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*相撲ファイター東海道場所 【すもうふぁいたーとうかいどうばしょ】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|ゲームボーイ|~| |発売元|アイマックス|~| |開発元|キッド|~| |発売日|1991年4月26日|~| |定価|3,500円(税別)|~| |分類|ちょっと''バカゲー''|~| |ポイント|普通に遊べる佳作|~| **概要 江戸末期、人気力士の「平成山凡太郎」(通称:凡ちゃん)の許嫁である「かよちゃん」が、大相撲の転覆を狙う老舗眼鏡問屋「眼鏡屋半兵衛」と、悪代官に誘拐された。凡太郎はかよちゃんを取り戻すべく、東海道を京へと向かう、という設定のサイドビューのアクションゲーム。全5ステージ×3エリアの全15エリア。エリアをクリアするごとに6ケタの数字でパスワードが表示され、パスワードコンティニューによる継続プレイが可能。 十字キー+2ボタン(攻撃、ジャンプ)で操作。十字キー2度押し(2度目は押しっぱなし)でダッシュとなり、ダッシュ中にAボタンでダッシュジャンプ、Bボタンでぶちかまし攻撃が出る。十字キー下+Aボタンで四股を踏み、地響きによって画面中の敵にダメージを与える。 敵を倒したり、ステージ上の障害物を破壊するとアイテムが出現する場合もある。 -団子、チャンコ鍋…団子はライフが1マス、チャンコ鍋は最大値まで回復する。 -盃、軍配…それぞれ経験値が1、5増える。 -米俵…取ると十字キー上+Bボタンで飛び道具であるスーパー張り手が3回使えるようになる。最大12回まで蓄積可能。 -化粧回し…四股で1度だけ画面上の敵を全滅出来るようになる。スーパー張り手との併用は不可。 -お守り…一定時間無敵になる。 -力士人形…残り人数が1増える。 -ドクロ…高得点だが、蓄積していた経験値がゼロになってしまう。 -手形…ステージの最後にあったり、ボスを倒すと出てくる。取るとステージクリア。 経験値を一定値まで溜めると、スタートボタンを押すと出るパラメーター画面で、「張り手」「四股」「ライフ」のいずれかを強化できる。いずれも5段階まで強化可能。 特定の場所には鳥居があり、入ると腕相撲、紙相撲、指相撲のいずれかのミニゲームが行える場合がある。成功すると経験値をたくさんもらえる。いずれのゲームも左右に動くメーターをタイミング良く中央で止めていく仕様になっている。成功するにつれて得られる経験値も大きくなっていくが、同時にメーターの動きも速くなっていく。 **変な点 スタート時のデモで、かよちゃんが悪代官にさらわれ、それを凡太郎が追うのだが、その時のセリフは''「HELP HELP」「WAIT!」''である。というか、このゲームには日本語の表記は基本的に出てこない。 -鳥居に入ってミニゲームを選択する場面では、3つの大入袋の中から1つ選ぶのだが、必ず「スカ」が1つ混じっている。スカを引いた時の表示は''「OH MY GOD!」'' 出現するザコ敵は、''リアル調のものと、アニメ調のものが混在している。''「なんでこんな奴らが凡太郎を襲うんだ?」と言いたくなるような奴らばかりだが、これでも''「悪代官配下の謎の格闘技集団」''らしい。 -リアル調の敵キャラは、''飛脚、武士、木枯らし紋次郎。'' -アニメ調の敵キャラは、''大工、小さな力士人形''、米俵らしきものを投げてくるノッポ、''2頭身のバカ殿、ウサギ型の弾を飛ばしてくるタヌキの着ぐるみ、画面左方向を指さしているジジイ''、唐傘オバケ、ロクロ首。 --''1面のボスは「北斗の拳」の主人公「ケンシロウ」に似ている。'' ザコ敵にトドメを刺すと、フィニッシュ技は必ず''上手投げとなり、画面斜め上方に放り投げられる。'' ステージをクリアするたびに、凡太郎がいちいち''ボディビルダーのようなポージングを取る。'' 5ステージの3エリア目をクリアするとエンディングとなるが、かよちゃんのセリフは''「THANK YOU BONCHAN!」'' **問題点 -「四股」のパラメーターはほとんど上げる意味が無い。硬直が長すぎて使いづらく、3面ボスの攻略にあたってはどうしても必要な場面があるが、その場合でも初期値で十分だからである。 --後半になるにつれ敵の耐久力が上がり、「張り手」を強化していないと破壊できない障害物も出てくる。「ライフ」と併せ、メインの攻撃手段となる「張り手」を強化しておかないと後半は辛い。 -上方向にジャンプして進むステージもあるが、画面スクロールによる足場の消え方がシビア。うっかり大ジャンプしてしまうと一気に画面がスクロールしてしまい、乗る足場が消えてしまって転落死しやすい。 **評価点 -BGMは数こそ少ないがなかなかの良曲揃い。グラフィックの書き込みも優れており、舞台である日本の雰囲気はよく出ている。 -ゲームの難易度は簡単すぎず、難しすぎる事も無い。きっちり経験値を稼いでいけばクリア出来るようになっている。 **総評 「日本を勘違いしている外国人の世界観」で作られたようなゲーム。ゲームそのものの作りはきちんとしており、ゲームボーイ初期で定価3,500円ならこの出来は上等であろう。
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