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*ファイトフィーバー 【ふぁいとふぃーばー】 |ジャンル|対戦格闘|~| |対応機種|アーケード(MVS/業務用ネオジオ)|~| |販売・開発元|ビッコム|~| |稼動開始日|1994年|~| |分類|&bold(){バカゲー判定}&br()致命的なバグはないためクソゲーとはいえない|~| |ポイント|勝利セリフの誤植は有名|~| **まったくテコンドーたならんわ! *概要 -餓狼伝説のヒット以来、立て続けに対戦格闘をリリースし続けた(業務用)ネオジオを舞台に突如登場した一作。当時のNG格ゲーといえばSNK作品群がメインであり、それ以外のメーカーから発売されたの珍しく異端の目で見られる事になる。しかし、韓国からやってきたそのゲームの出来は、あまりにも悲惨であり…。 -ちなみに現地版のタイトルは『王中王』。 *問題点 -同時期にリリースされたNG格ゲーといえば『龍虎の拳2』や『ザ・キング・オブ・ファイターズ'94』などがあるが、それらと比べるとあまりにも外見がしょぼく、見るからにして香ばしいオーラを漂わせていた。 --例にあげた龍虎2やKOF94は、SNKという当時の格闘ゲーム業界では(それこそ世界的にみても)トップクラスのノウハウを持った企業が、本腰を入れて作りこんだゲームである、ということは忘れてはならない。よって、おそらく大したノウハウを持っていなかった本ゲーム製作陣の事情を鑑みるに、比較対象としていきなりそれらを挙げるのは酷といえば酷かもしれない。……とはいえ(少なくとも日本の)ユーザーにとってそんな事情など関係ないのは当然だが。 -ゲームバランスはもちろん操作性も劣悪レベルであり、まともにキャラを動かす事すら困難。その割に敵の強さが尋常ではなく、無駄に苦戦しやすい。 -対戦ツールとしての実用性は言わずとも知れているが、突っ込みながらプレイすると意外な楽しみ方ができる…かも。 *突っ込みどころ -100メガショックと謳っているが、実際の使用容量は100メガ未満。 -登場キャラはラスボスを除き、9人が全員テコンドー使いらしいが、まともにテコンドーな外見のキャラは2人しかおらず、それ以外のキャラはどう見てもテコンドーとかけ離れている容姿である。 --飛び道具、ヒップアタック、引っ掻き、手を伸ばす、など、一体どの辺がテコンドーなのかわからない技が大半を占める。 ---というか、全キャラが飛び道具を持っている。テコ……ンドー……!? --ラスボスの''「空手健児」''は名前通りテコンドー使いではないが、これも空手とは程遠い技を連発してくる上に、まるで怪しい宗教家のような容姿。 ---そのあまりのぶっ壊れた性能、''どう見てもフロントスープレックスにしか見えない''『ウルトラバックドロップ』、いきなり筋肉ムキムキになって突っ込んでくる技などのインパクト故に一部のファン(?)からは『先生』などの愛称で親しまれているとかいないとか…。 //ウルトラバックドロップは通称じゃなくて実際に技名叫んでるので修正。 -本作では、必殺技は''「必勝技」''と表記されている。 -必勝技を出すと、画面端に必勝技の名前が表示される演出がある。しかも全員漢字表記である…バスケットマンだろうがジェイソンマスクだろうが、誰でも。 -効果音がもろに龍虎の拳の丸写しである。暫烈拳を当てたときの「スコーン!」も一緒。 --しょぼい外見とは裏腹に、BGMは普通にかっこいいのだが、これもすごい龍虎臭がする。 --本作はれっきとしたSNK公認作で開発に協力しており、その際にSNKの対戦格闘ゲームの効果音集を提供しているため、実際はちゃんと許可を受けて使っている。 -どのキャラでクリアしてもエンディングは共通。各キャラの試合終了その後を映したであろう絵がフィルム調に流れ、同時にスタッフロールも表示される。 --しかしスタッフロールは''全部ハングル''。 -日本語表記のつづりがどことなく変。しかも時々文字がバグる。 --勝利メッセージでは''「ガハハハ…全く勝負たならんわ!」「テコンドーをヨーロッパに拡げるまで負けるわけるわけにはいかん!」''と妙な誤字がある。 -声の空耳具合が神レベル。 --主人公と思われるテコンドー使いの必勝技ボイスが''「援交します!」''。 --勝利ボイスは''「ヘタクソー!!」''。 --そんな中、ラスボスの空手健児の声は龍虎の拳のリョウ・サカザキでお馴染みの臼井雅基氏である。 *その他 -家庭用NG及び同CDも含め、家庭用ゲーム機には移植されていない。 -後にビッコム社は次回作として『極超豪拳』を開発し、日本国内でも1996年のAOUショーに出展されていたが、ゲーム自体はマスターアップしていたにも関わらず残念ながら発売中止となる。しかし、MVS版こそお蔵入りになったものの、韓国では末期の市場だった3DOに移植されている。 -『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズの登場キャラ「ジョン・フーン」のモデルは本作の登場キャラの一人「キム・フーン」である。また「満月斬」「排気撃」といった技名もラスボスの空手健児からとったものだが、技としては全くの別物。また、『KOF2000』にてジョンのアナザーストライカーとして本作の主人公と思われる「ハン・ベダル」をモデルとした「カン・ベダル」が登場している。
*ファイトフィーバー 【ふぁいとふぃーばー】 |ジャンル|対戦格闘|~| |対応機種|アーケード(MVS/業務用ネオジオ)|~| |販売・開発元|ビッコム|~| |稼動開始日|1994年|~| |分類|&bold(){バカゲー判定}&br()致命的なバグはないためクソゲーとはいえない|~| |ポイント|勝利セリフの誤植は有名|~| **まったくテコンドーたならんわ! *概要 -餓狼伝説のヒット以来、立て続けに対戦格闘をリリースし続けた(業務用)ネオジオを舞台に突如登場した一作。当時のNG格ゲーといえばSNK作品群がメインであり、それ以外のメーカーから発売されたの珍しく異端の目で見られる事になる。しかし、韓国からやってきたそのゲームの出来は、あまりにも悲惨であり…。 -ちなみに現地版のタイトルは『王中王』。 *問題点 -同時期にリリースされたNG格ゲーといえば『龍虎の拳2』や『ザ・キング・オブ・ファイターズ'94』などがあるが、それらと比べるとあまりにも外見がしょぼく、見るからにして香ばしいオーラを漂わせていた。 --例にあげた龍虎2やKOF94は、SNKという当時の格闘ゲーム業界では(それこそ世界的にみても)トップクラスのノウハウを持った企業が、本腰を入れて作りこんだゲームである、ということは忘れてはならない。よって、おそらく大したノウハウを持っていなかった本ゲーム製作陣の事情を鑑みるに、比較対象としていきなりそれらを挙げるのは酷といえば酷かもしれない。……とはいえ(少なくとも日本の)ユーザーにとってそんな事情など関係ないのは当然だが。 -ゲームバランスはもちろん操作性も劣悪レベルであり、まともにキャラを動かす事すら困難。その割に敵の強さが尋常ではなく、無駄に苦戦しやすい。 -対戦ツールとしての実用性は言わずとも知れているが、突っ込みながらプレイすると意外な楽しみ方ができる…かも。 *突っ込みどころ -100メガショックと謳っているが、実際の使用容量は100メガ未満。 -登場キャラはラスボスを除き、9人が全員テコンドー使いらしいが、まともにテコンドーな外見のキャラは2人しかおらず、それ以外のキャラはどう見てもテコンドーとかけ離れている容姿である。 --飛び道具、ヒップアタック、引っ掻き、手を伸ばす、など、一体どの辺がテコンドーなのかわからない技が大半を占める。 ---というか、全キャラが飛び道具を持っている。テコ……ンドー……!? --ラスボスの''「空手健児」''は名前通りテコンドー使いではないが、これも空手とは程遠い技を連発してくる上に、まるで怪しい宗教家のような容姿。 ---そのあまりのぶっ壊れた性能、''どう見てもフロントスープレックスにしか見えない''『ウルトラバックドロップ』、[[いきなり筋肉ムキムキになって>突然! マッチョマン]]突っ込んでくる技などのインパクト故に一部のファン(?)からは『先生』などの愛称で親しまれているとかいないとか…。 //ウルトラバックドロップは通称じゃなくて実際に技名叫んでるので修正。 -本作では、必殺技は''「必勝技」''と表記されている。 -必勝技を出すと、画面端に必勝技の名前が表示される演出がある。しかも全員漢字表記である…バスケットマンだろうがジェイソンマスクだろうが、誰でも。 -効果音がもろに龍虎の拳の丸写しである。暫烈拳を当てたときの「スコーン!」も一緒。 --しょぼい外見とは裏腹に、BGMは普通にかっこいいのだが、これもすごい龍虎臭がする。 --本作はれっきとしたSNK公認作で開発に協力しており、その際にSNKの対戦格闘ゲームの効果音集を提供しているため、実際はちゃんと許可を受けて使っている。 -どのキャラでクリアしてもエンディングは共通。各キャラの試合終了その後を映したであろう絵がフィルム調に流れ、同時にスタッフロールも表示される。 --しかしスタッフロールは''全部ハングル''。 -日本語表記のつづりがどことなく変。しかも時々文字がバグる。 --勝利メッセージでは''「ガハハハ…全く勝負たならんわ!」「テコンドーをヨーロッパに拡げるまで負けるわけるわけにはいかん!」''と妙な誤字がある。 -声の空耳具合が神レベル。 --主人公と思われるテコンドー使いの必勝技ボイスが''「援交します!」''。 --勝利ボイスは''「ヘタクソー!!」''。 --そんな中、ラスボスの空手健児の声は龍虎の拳のリョウ・サカザキでお馴染みの臼井雅基氏である。 *その他 -家庭用NG及び同CDも含め、家庭用ゲーム機には移植されていない。 -後にビッコム社は次回作として『極超豪拳』を開発し、日本国内でも1996年のAOUショーに出展されていたが、ゲーム自体はマスターアップしていたにも関わらず残念ながら発売中止となる。しかし、MVS版こそお蔵入りになったものの、韓国では末期の市場だった3DOに移植されている。 -『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズの登場キャラ「ジョン・フーン」のモデルは本作の登場キャラの一人「キム・フーン」である。また「満月斬」「排気撃」といった技名もラスボスの空手健児からとったものだが、技としては全くの別物。また、『KOF2000』にてジョンのアナザーストライカーとして本作の主人公と思われる「ハン・ベダル」をモデルとした「カン・ベダル」が登場している。

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