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魂斗羅スピリッツ (GB) - (2013/02/07 (木) 22:53:39) の最新版との変更点

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*魂斗羅スピリッツ (GB) 【こんとらすぴりっつ】 |ジャンル|アクションシューティング|~| |対応機種|ゲームボーイ|~| |発売元|コナミ|~| |開発元|Factor 5|~| |発売日|1994年9月23日|~| |分類|''劣化移植判定''|~| |>|>|CENTER:''[[魂斗羅シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/868.html]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 本作は1992年にSFCでヒットした『魂斗羅スピリッツ』を携帯機移植した作品である。開発は魂斗羅ライクなアクションシューティング・タリカン(Turrican)シリーズで有名なファクター5。~ 十字キー+2ボタン(ショット、ジャンプ)でプレイ。画面全体に効果のあるボムはセレクトボタンで撃てる。''全5面''。~ 2ボタンの関係上、SFCであった銃の左右使い分け、乱れ撃ち、固定撃ちといったシステムは全て削除されている。 **問題点 GBはSFCにあった拡大縮小回転機能など当然持ち合わせていない。そのハード性能差を考慮せず無理やり原作再現を試みた結果、悲惨なことに。 -まずは自機の操作性。全体的にモタモタとどんくさい挙動。 --まず、魂斗羅と言えばしゃがみ=伏せなのだが、本作ではなぜか妙な屈みポーズになっている。これはタリカンのしゃがみポーズと同じなのだが、魂斗羅としてはかなり違和感がある。 --初期武装のマシンガンはSFCでは「…………」という感じだが、本作では「・ ・ ・ ・」とトロくさく途中で弾切れすら起こす始末。効果音もSFCでは「トゥルルルルル」という感じなのに、本作では「ザザザザザザ」、スプレッドでは「シャシャシャシャシャシャ」といった感じである。爆発音も「ボボボボ」と濁っており、まるで爽快感が感じられない。 --パワーアップガンのスプレッドは3方向にしか弾が飛ばず、範囲も狭いので、まるで「拡散」という感じがしない。レーザーに至っては削除されている有様。ファイアとクラッシュはまともで、ファイヤーの炎をキー操作でウネウネと動かす様はよく出来ている。 -SFC版でゲームを彩っていた数多くのステージギミックや中ボス、ボスキャラも数多くカット。 --ステージ1の中ボス戦車「マグナスMK-II」、3面の中ボス「ガースベース」、3面ボスの「ビッグファズ」の前座のロボ「ケニ1号・2号」などなど。5面ボス「アントヘル」は2面ボス「ボコスパイダー」のパーツを切り貼りしており、見栄えが悪い。 --最終面ではこれが特に顕著で、本来ボスラッシュに参加するはずの「ゴメラモスキング」「メタルエイリアン」「サール」などのボスキャラが削除されており、その穴埋めとして「ジャバ」が3回も出てくるという苦肉の策に。ラスボスは「ギャバ」で統一されている。 -グラフィックも使い回しが多く、描き込みも1990年にコナミが発売したGBの「コントラ」に比べると粗い。また本作はスーパーゲームボーイにも対応しているのだが、そのカラー配色も赤色や紫色が多く、あまりいい色使いとは言い難い。BGMもSFCの音源を無理やりGBで再現しようとしたためか、妙に高音が多く、刺々しい。 -上で「全5面」とあるが、それもそのはず、''本作はSFC版の名シーンたる4面を丸ごと削除してしまっている''。バイクに乗りながらヘルライダースや、高速戦車ブービー号、対魂斗羅戦艦ドドリゲス、テトランダッカーと戦い、ヘリに飛び移ってロケット忍者ササキと戦い、ミサイルに次々と飛び移りながらドドリゲス本体と戦うシーンはスピリッツ一番の名場面である。容量の都合とは言えそこを削除してしまうのはやはり問題があるだろう。 **評価点 -SFC版には無かったパスワードコンティニュー機能が搭載されている。パスワードはステージクリアごとに表示され、次回プレイ開始時にパスワードを入れると継続プレイが可能となる。 **総評 ファクター5は本来は技術力の高い会社なのだが、やはりSFCの性能をフルに使った作品をGBで再現するのは無理があり過ぎたと言わざるを得ない。 ----
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