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*レリクス 暗黒要塞
【れりくす あんこくようさい】
|ジャンル|アクション|&image(RELICS.png,width=150)[[gooゲームで買う>http://game.goo.ne.jp/retro/title/RGMEGGEBOT0028/index.html]]|
|対応機種|ファミリーコンピュータ ディスクシステム|~|
|発売元|ボーステック|~|
|発売日|1987年4月10日|~|
|分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|劣化移植を突き抜ける出来&br()「''おまちください''」のロード地獄&br()操作性悪すぎ|~|
**概要
-PC98でヒットしたアクションアドベンチャーゲームの移植。主人公は「魂」で、倒した敵の体を乗っ取って進む、という当時としては斬新なコンセプトを持った作品であった。FCD版は憑依するシステムは原作そのままだが、あとはほぼ別物と思っていい。
-ディスクシステム版は、ありえないぐらいの''おまちください''というローディング地獄。ちなみに、クイックディスク(ファミコンディスクシステムに採用された規格)はランダムアクセス(シーク)が出来ないので、必要なデータを取り出すのにディスクを毎回最初から最後まで読まなければならず、''ローディングは常に8秒かかる仕様''である。
--スタート直後、上の階層へハシゴを上っていくと「おまちください」。
--通路でたむろする兵士の前で「おまちください」。
--イモムシやコウモリ、ミイラなどのザコ敵の出現前に「おまちください」。
--上下で画面切り替えのあるとき、ジャンプして「おまちください」。そのまま落下して「おまちください」。
--ボスの棲息エリアに突入する時も「おまちください」。
--そして本作最大の特徴である、敵戦士の身体に乗り移る場面ではもちろん「おまちください」。
-このようなローディングが多すぎるため、「一画面分歩くのに約6~7秒」、「梯子を上りきるのに約6秒」、「画面スクロール時に必ず一瞬立ち止まる」などゲームのテンポは最悪。ディスクシステムの仕様を考えないダメプログラミングのせいで、どうしようもない作品に成り果ててしまった。
-他にも、
--ジャンプは常にためらっているようにのっそり。
--スタミナ回復アイテムは12ゲージ中1ゲージしか回復しない。(比較的少ない)
--''「Aめんを せっとしてください」「Bめんを せっとしてください」も頻繁にある。''少しは努力してよ…。
--「DATT」
-など、当時のアクションゲームと比較しても、微妙な点がチラホラ。
--レリクスはオリジナルのPC98版を除いてどの移植版も散々な評価であり、FC版がこの惨状なのも宜なる哉である。
--同じディスクシステムのメトロイドとはえらい違いである。
**その後の展開
-その後、Windowsにてオリジナル版をクォータービュー型アクションロールプレイングゲームでリメイクした作品である『RELICS -The recur of "ORIGIN"-』(1999年発売)及びその続編である『RELICS -The 2nd Birth-』(2001年発売)が発売された。
--Xboxにてフルポリゴン化したレリクスの開発もすすめられていたが、残念ながら開発中止となってしまった。
--2005年に日本ファルコムとソフトバンクBB から『RINNE』というクォータービュー型アクションロールプレイングゲームが発売されているが、商品タイトルにトレードマークのRELICSが無いものの、事実上、これは『RELICS -The recur of "ORIGIN"-』から連なるシリーズの続編である((世界観やシステム・キャラクターデザインが酷似しており、またプログラムのファイル名にもRELICSの記述がある。))。
-ProjectEGGではFCDに忠実な移植版が[[配信>http://www.amusement-center.com/project/egg/cgi/ecatalog-detail.cgi?contcode=7&product_id=814]]されており、これらではロード時間やタイミングは改善している。
--また、プロジェクトEGGからダウンロード販売(要会員登録、有料)されている本作もロード時間及びディスク面入れ替えはない。
**余談
-CS番組「ゲームセンターCX」で有野が退院後((2008年5月30日、肺膿瘍の治療で休養することを所属事務所が有野が入院した事を明らかにして退院後、初のゲームセンターCXでの挑戦は「退院したとは言え長時間ゲームの挑戦は過酷」な為、その時はリハビリモード)の日))の放送で、「次は何を挑戦するか」というおまけコーナーがやり、その時に元ADの中山がこのゲームを「クソゲー、操作が悪い とはいえ、紹介はしたい」とコメントであった。
--スタッフによると、当の中山が(次の挑戦の)候補にあげた記憶は無いのだが、勝手に次に何の挑戦をするかの表に入ってた とのこと。
--今となっては中山はADをやめており、このゲームにもまだ有野は挑戦をしていない。
#region(動画)
&nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm241270)
プレイ動画その1。スクロールすらしてないのに「おまちください」の連発。
&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=wGf8DevKMC0)
&br() これはエミュレーションもの。劇的に向上している。
#endregion
*レリクス 暗黒要塞
【れりくす あんこくようさい】
|ジャンル|アクション|&image(RELICS.png,width=150)[[gooゲームで買う>http://game.goo.ne.jp/retro/title/RGMEGGEBOT0028/index.html]]|
|対応機種|ファミリーコンピュータ ディスクシステム|~|
|発売元|ボーステック|~|
|発売日|1987年4月10日|~|
|分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|劣化移植を突き抜ける出来&br()「''おまちください''」のロード地獄&br()操作性悪すぎ|~|
**概要
-PC98でヒットしたアクションアドベンチャーゲームの移植。主人公は「魂」で、倒した敵の体を乗っ取って進む、という当時としては斬新なコンセプトを持った作品であった。FCD版は憑依するシステムは原作そのままだが、あとはほぼ別物と思っていい。
-ディスクシステム版は、ありえないぐらいの''おまちください''というローディング地獄。ちなみに、クイックディスク(ファミコンディスクシステムに採用された規格)はランダムアクセス(シーク)が出来ないので、必要なデータを取り出すのにディスクを毎回最初から最後まで読まなければならず、''ローディングは常に8秒かかる仕様''である。
--スタート直後、上の階層へハシゴを上っていくと「おまちください」。
--通路でたむろする兵士の前で「おまちください」。
--イモムシやコウモリ、ミイラなどのザコ敵の出現前に「おまちください」。
--上下で画面切り替えのあるとき、ジャンプして「おまちください」。そのまま落下して「おまちください」。
--ボスの棲息エリアに突入する時も「おまちください」。
--そして本作最大の特徴である、敵戦士の身体に乗り移る場面ではもちろん「おまちください」。
-このようなローディングが多すぎるため、「一画面分歩くのに約6~7秒」、「梯子を上りきるのに約6秒」、「画面スクロール時に必ず一瞬立ち止まる」などゲームのテンポは最悪。ディスクシステムの仕様を考えないダメプログラミングのせいで、どうしようもない作品に成り果ててしまった。
-他にも、
--ジャンプは常にためらっているようにのっそり。
--スタミナ回復アイテムは12ゲージ中1ゲージしか回復しない。(比較的少ない)
--''「Aめんを せっとしてください」「Bめんを せっとしてください」も頻繁にある。''少しは努力してよ…。
--「DATT」
-など、当時のアクションゲームと比較しても、微妙な点がチラホラ。
--レリクスはオリジナルのPC98版を除いてどの移植版も散々な評価であり、FC版がこの惨状なのも宜なる哉である。
--同じディスクシステムのメトロイドとはえらい違いである。
**その後の展開
-その後、Windowsにてオリジナル版をクォータービュー型アクションロールプレイングゲームでリメイクした作品である『RELICS -The recur of "ORIGIN"-』(1999年発売)及びその続編である『RELICS -The 2nd Birth-』(2001年発売)が発売された。
--Xboxにてフルポリゴン化したレリクスの開発もすすめられていたが、残念ながら開発中止となってしまった。
--2005年に日本ファルコムとソフトバンクBB から『RINNE』というクォータービュー型アクションロールプレイングゲームが発売されているが、商品タイトルにトレードマークのRELICSが無いものの、事実上、これは『RELICS -The recur of "ORIGIN"-』から連なるシリーズの続編である((世界観やシステム・キャラクターデザインが酷似しており、またプログラムのファイル名にもRELICSの記述がある。))。
-ProjectEGGではFCDに忠実な移植版が[[配信>http://www.amusement-center.com/project/egg/cgi/ecatalog-detail.cgi?contcode=7&product_id=814]]されており、これらではロード時間やタイミングは改善している。
--また、プロジェクトEGGからダウンロード販売(要会員登録、有料)されている本作もロード時間及びディスク面入れ替えはない。
**余談
-CS番組「ゲームセンターCX」で有野が退院後((2008年5月30日、肺膿瘍の治療で休養することを所属事務所が有野が入院した事を明らかにして退院後、初のゲームセンターCXでの挑戦は「退院したとは言え長時間ゲームの挑戦は過酷」な為、その時はリハビリモード)の日。))の放送で「次は何を挑戦するか」というおまけコーナーがあり、その時に元ADの中山がこのゲームに対して「クソゲー・操作が悪い・''紹介はしたい''」と散々なコメントを残した。
--スタッフによると、当の中山が(次の挑戦の)候補にあげた記憶は無いのだが、勝手に次に何の挑戦をするかの表に入ってた とのこと。
--ちなみに、最終的に次の挑戦に選ばれたのが[[コレ>暴れん坊天狗]]である。
--今となっては中山はADをやめており、このゲームにもまだ有野は挑戦をしていない。
#region(動画)
&nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm241270)
プレイ動画その1。スクロールすらしてないのに「おまちください」の連発。
&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=wGf8DevKMC0)
&br() これはエミュレーションもの。劇的に向上している。
#endregion