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*所さんのまもるもせめるも
【ところさんのまもるもせめるも】
|ジャンル|アクション|&amazon(B000068HS4)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|EPIC・ソニーレコード|~|
|発売日|1987年6月27日|~|
|定価|4900円|~|
|分類|''クソゲー判定''|~|
**概要
所ジョージが企画・構想・キャラクターデザイン・BGMを手がけているというゲーム。
クソゲーというより怪作、電波ゲーの雰囲気を漂わせているその内容は…
**ストーリー
-一言で説明すると都内にいたところ娘さんのテレパシーを感じた所さんが、娘さんのいる所沢に向けて都内を駆け抜けるというもの。
-敵が所さんに襲い掛かる理由とかラスボスの狙いとか、その辺の背景は全然説明されない。
**特徴
-システム
--時間制限制の横スクロールアクション。
--水鉄砲が武器なのだがゲージがあり、打つごとにゲージが無くなり威力も飛距離も弱くなる(一応アイテムで補充可能)。ゲージがゼロになっても敵は撃てるが、ほとんど弾は飛ばないも同然。ほぼ真下に落ちるようになるので、ジャンプして敵の真上で撃つというプレイを要求される。
--ゲームの難易度は高い。ライフ回復アイテム、水鉄砲ゲージ回復アイテムは存在するが、地上エリアに存在するものは全て隠しアイテムであり、特定の場所で水鉄砲を撃たないと出現しない仕様になっているからである。
-敵
--敵キャラはラスボス他、ザコ敵はさほど強くない。が、出てくるものは''風邪マスクをした豚、目がイッちゃった二足歩行の水色の犬、唇が付いたピンクの球体、ピンク色の長靴''といったもので、まともな敵はほとんどいないと言っていい。
--しかし前半のボスの「ピント」は''一定時間ごとに問答無用でダメージを与えるフラッシュを放つ''など、理不尽に強い。
--ラストステージには「旧日本軍」がいる。
--ちなみに襲ってくる敵キャラの多くは当時の「所さんのスタッフ」らしい。
-マップ
--東京23区(登場しない区もある)、西武線沿線の自治体、所沢、そしてラストステージは所御殿。
--ボスを倒してもその先の扉のどれかから行けるステージには分岐があり、さらに''ランダムなので、なかなか先に進めず何度も同じ面を攻略する羽目になる場合も多い。運が悪いと23区ステージの最後の面からスタート面に戻される事もある。''完全に運次第でプレイヤーの技量ではどうにもならない。
--東京23区ステージの中には高速エリアや地下エリアに行けるルートもあるが、はっきりいって行き方が分かりにくい。
--保谷(現:西東京市)以降はいきなり雰囲気がド田舎になる。''背景の建築物は何故か寺だけ''で、マップ上の所々に工事用のポールが立っているというもの。ちなみにここ以降は一本道。
-ゲームオーバー
--残機はなく、死ぬとゲームオーバー。欧陽菲菲の「Love is over」が流れる画面に表示されるのは
GAMEOVER...
かなしい けれど
おわりに しよう
きりが ないから
GAMEOVER...
オーヤン カフェ
--コンティニューは3回まで。しかしある隠しアイテムで無制限にすることができる。
-BGM
--所ジョージ作曲との触れ込みだが、はっきりいってその多くが電波にしか聴こえない(所さん作曲のソングは名曲が多いはずなのだが)。
--また所御殿ステージは沖縄民謡風と、今までのハイテンポなBGMとのギャップが激しい。
-エンディング
--ラスボスはどう見ても所さんの奥さん。
--エンディングはファミコンでも珍しいトラウマEDとして有名。
--なぜかゲームオーバーと同じ「Love is over」が流れる中、娘さんとの対面を喜ぶ所さん。
ところが・・
--いきなり凶悪な姿で所さんを襲う娘さん
つづく・・かもね・・
**余談
-エンディングで「つづく・・かもね・・」と言ったわりには本作の続編は未だに出ていない。
-所ジョージは本作以外にも「ToKoRo'sマージャン」や「所さんの大富豪」などでゲームに携わっているが、本作以外はどれもマイナーである。というより本作の評判が独り歩きしている節がある。
-発売元のエピックソニーは、同社が所属する芸能人を題材にしたゲームを出した作品として、本作以外にも「[[田代まさしのプリンセスがいっぱい]]」「TM NETWORK LIVE IN POWERBOWL」を出している。
--また、あの「[[ドラゴンズレア]]」をファミコンで出したのもここ。
-双葉社から「所さんのまもるもせめるも ~アクアク大冒険~」というゲームブックが出ている。この本の内容も所さんが手がけている。
--こちらはファミコン版とはまた違ったストーリーが展開され、ゲームブックとしてもなかなか面白い。こちらをゲーム化すれば良かったのに。
*所さんのまもるもせめるも
【ところさんのまもるもせめるも】
|ジャンル|アクション|&amazon(B000068HS4)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|EPIC・ソニーレコード|~|
|発売日|1987年6月27日|~|
|定価|4900円|~|
|分類|''クソゲー判定''|~|
|ポイント|理不尽ワープの運ゲー&br()電波グラフィック・BGM&br()トラウマED|~|
**概要
所ジョージが企画・構想・キャラクターデザイン・BGMを手がけているというゲーム。
クソゲーというより怪作、電波ゲーの雰囲気を漂わせているその内容は…
**ストーリー
-一言で説明すると都内にいたところ娘さんのテレパシーを感じた所さんが、娘さんのいる所沢に向けて都内を駆け抜けるというもの。
-敵が所さんに襲い掛かる理由とかラスボスの狙いとか、その辺の背景は全然説明されない。
**特徴
-システム
--時間制限制の横スクロールアクション。
--水鉄砲が武器なのだがゲージがあり、打つごとにゲージが無くなり威力も飛距離も弱くなる(一応アイテムで補充可能)。ゲージがゼロになっても敵は撃てるが、ほとんど弾は飛ばないも同然。ほぼ真下に落ちるようになるので、ジャンプして敵の真上で撃つというプレイを要求される。
--ゲームの難易度は高い。ライフ回復アイテム、水鉄砲ゲージ回復アイテムは存在するが、地上エリアに存在するものは全て隠しアイテムであり、特定の場所で水鉄砲を撃たないと出現しない仕様になっているからである。
-敵
--敵キャラはラスボス他、ザコ敵はさほど強くない。が、出てくるものは''風邪マスクをした豚、目がイッちゃった二足歩行の水色の犬、唇が付いたピンクの球体、ピンク色の長靴''といったもので、まともな敵はほとんどいないと言っていい。
--しかし前半のボスの「ピント」は''一定時間ごとに問答無用でダメージを与えるフラッシュを放つ''など、理不尽に強い。
--ラストステージには「旧日本軍」がいる。
--ちなみに襲ってくる敵キャラの多くは当時の「所さんのスタッフ」らしい。
-マップ
--東京23区(登場しない区もある)、西武線沿線の自治体、所沢、そしてラストステージは所御殿。
--ボスを倒してもその先の扉のどれかから行けるステージには分岐があり、さらに''ランダムなので、なかなか先に進めず何度も同じ面を攻略する羽目になる場合も多い。運が悪いと23区ステージの最後の面からスタート面に戻される事もある。''完全に運次第でプレイヤーの技量ではどうにもならない。
--東京23区ステージの中には高速エリアや地下エリアに行けるルートもあるが、はっきりいって行き方が分かりにくい。
--保谷(現:西東京市)以降はいきなり雰囲気がド田舎になる。''背景の建築物は何故か寺だけ''で、マップ上の所々に工事用のポールが立っているというもの。ちなみにここ以降は一本道。
-ゲームオーバー
--残機はなく、死ぬとゲームオーバー。欧陽菲菲の「Love is over」が流れる画面に表示されるのは
GAMEOVER...
かなしい けれど
おわりに しよう
きりが ないから
GAMEOVER...
オーヤン カフェ
--コンティニューは3回まで。しかしある隠しアイテムで無制限にすることができる。
-BGM
--所ジョージ作曲との触れ込みだが、はっきりいってその多くが電波にしか聴こえない(所さん作曲のソングは名曲が多いはずなのだが)。
--また所御殿ステージは沖縄民謡風と、今までのハイテンポなBGMとのギャップが激しい。
-エンディング
--ラスボスはどう見ても所さんの奥さん。
--エンディングはファミコンでも珍しいトラウマEDとして有名。
--なぜかゲームオーバーと同じ「Love is over」が流れる中、娘さんとの対面を喜ぶ所さん。
ところが・・
--いきなり凶悪な姿で所さんを襲う娘さん
つづく・・かもね・・
**余談
-エンディングで「つづく・・かもね・・」と言ったわりには本作の続編は未だに出ていない。
-所ジョージは本作以外にも「ToKoRo'sマージャン」や「所さんの大富豪」などでゲームに携わっているが、本作以外はどれもマイナーである。というより本作の評判が独り歩きしている節がある。
-発売元のエピックソニーは、同社が所属する芸能人を題材にしたゲームを出した作品として、本作以外にも「[[田代まさしのプリンセスがいっぱい]]」「TM NETWORK LIVE IN POWERBOWL」を出している。
--また、あの「[[ドラゴンズレア]]」をファミコンで出したのもここ。
-双葉社から「所さんのまもるもせめるも ~アクアク大冒険~」というゲームブックが出ている。この本の内容も所さんが手がけている。
--こちらはファミコン版とはまた違ったストーリーが展開され、ゲームブックとしてもなかなか面白い。こちらをゲーム化すれば良かったのに。