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*クロスソード 【くろすそーど】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|アーケード(MVS)|~| |販売・開発元|アルファ電子|~| |稼働開始日|1991年|~| |分類|''ゲームバランスが不安定''|~| |ポイント|避けゲー|~| **概要 ベルカナ地方に突如現れ、魔族の軍団を率いてベルカナ地方を支配しようとする魔人ナウシズに対し、旅の騎士、エドモンドとリチャードが立ち向かうという設定の後方視点のアクションゲーム。全7面。 8方向レバー+2ボタン(通常攻撃、魔法攻撃)で操作。 「パンチアウト!」に似た剣劇アクションである。プレイヤーは画面上にワイヤーフレームで表示される騎士をレバーで左右に操作し、1度に1体づつやってくる敵を倒す。レバーを上方向に入れると上段ガード、下方向に入れると下段ガードとなる。Bボタンで回数制限はあるが持っている武器に応じた魔法が発動する。A+Bボタン同時押しで、体力を消耗するが気闘連斬(連続斬り)、気闘障壁(緊急回避)、気闘弾(飛び道具)といった特殊攻撃が出る。 上述の通りレバー上下で上段と下段に防御できるのだが、敵の攻撃は上下どちらかにランダムで攻撃してくるため、運任せ。プレイヤーから下手に攻撃を仕掛けても超反応で防がれて反撃に遭うことが多い。従って、ゲーム説明に「剣術の基本は避けてから斬る」とある通り、敵の攻撃をかわし、その隙を突いて攻撃するプレイを要求される。 ゲームの難易度は極めて高い。2章までの敵はさほど強くなく、避けてから斬る、強い敵にはボタン同時押しの気闘連斬を使う、といった事を守ればクリア出来る。しかし、3章以降から敵が急激に強くなっていく。特に、3章からちょくちょく登場する「レッドウィング」という漆黒の鎧に赤いマントを羽織った敵は凶悪である。攻撃の出がやたら早く、攻撃力も高いため、1度に2、3回あっという間に斬りつけ、こちらの体力ゲージの半分以上を奪っていく。また敵を足止めする「ミスト」の魔法を使ってもすぐに後方に逃げられ、気闘連斬を使ってもタイミングが良く無い限りこれも途中で後方に逃げられる。 3面からこんな敵が出てくるのに、中盤以降は気闘連斬が一切通用しない敵や、こちらがガード不可能な攻撃を仕掛けてくる敵まで出現する。 --それでも頑張ればプレイを重ねていくことで確実に上達できる度量を兼ね備えているだけ初期のネオジオの作品の中ではまだまともな難易度だった。 グラフィック、BGMは中世ファンタジーの世界観をうまく表現できているだけに、ゲームバランスの調整が今一歩欲しかった作品である。 **余談 初期のネオジオ作品にはとにかく作品のラインナップを増やそうとした余り、調整不足でゲームバランスが不安定な作品も多かった。ゲームシステムや世界観には見るべきものがあり、売れ筋ソフトになる可能性も十分あった惜しい作品も多い。
*クロスソード 【くろすそーど】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|アーケード(MVS)|~| |販売・開発元|アルファ電子|~| |稼働開始日|1991年|~| |分類|''ゲームバランスが不安定''|~| |ポイント|避けゲー|~| **概要 ベルカナ地方に突如現れ、魔族の軍団を率いてベルカナ地方を支配しようとする魔人ナウシズに対し、旅の騎士、エドモンドとリチャードが立ち向かうという設定の後方視点のアクションゲーム。全7面。 8方向レバー+2ボタン(通常攻撃、魔法攻撃)で操作。 「パンチアウト!」に似た剣劇アクションである。プレイヤーは画面上にワイヤーフレームで表示される騎士をレバーで左右に操作し、1度に1体づつやってくる敵を倒す。レバーを上方向に入れると上段ガード、下方向に入れると下段ガードとなる。Bボタンで回数制限はあるが持っている武器に応じた魔法が発動する。A+Bボタン同時押しで、体力を消耗するが気闘連斬(連続斬り)、気闘障壁(緊急回避)、気闘弾(飛び道具)といった特殊攻撃が出る。 上述の通りレバー上下で上段と下段に防御できるのだが、敵の攻撃は上下どちらかにランダムで攻撃してくるため、運任せ。プレイヤーから下手に攻撃を仕掛けても超反応で防がれて反撃に遭うことが多い。従って、ゲーム説明に「剣術の基本は避けてから斬る」とある通り、敵の攻撃をかわし、その隙を突いて攻撃するプレイを要求される。 ゲームの難易度は極めて高い。2章までの敵はさほど強くなく、避けてから斬る、強い敵にはボタン同時押しの気闘連斬を使う、といった事を守ればクリア出来る。しかし、3章以降から敵が急激に強くなっていく。特に、3章からちょくちょく登場する「レッドウィング」という漆黒の鎧に赤いマントを羽織った敵は凶悪である。攻撃の出がやたら早く、攻撃力も高いため、1度に2、3回あっという間に斬りつけ、こちらの体力ゲージの半分以上を奪っていく。また敵を足止めする「ミスト」の魔法を使ってもすぐに後方に逃げられ、気闘連斬を使ってもタイミングが良く無い限りこれも途中で後方に逃げられる。 3面からこんな敵が出てくるのに、中盤以降は気闘連斬が一切通用しない敵や、こちらがガード不可能な攻撃を仕掛けてくる敵まで出現する。 それでも頑張ればプレイを重ねていくことで確実に上達できる度量を兼ね備えているだけ初期のネオジオの作品の中ではまだまともな難易度だった。 グラフィック、BGMは中世ファンタジーの世界観をうまく表現できているだけに、ゲームバランスの調整が今一歩欲しかった作品である。 **余談 初期のネオジオ作品にはとにかく作品のラインナップを増やそうとした余り、調整不足でゲームバランスが不安定な作品も多かった。ゲームシステムや世界観には見るべきものがあり、売れ筋ソフトになる可能性も十分あった惜しい作品も多い。

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