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*エルナークの財宝 【えるなーくのざいほう】 |ジャンル|アクション|&image(erunaknozaihou.jpg,width=160,http://www.famicom.biz/all/htmls/6800000067874.html)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|トーワチキ|~| |発売日|1987年08月10日 |~| |定価|5,300円|~| |分類|&bold(){クソゲー判定}|~| |ポイント|弱い自機と多量の敵&br()理不尽な謎解き&br()システム解説を平然と誤記&br()新機軸の持て余し|~| **概要 謎解き要素がある見下ろし型のアクションゲーム。プレイヤーはナイフ等の武器で敵を倒しながら、消息を絶った友人と財宝を追う。アイテムによって可変する性格ゲージというものが存在し、ゲージの割合によってプレイヤーは「ライト」か「ダーク」どちらかの性格を帯びる。&br()Aボタンで攻撃し、Bボタンでステージ中のオブジェに「聖なる石」をかざし、オブジェに封じられたヒントを探し当てるという変わったシステムを持つ。 **レビュー 理不尽な難易度と、説明書に平然とウソの記述、という2ヒットコンボで数多くのゲーマーを沈めてきた、第2作にして早くもトーワチキ流ゲームデザインの集大成と呼べる作品。発売から13年後の2000年になるまで確固たるクリア情報が世に出なかった、という事実に愕然とする。&br()笑いどころが殆どないという点では、処女作「[[伯爵令嬢誘拐事件>シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件]]」よりもさらに悪化していると言えるかもしれない。 ゲームそのものからして、安っぽいグラフィックに動きの遅いプレイヤー、シビアな当たり判定、やたら速い敵弾、ほぼ無限わきの上パターン性の薄い敵(画面端のどこから出現するか、くらいしか法則がない)…と、やる気を殺ぐようなバランスどりであり、それに以下のような謎解きも加わるスキのない布陣を誇る。 1面からして無限ループ構成であり、初プレーではただ延々と川沿いを歩きながら激しい敵の攻撃をかわすゲームかと思ってしまう。解法は行き止まりになっている絶壁の、ある部分で十字キーの上をしばらく押し続ける、というもの。一応ヒントメッセージを見る機能がついているが、この面は石ころと木ばかりでどこにヒントがあるかも分からず、そのヒントは ミセカケニ ダマサレテハイケマセン ミチハ カナラズ ツヅイテイマス である。このヒントでは普通は「ループしているように見えて実は進んでいるっていうこと?」と考えても仕方がない。どの面も万事この調子である。 13年間クリアを阻んできた最大の謎は最終面にある。ラスボス(正確にはその一つ手前のボス)はライト属性が100%でないと倒せないのだが、その前にダーク属性100%でないと進めない所がある。その後に出てくるアイテムをどう集めてもライト100%には到達しないために、クリア不可能と言われていたのだった。 驚くべきその攻略法は、「性格ゲージがちょうど真ん中ならダーク、ライト双方の扉を通過できる」であった。もちろん説明書にもヒントにもそんな記述はない。散々性格システムを前面に押し出しておいて最後に裏切るというズルさには最早平伏するばかりである。 肝心のウソ記述とは、天使の描かれたレリーフみたいなアイテムを取ると属性が8目盛りライトに近づくというもの。ところが実際には12目盛り。プログラムミスの可能性もあるが、「伯爵令嬢」で説明書には「使用しない」と記述した2コンをゲームクリアの鍵にした、という前科があるため、真偽の程は分からない。 ----
*エルナークの財宝 【えるなーくのざいほう】 |ジャンル|アクション|&image(erunaknozaihou.jpg,width=160,http://www.famicom.biz/all/htmls/6800000067874.html)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|トーワチキ|~| |発売日|1987年08月10日 |~| |定価|5,300円|~| |分類|&bold(){クソゲー判定}|~| |ポイント|弱い自機と多量の敵&br()理不尽な謎解き&br()システム解説を平然と誤記&br()新機軸の持て余し|~| **概要 謎解き要素がある見下ろし型のアクションゲーム。プレイヤーはナイフ等の武器で敵を倒しながら、消息を絶った友人と財宝を追う。アイテムによって可変する性格ゲージというものが存在し、ゲージの割合によってプレイヤーは「ライト」か「ダーク」どちらかの性格を帯びる。&br()Aボタンで攻撃し、Bボタンでステージ中のオブジェに「聖なる石」をかざし、オブジェに封じられたヒントを探し当てるという変わったシステムを持つ。 **レビュー 理不尽な難易度と、説明書に平然とウソの記述、という2ヒットコンボで数多くのゲーマーを沈めてきた、第2作にして早くもトーワチキ流ゲームデザインの集大成と呼べる作品。発売から13年後の2000年になるまで確固たるクリア情報が世に出なかった、という事実に愕然とする。&br()笑いどころが殆どないという点では、処女作「[[伯爵令嬢誘拐事件>シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件]]」よりもさらに悪化していると言えるかもしれない。 ゲームそのものからして、安っぽいグラフィックに動きの遅いプレイヤー、シビアな当たり判定、やたら速い敵弾、ほぼ無限わきの上パターン性の薄い敵(画面端のどこから出現するか、くらいしか法則がない)…と、やる気を殺ぐようなバランスどりであり、それに以下のような謎解きも加わるスキのない布陣を誇る。 1面からして無限ループ構成であり、初プレーではただ延々と川沿いを歩きながら激しい敵の攻撃をかわすゲームかと思ってしまう。解法は行き止まりになっている絶壁の、ある部分で十字キーの上をしばらく押し続ける、というもの。一応ヒントメッセージを見る機能がついているが、この面は石ころと木ばかりでどこにヒントがあるかも分からず、そのヒントは ミセカケニ ダマサレテハイケマセン ミチハ カナラズ ツヅイテイマス である。このヒントでは普通は「ループしているように見えて実は進んでいるっていうこと?」と考えても仕方がない。どの面も万事この調子である。 13年間クリアを阻んできた最大の謎は最終面にある。ラスボス(正確にはその一つ手前のボス)はライト属性が100%でないと倒せないのだが、その前にダーク属性100%でないと進めない所がある。その後に出てくるアイテムをどう集めてもライト100%には到達しないために、クリア不可能と言われていたのだった。 驚くべきその攻略法は、「性格ゲージがちょうど真ん中ならダーク、ライト双方の扉を通過できる」であった。もちろん説明書にもヒントにもそんな記述はない。散々性格システムを前面に押し出しておいて最後に裏切るというズルさには最早平伏するばかりである。 肝心のウソ記述とは、天使の描かれたレリーフみたいなアイテムを取ると属性が8目盛りライトに近づくというもの。ところが実際には12目盛り。プログラムミスの可能性もあるが、「伯爵令嬢」で説明書には「使用しない」と記述した2コンをゲームクリアの鍵にした、という前科があるため、真偽の程は分からない。 『[[未来神話ジャーヴァス]]』と同じスタッフが作っていたのでは、という説が一時2chのエルナークスレ及びジャーヴァススレを騒がせていた。 ----

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