージごとにちゃんとBGMが用意されている。コンテニューは可能だがクレジット制になっている。オプションで回数増やすことが出来る。 ゲームセンターCXで有野課長がプレイしクリアした。 ラストボスがR・TYPEのステージ1のボスに酷似している。 **総合評価に LET'S GO GO GO -確かに強制スクロールで、なおかつ妙に浮遊感のあるジャンプは癖のある操作だし人を選ぶかもしれないが、確実に良作ではある。現在パオンからMD版がWiiバーチャルコンソール(600ポイント)で配信されている。 -BGMが妙に印象に残りやすい。 -その後、チェルノブはデータイーストの他作品でも敵キャラとして活躍。『ファイターズヒストリー ~溝口危機一髪!!~』(&bold(){スーパーファミコン})ではなんとラスボスに大出世した。 --溝口編での登場シーンでは「あるときは正義のロウドウシャ あるときは科学のギセイシャ!」と上記のAC版とMD版の設定にかけているセリフを言う。&br()だがその時の背景は無数の「タコギライ」の文字と&bold(){放射能のマーク}。 -余談だがMD版が発売された三ヶ月後に&bold(){例のアーケード版を完全移植した}X68000版を発売している。パソコンゲーと考慮しても危険臭が漂うアーケード版をよく移植出来たものである。 --ちなみにX68k版の開発はマイコンソフト、発売元は電波新聞社。
*チェルノブ 【ちぇるのぶ】 |ジャンル|アクションシューティング|~| |対応機種|アーケード|~| |販売・開発元|データイースト|~| |稼動開始日|1988年|~| |分類|''バカゲー''&br()クソゲー扱いされやすい名作&br()一覧では前者に指定|~| |ポイント|あまりに不謹慎な設定&br()バッドエンド&br()しかしゲームとしては普通に出来が良い|~| //|分類|''企業態度と商品仕様に問題あり''(AC版のみ)&br()1 社会通念上、重大な問題があると認められる表現等がある&br()''クソゲー扱いされやすい名作''&br()''バカゲー''&br()''鬱ゲー''&br()一覧ではAC版は企業問題ゲーに、総合的にはクソゲー扱いされやすい良作に指定|~| //仕分けと管理人裁定により判定変更(詳細は移転議論スレ2) **とんでもない設定に NATTE SHIMATTA -正式名称は『ATOMIC RUNNER CHELNOV &bold(){戦う人間発電所}』。とにかくタイトル名が全てを台無しにしてしまった毎秒残念なゲーム。折しもアーケード版が発売される&bold(){二年前(1986年)、かの「チェルノブイリ原発事故」が発生}、直す時間はいくらでもあったにもかかわらず、この物騒なタイトルのまま稼動されてしまったこのゲームは各方面からバッシングを受ける羽目になる。KYなのか故意犯なのかは未だに謎である。 -そしてこのストーリー(アーケード版)である。 --ある日、&bold(){原子力発電所の爆発事故に巻き込まれた}、炭鉱夫チェルノブ。九死に一生を得た彼ではあるが、その体には、放射線の影響で''異状能力(原文ママ)''が身に付いてしまっていた。そして謎の組織デスタリアンが、その能力を狙って魔手を伸ばしてきた。チェルノブとデスタリアンの死闘が、今ここに始まる。 --おまけにバッドエンドのみである。それでも&bold(){OWATTE SHIMATTA} ---エンディングでは&bold(){自由の女神像が爆破炎上し、}さらにチェルノブは何者かに射殺されてしまう。理由は異状能力ゆえに有害因子扱いされた、原発事故の口封じ、女神像破壊にテロ行為と思ったアメリカからの刺客(単に怒っただけかもしれないが)…など諸説あるが不明。そしてデカデカと黄色表示される&bold(){「エンド」}(原文ママ) ---下手をすると「被爆者に救いなどない」ともとれるため、ホントにシャレでは済まされない。 -そして担当者の言い訳が「チェルノブはカルノフ(同名のアクションゲーの主人公)の従兄弟であり、原発事故とは何の関係もない」」「&bold(){「(ソ連の国旗もしくは共産主義のマークがタイトル画面にあることに)あれはチェルノブ家の家紋だ」} --ただし前記の言い訳に関しては、スラブ神話に実際にカルノフとチェルノブという&bold(){兄弟神}が存在する。(データイーストが知っていたかは定かではないが) ---確かにChernobogというスラブ神話の闇の神は存在するが、カルノフとの関係については、[[とあるスラブ神話紹介サイト>http://www.toride.com/~digxwa/digxwaFiles/hisf/his_kiev002.htm]]がよく事実を確認せず兄弟神だと書いてしまったのがいつの間にWikipediaなどに広まったのが真相らしいが、詳細は不明。 ---さらにその間違いを多根清史が裏付けも取らずに信じてしまい自身の著書「超クソゲー」にこのことを掲載したのもこの間違いが公に広まった原因となった。 -ちなみにシステムを簡単に説明すると、即死制かつ強制横スクロールの射撃2Dアクション。攻撃/ジャンプ/振り返りの3ボタン式。最大の特徴は「ボス戦以外、チェルノブは強制横スクロールにしたがって走っており、後退することができない」点である。振り返る、立ち止まることはできるが画面端に行くとスクロールに押し出され走り出す。その後退を許さない姿を持ってして男らしいと称することも。 --攻撃は射撃武器と踏みつけで、射撃はアイテムを入手することで何種類かに切り替わり、角度調節も可能。敵を踏みつけて攻撃も可能で、後半面では踏みつけで空中を渡るシーンも。 ---非常にクセの強いシステムではあるが、操作性は良好で練習すればノーコンティニュークリアも不可能ではない。 **移植版 |対応機種|メガドライブ、X68000|~| |発売元|【MD】データイースト&br()【X68】電波新聞社|~| |発売日|【MD】1992年10月16日&br()【X68】1993年1月29日|~| |価格|【MD】7800円&br()【X68】4900円(共に税抜)|~| |ポイント|MD版はアクが抜けた無難な良作|~| **無難(?)な設定に なってしまった… -しかしこりゃ流石にいかんぞと、ようやく反社会的集団に認定されそうなデータイーストも感づいたのかストーリーやキャラデザインを無難なモノに修正したのがメガドライブ版である。 --(メガドライブ版ストーリー)デスタリアンに父が殺され、そしてさらわれた妹を助けるために、科学者であるチェルノブが父が開発したコンバットスーツで戦う(だったら始めからこうしとけ)。 --AC版から大いに世界観が変わったが、怪しげな古代文明のステージやBGMがこれまた素敵なテイストを放っている。 --タイトルも原発関係は削られて『CHELNOV』のみとなっている。(海外版ではアトミックランナーと副題があるが) --エンディングも変更されており、女神像は爆発炎上せず、チェルノブを攻撃してくるヘリが変な形な上に炎上している(恐らくデスタリアンの生き残り)。チェルノブが画面外に逃げた後に死亡音が流れるのは同じ(さらにMD版ではヘルメットが画面内に飛んでくる)だが、この後に後日談が流れる。夢とも現とも取れる内容で、一応は救いがある(最後は受け手次第だが)。 //--エンディングも一応は救いがある。妹は無事に助け出し、二人は異国で安住の地を発見した。 //--最後に「安らかに眠りについた…」とあってチェルノブ死亡説が囁かれているが、その前に普通に会話してたから単に安堵か疲れて休んだだけであろう。第一エンディングで「安住の地を求めて!」と言っておいて、死亡エンドになるのは矛盾しているからである。変な誤解を与えたのは表現不足で残念だが。注意)公式ではなくあくまで個人的な意見なのでコメントオフです。 -しかし相変わらず&bold(){おわってしまった…}である。それ以外にも&bold(){「LET'S GO GO」(MD版ではGOが一つ抜けている)}といった珍妙な言い回しも相変わらずである。さすがデコゲー恐るべし。 -余談だがACではBGMがステージごとに変わらなかったのに対し、MD版は1ステージごとにちゃんとBGMが用意されている。コンテニューは可能だがクレジット制になっている。オプションで回数増やすことが出来る。 //ラストボスがR・TYPEのステージ1のボスに酷似している。 //というかラスボスがドプケラにそっくりなのは、どっちもギーガーに触発されて作ったからじゃないの? **総合評価に LET'S GO GO GO -確かに強制スクロールで、なおかつ妙に浮遊感のあるジャンプは癖のある操作だし人を選ぶかもしれないが、確実に良作ではある。現在パオンからMD版がWiiバーチャルコンソール(600ポイント)で配信されている。 -BGMが妙に印象に残りやすい。 -その後、チェルノブはデータイーストの他作品でも敵キャラとして活躍。『ファイターズヒストリー ~溝口危機一髪!!~』(&bold(){スーパーファミコン})ではなんとラスボスに大出世した。 --溝口編での登場シーンでは「あるときは正義のロウドウシャ あるときは科学のギセイシャ!」と上記のAC版とMD版の設定にかけているセリフを言う。&br()だがその時の背景は無数の「タコギライ」の文字と&bold(){放射能のマーク}。 -余談だがMD版が発売された三ヶ月後に&bold(){例のアーケード版を完全移植した}X68000版を発売している。パソコンゲーと考慮しても危険臭が漂うアーケード版をよく移植出来たものである。 --ちなみにX68k版の開発はマイコンソフト、発売元は電波新聞社。

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