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*つよきす2学期 【つよきすにがっき】 |ジャンル|アドベンチャー|~| |対応機種|Windows 2000/XP/Vista|~| |メディア|DVD-ROM 1枚|~| |発売・開発元|きゃんでぃそふと|~| |発売日|2008年4月25日|~| |定価|9,240円|~| |レーティング|ソフ倫:18歳未満禁止|~| |分類|''劣化ゲー判定''|~| |ポイント|『2学期』という名の『1学期補習』&br()前作で好評だったネタをそのままコピーするプライドの無さ&br()ファンに与えた不快感は最悪&br()さらに『3学期』まで発売、ただしこちらは高評価|~| |>|>|CENTER:''[[クソゲーオブザイヤー関連作品一覧>KOTYゲーム一覧2]]''| //|>|CENTER:&color(red){クソゲーオブザイヤーinエロゲー板2008/ノミネート作品}&br()ToHeart2 Another Days/&color(black){''つよきす2学期''}/戦極姫~戦乱の世に焔立つ~/[[魔法少女アイ参]]|~| ---- #contents(fromhere) ---- #center{&size(35){''WARNING!!!!!!!''}&br()&size(20){''本作は18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。''}} ---- **概要 タカヒロ(シナリオ)&白猫参謀(原画)コンビの出世作『つよきす』の続編として制作された。~ 前作はヒロイン・友人・サブキャラ共に''一筋縄ではいかない''個性的なキャラ達とそれを演じる豪華声優陣((別名義の為名前は伏せるが、頼れる兄貴分キャラを某ビースト総司令官が、ヘタレ友人キャラを某サイヤ人の王子が演じていたりする。))、パロディギャグとシリアスを織り交ぜたシナリオで人気を博した。~ 本作は、ラブコメ作品では珍しいことに前作から主人公とメインヒロインが全員続投し、新ヒロインが追加されている((続編として出る場合、『ToHeart2』『ダ・カーポII』『処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー』のように世代交代するか、『とらいあんぐるハート』シリーズのように同じ世界観で舞台を移すかする方が多い。続投するキャラはいたとしても一人か二人の場合がほとんど。))。しかし、本作の制作時にタカヒロ&白猫参謀コンビは既に独立して「みなとそふと」を立ち上げていたため、本作は''原作者と呼べるスタッフがいない''状態で制作されている。そのため、発売前から前作ファンならずとも不安視する声もあった。 ---- **問題点 ''何も変わっていないシナリオ'' -『2』と銘打っているにも関わらずシナリオはほとんど前作と同じプロット。 --「前作では結局誰ともくっつきませんでした」という背景設定に基づいてのことだが、続編のあらすじとしてはあまりに消極的である。 --特に霧夜エリカのルートはほぼ前作と同じ。 -テキストは、僅かな変更点しかなく、「コピペの痕跡が見える」とまで言われたほど。 ''原画'' -絵のタッチを白猫参謀に似せたため、「絵だけは前作と同じ」と勘違いしたプレイヤーが出た模様。 --前作の主要キャラが全員続投しているのだから、タッチを似せないのも却って問題ではあるのだが、本作の場合は原画詐欺等と揶揄されることに。 ''キャラクターの扱い'' -主人公・対馬レオがそこらへんのエロゲーと同様の受動的主人公そのものに堕し、主人公の悪友・フカヒレにいたっては蹴られ冷遇されオチに使われるというそこらへんのエロゲーの友人役扱いにまで落ちぶれた。 **評価点 -ゲームとしては普通に遊べる。 -服のセンスが前作より良くなったという意見がある。 -新ヒロイン・橘瀬麗武のルートはタカヒロ氏の焼き直しじゃないだけあって一応の評価はされている。 ---- **総評 ゲームとしての体裁は整っているため「狭義のクソゲー」ではないが、原作者がいないにも関わらず新ヒロイン以外はコピペか劣化という内容だったため、前作ファンが激怒するのも致し方なく、2008年のエロゲーで与えた不快感は屈指と言われる。~ 商売なのだから過去のヒット作を再利用するのに問題はないが、内容を鑑みるに本作のスタッフには「前作よりも良い作品を作ろう」という姿勢が見出せない。前作ファンは「きゃんでぃそふと」の志の低さにも激怒したのである。ついでに言えば、自分たちのアンテナの低さにも。~ 前作の知名度もあって2008年のエロゲ年間売上トップ10にも入ったが、それと引き換えに「きゃんでぃそふと」は評判がガタ落ちした。本作を制作したのは、タカヒロ&白猫参謀独立後の完全新作である『すうぃと!』が振るわなかったことを受けての措置だったようだが、結局は裏目に出てしまった。~ 一方で、前作を知らない人には「前作の代替物」といった意味合いで一応の評価はされている。 ---- **余談 -同年には、前作のメインスタッフが全員続投しながら前作ファンの怒りを買った『ToHeart2 Another Days』(Leaf)が発売されており、内容に対する批判は違うが対照的な事例としてよく引き合いに出される。 -PS2・PSPに移植されたが、元の評価が影響してか、売上は惨敗。 -その後の「きゃんでぃそふと」は完全新作が振るわず、タカヒロ&白猫参謀(当時の名義は最神扇道)の代表作である『姉、ちゃんとしようよっ!』のタイトルを流用した『もっと 姉、ちゃんとしようよっ!』の制作に踏み切っている。 --当然両氏は一切関わっていないが、キャラ流用・シナリオ焼き直しなどはなかったため、一定の評価はされている。 ---しかし旧来のファンからは、既に退社したスタッフの作品のタイトルをまたしても流用してネームバリューに頼る姿勢を批判されている。 -2011年には本作の続編『つよきす3学期』が発売されている。キャラは流用しているが、シナリオには18禁小説作家で『つよきす』のアンソロなどでも知名度のある''さかき傘''氏を起用してテコ入れを図っている。 --その結果、あらゆる面で『2学期』を上回っておりファンも大満足の出来となっている。 ---ただし、これはさかき傘氏が手掛けたメインヒロインシナリオの評価であり、『2学期』から続投したライターが手掛けたサブヒロインシナリオは「2学期並」と酷評する声もある。 ---また、公式ホームページには「ストーリーは完全新規書き下ろし」というドラマCDやアニメなどのメディアミックスならばともかく続編であればあまりに当たり前の表現があることから、『2学期』が前作のコピーであり新規書き下ろしではないということを暗に認めているようである。 -しかし、ここまで続編モノ・流用モノを乱発されると、「もうきゃんでぃそふとには完全新作を作るだけの力が残っていないのでは」と危惧されるところではある。 --さらにその後、『つよきすFull Edition』が発売され、『もっと 姉、ちゃんとしようよっ!限定ダブルパック』が発売予定となっている。両方とも本編とファンディスクを一つにまとめたものである。追加要素もあるとはいえいささかやり過ぎではないだろうか。 ---だがその一方で完全新作である『かみデレ』が発売された。ヒロインがヒステリックなキャラばかりでやや人を選ぶのが否めない面はあるが好評の声も多い。また、同じく新作の『ガンナイトガール』が発売予定になっている。こちらはストーリーが序盤からシリアス色が強く、今までのブランドイメージとは少し異なる作風になっている。「過去の栄光を頼りにするな」という声に答えた作品と言え、ファンからの期待も大きい。今までの使い回し乱発による不信感を払拭できる大作にもなりうるかもしれない。ブランドも作品もこれからの動向が気になる所である。 ----
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