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*ぶたさん
【ぶたさん】
|ジャンル|対戦型アクション|~|
|対応機種|アーケード|~|
|販売元|ジャレコ|~|
|開発元|NMK|~|
|稼働開始日|1987年|~|
|分類|BGCOLOR(MistyRose):''バカゲー''|~|
|ポイント|愛らしい豚の外見を身に纏った仁義なきバトルロイヤル&bold(){豚さん}ゲー|~|
**概要
-可愛らしくデフォルメされた二足歩行の豚達が、一面緑の放牧的な場所を行き交うデモ画面が印象的。
-デモ画面は大きく''ぶたさん''と書かれた文字が踊り、そこを色とりどりの豚達が歩き回ると言う物。
--コインを入れるまでこのゲームの本性は隠されている。
**コイン投入後
-「選ばれた100匹の''ぶた''の王座をめざし、戦火の火''ぶた''が切って落とされた!!のであった...」
--の画面とともに、パンツを履いた豚が赤い豚に向かって爆弾を投げて黒焦げにする画面が表示される。一応この画面はプレイヤーへの基本操作説明でもある。ちなみに上記の「''ぶた''」の部分は文字代わりに、ぶたさんの顔が当てられている。「火蓋」にあたる部分も。
-その後、軽快な音楽とともに審判が現れて笛を吹き、バトルロワイヤル開始。フィールド上には大量の爆弾が設置されており、プレイヤーはパンツを履いた豚を操り、他の豚達をなぎ倒していく。
--爆弾にはでたらめに設定されたカウントがあり誰かが拾うことで赤く光りカウントダウン。赤く光った爆弾は0になるかプレイヤーを含むいずれかの豚に命中すると爆発を起こす。投げつけられた場合は伏せることで避けられることもある。
--豚には色毎にAIや性能が異なる。各ステージ開始時にはその豚の大雑把な特徴が説明されるのだが、豚毎に異なるアクションを取る。
---爆弾を伏せて避ける器用な豚もいる。また、一部の豚には特殊な条件下で取るレアなアクションもある。
--爆弾は誘爆するので、予め一箇所に爆弾を固めておくと大規模な爆発を引き起こす事が可能。もちろん周りに注意しないと自爆の危険性もある諸刃の剣。
-デモ画面でゲーム内容が一切説明されないのは当時それほど珍しい物ではなかった。
--だが、可愛らしい見た目と名称、やっている事のギャップで言うとこれほどのものは無いだろうと思われる。
--ゲームの説明はインストラクションカードと、コイン投入後の画面で説明されるが、何よりもプレイを開始してすぐに理解できるルールは素晴らしい。
**余談
-同社のシューティングゲーム『ゲーム天国』のプレイヤーキャラクター「ぴぐ」の元ネタでもある。ちなみにCVは大塚明夫氏であり、「可愛らしい子豚からソリッド・スネークの渋い声が聞こえる」という大変シュールな絵が見られる。もっとも、身を守るため(食べられないため)幾多の戦いを潜り抜けた歴戦の兵と言う設定のため、正しいキャスティングではある。
-「可愛らしいキャラクター達のガチのデスマッチ」は同社開発の『サボテンボンバーズ』に受け継がれたが、難易度が悪化しており(そもそもキャラ自体の基本性能が敵と対等ではない)キャラクターを楽しむ余裕はなくなってしまっている。
-稼働数年後にマイコンBasicマガジンのオールドゲー特集で取り上げたのがきっかけとなったのか、一部のゲームセンターで本作が再入荷されるほどの小さなブームを起こし、後に電波新聞社がX68000に移植を行っている。
-『スーチーパイアドベンチャー・ドキドキナイトメア』にキャラクター入れ替え・4人同時プレイ可能でミニゲームとして移植されている。
-懐かしのテレビ番組『クイズ年の差なんて』の番組初期のシンキングタイムBGMに本作の曲(と言うかゲーム開始時のイントロ)が使われていた。
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