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*サンダースピリッツ  【さんだーすぴりっつ】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|スーパーファミコン|~| |発売元|東芝EMI|~| |開発元|テクノソフト|~| |発売日|1991年12月31日|~| |分類|''劣化移植判定''|~| |ポイント|BGMバベバブー|~| **概要 100年にわたるオーン帝国との戦いで衰退した銀河連邦は、状況を打破するためにオーン帝星の攻略を図る。オーン帝星は5つの惑星に点在する亜空間転移システムと無人防衛システム(ケルベロス)に守られており、連邦は総力をあげ高機動戦闘機「STYX」を開発した。その「STYX」ステュクスがオーン帝国に立ち向かう、という設定の横スクロールSTG。 十字キー、3ボタン(ショット、武器切り替え、移動速度切り替え)でプレイ。全8面。 本作は1990年に業務用で稼働した「サンダーフォースAC」のSFC移植版である。客付が特にいいわけでもなかった本作をなぜ移植したのかその事由はイマイチ不明。 本作の出来の悪さを決定づけているのはSFC音源を差し引いてもヘボいBGMと簡単に処理落ちしてしまう事である。新曲の評価はそこそこなのだが、「バベバブー」と形容されるBGMの崩壊ぶりは、元ネタであるメガドライブ「サンダーフォースIII」の流麗なメロディラインが台無しになってしまっている。 また、ボスを倒したときの効果音が「ボボボボ」と異様に濁っていたりアイテムを取った時の音声までこもっている。 さらに、画面に敵が全くいなくても、ランサー(自機から上下方向にミサイル発射)を使うと必ず処理落ちするためゲームスピードがかなり落ちる。 6面の大型戦艦「ケルベロス」がオリジナルの戦艦に差し替えられている。また、戦艦を破壊した後、隕石群を避けた後、オリジナルのボスと戦う展開となる。オリジナルボスの出来は悪くはないが、隕石群シーンが妙に冗長で、ボスまでアイテムも一切出現しないので、バランス面という意味では疑問が残る。8面は有機物の体内のようなR-TYPE風のシーンに切り替わる。雰囲気、オリジナルのボスは悪くない。 オリジナル要素に加え、多重スクロール、ラスタースクロールもそれなりに頑張って移植した意欲はうかがえるが、上述のBGMの出来の悪さと処理落ちによる完成度の低さで当時のシリーズファンからは悪評を得てしまい、AC、スピリッツ共に、黒歴史扱いされるハメになる。尤も、目立ったところもないが特にゲームとして出来の悪い部分もないACと本作を同一視しようとするのもどうかと思うのだが。 皮肉にも[[ファンの心を2度ブロークンした続編>THUNDER FORCE VI]]が発売されてからはオリジナリティの良さなどから再評価されている。
*サンダースピリッツ  【さんだーすぴりっつ】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|スーパーファミコン|~| |発売元|東芝EMI|~| |開発元|テクノソフト|~| |発売日|1991年12月31日|~| |分類|''劣化移植判定''|~| |ポイント|BGMバベバブー|~| **概要 100年にわたるオーン帝国との戦いで衰退した銀河連邦は、状況を打破するためにオーン帝星の攻略を図る。オーン帝星は5つの惑星に点在する亜空間転移システムと無人防衛システム(ケルベロス)に守られており、連邦は総力をあげ高機動戦闘機「STYX」を開発した。その「STYX」ステュクスがオーン帝国に立ち向かう、という設定の横スクロールSTG。 十字キー、3ボタン(ショット、武器切り替え、移動速度切り替え)でプレイ。全8面。 本作は1990年に業務用で稼働した「サンダーフォースAC」のSFC移植版である。客付が特にいいわけでもなかった本作をなぜ移植したのかその事由はイマイチ不明。 本作の出来の悪さを決定づけているのはSFC音源を差し引いてもヘボいBGMと簡単に処理落ちしてしまう事である。新曲の評価はそこそこなのだが、「バベバブー」と形容されるBGMの崩壊ぶりは、元ネタであるメガドライブ「サンダーフォースIII」の流麗なメロディラインが台無しになってしまっている。 また、ボスを倒したときの効果音が「ボボボボ」と異様に濁っていたりアイテムを取った時の音声までこもっている。 さらに、画面に敵が全くいなくても、ファイアー(自機から上下方向にミサイル発射)を使うと必ず処理落ちするためゲームスピードがかなり落ちる。 6面の大型戦艦「ケルベロス」がオリジナルの戦艦に差し替えられている。また、戦艦を破壊した後、隕石群を避けた後、オリジナルのボスと戦う展開となる。オリジナルボスの出来は悪くはないが、隕石群シーンが妙に冗長で、ボスまでアイテムも一切出現しないので、バランス面という意味では疑問が残る。8面は有機物の体内のようなR-TYPE風のシーンに切り替わる。雰囲気、オリジナルのボスは悪くない。 オリジナル要素に加え、多重スクロール、ラスタースクロールもそれなりに頑張って移植した意欲はうかがえるが、上述のBGMの出来の悪さと処理落ちによる完成度の低さで当時のシリーズファンからは悪評を得てしまい、AC、スピリッツ共に、黒歴史扱いされるハメになる。尤も、目立ったところもないが特にゲームとして出来の悪い部分もないACと本作を同一視しようとするのもどうかと思うのだが。 皮肉にも[[ファンの心を2度ブロークンした続編>THUNDER FORCE VI]]が発売されてからはオリジナリティの良さなどから再評価されている。

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