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*三國志曹操伝 【さんごくしそうそうでん】 |ジャンル|シミュレーションRPG|~|~| |対応機種|Windows 95/98|~|~| |発売・開発元|コーエー|~|~| |発売日|1998年12月11日|~|~| |分類|''バカゲー判定''&br()''クソゲー扱いされやすい良作''&br()|~|~| |ポイント|特に諸葛亮ファンにとっては黒歴史&br()|~|~| **概要 三國志や戦国時代を題材にしたコーエーの「英傑伝シリーズ」の5作目であり、かの曹操孟徳を主人公としたマップクリア型シミュレーションRPGである。 -物語の途中には選択肢がありこの選択肢で史実通りのものを選んでいくと赤シナリオ(史実の延長シナリオ)、史実に反する選択肢ばかりを選ぶと青シナリオ(架空シナリオ)に分岐する。 **評価点 -マップ上を動き回るキャラのシンボルは非常に細かく作られており滑らかに動く。 -三國志の物語としては珍しく曹操孟徳を主人公にしており、彼に従った魏の武将達が活躍する話を見ることができる。 -BGMの質は高い。また本作のゲームCDは音楽プレイヤーにかけることで普通にゲーム中の音楽を聞くことができる。この仕様はコーエーのwindowsソフトではほぼ共通。 **批判点 -登場する多くの武将の性格が、良くも悪くも''個性的。'' --格言ばかり喋る呂蒙、不真面目な馬謖、日本語でおk状態な周瑜など、前作までの英傑伝シリーズの雰囲気からすると異彩をはなっている。しかも顔グラはほぼ全て''前作・前々作からの使い廻し''なので違和感がありすぎ。 -死亡イベントを回避した武将の出番がない。 --郭嘉・夏侯淵など一部の武将には史実どおりの死亡イベントが用意されているのだが回避して生存させたとしても以降の物語はほとんど変わらず、台詞も無ければ顔も出さない。苦労して生き残らせても空気化するだけ。 --一応S-RPGパートでは活躍の場も存在している。特に典偉は職種的に替えの効かないポジション。 まあこうした点は同社の無双シリーズなどと比べれば微笑ましい・面白いという程度なのだが、このゲームをバカゲー(欝ゲー)足らしめているのは概要に記した架空シナリオ「青シナリオ」なのである。 -物語は劉備の入蜀あたりから分岐していくのだが、''なんとここで突然諸葛亮が豹変。鳳雛や劉備・張飛を謀殺し、趙雲らを騙して劉備軍を乗っ取ってしまう。''しかも''性格だけでなく顔グラまで醜く変更される。'' #region(close,最終戦と真相) -最終マップでは諸葛亮の秘術によって蘇らされた劉備・張飛・孫親子などの''ゾンビ武将''と戦うという、後の無双シリーズでも類を見ない決戦風景に。 -諸葛亮が豹変したのは''伝説の魔王に憑依されたため。''本来は劉備がその標的だったのだが、諸葛亮は主君に憑依させまいと自身を犠牲にした。曹操が魔王の完全復活を阻止すると、諸葛亮は最後の力を振り絞って魔王を道連れにする。 #endregion **その後の展開 以上のことから諸葛亮ファンや蜀漢ファンの猛烈な批判を浴びてしまい、コンシューマ移植はおろか''攻略本の出版すらされない''というコーエー歴史ゲームとしては異例の事態となった。 -補足すると、コーエーの攻略本は''有料取説と揶揄される必須さや曲芸商法並みのマイナーチェンジ大量出版''で悪名高い。 現在もGAMECITYの通信販売で普通に買えるため、公式に黒歴史となっているわけではない。 後に無双OROCHIが発表された際ごく一部で「魔王孔明再来か」と話題になった。
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