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ステルスマーケティング - (2012/05/22 (火) 03:40:29) の最新版との変更点

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//依頼ページ圧迫が酷かったので作成 //さ行の容量の関係とどっかのアホの所為でメニューが半保護されたのもあるので個別化してみた //意見ある人はどうぞ //下記にありますが、ゲハブログに関しては名前を出さなくてもいい気がします。余計な火種を蒔く必要は無いかと。 //若干ステルスマーケティングとそうでない事例を混同(あるいは拡大解釈)している編集が見受けられます。編集時は注意してください。また、CO(指摘含む)する際も文章の前後関係を理解しないまましている例が見られます。こちらも文章をちゃんと理解した上で編集しましょう。 //内容が内容なので荒れかねない項目です、編集時やCOでの指摘などする際は攻撃的になったりしないように気をつけてください。 //特に「ステマと関係があるがステマではない行為」や「ステマに関連して起こる現象・行為」などについて書く際には、紛らわしくないわかりやすい文章を心がけてください。 //とりあえず改行多すぎ //↑改行すりゃ良いってもんじゃないのは賛同するけど、今度は文章がずらずらとなって読みづらくて仕方ないので、一部文面を変更して改行させてもらったよ。 *ステルスマーケティング (Stealth Marketing) 英語の「stealth(ステルス。「隠れる」「こっそりと」「内密」といった意味を持つ、)」を語源とする言葉で、商品やサービスを提供する側の人間が、一般の消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為を行うこと。通称「''ステマ''」。~ 具体的には、ある商品を作っている企業が、消費者を装って掲示板や口コミサイトに商品を褒め称える記事を書いたり、有名人等に依頼して、(会社と繋がりがあることを伏せさせた上で)商品のレビューを行ってもらう等の行為を指し、平たく言ってしまえば「口コミにおけるサクラ」のようなものである。また、自社の製品を宣伝する行為だけでなく、ライバル商品に対して消極的な口コミを広める行為(ネガキャン)もステマの一種である。~  どんなに面白いゲームであっても、プレイされなければ意味は無い。我々ゲーマーにとって、企業による宣伝とは良ゲーと出会うための手がかりであり、有意義なものである。しかし、それでもなおステルスマーケティングが忌避されるのは、往々にして商品に関する評価が歪められてしまうからに他ならない。~  企業が自身の身分を名乗った上で商品の宣伝をしても、その全てを信じる消費者は少ない。資本主義社会を生きる我々にとって、企業が行うアピールは魅力的な点に集中している(悪い言い方をすれば、話を「盛って」いる)ことは想像に難くないため、バイアスをかけて宣伝を評価するからである。~  しかし、いち消費者が発したレビューとなると、多くの人はそのバイアスを放り投げてしまう。同じ「消費者」という立場の人間である以上、良い点にも悪い点にも着目した客観的・実利的な意見であると解釈してしまうためだ。ましてや、そのレビューの発信者が自身の敬愛する人物によるものだとしたら、たちまちのうちに信じ込んでしまうことだろう。  限りある資金と時間でやりくりするために、口コミを参考に購入するゲームを選別するユーザは数多い。それらのユーザにとって、「良ゲーだと評判になっていたゲームを買ってみたらクソゲーだった」「クソゲーだと聞いていたのでスルーしたが、実は良ゲーだった」という事態は絶対に避けたいものである。その口コミの信頼性((「そもそも口コミに信頼性もクソも無いだろう」という突っ込みはナシである。ここで言う信頼性とは、『ユーザの立場からの意見である』という信頼性のこと。))を根本から覆してしまうステルスマーケティングがいかに卑劣な宣伝手段であるかは、想像に難くない((実際、欧米などの消費者意識の高い一部の国では違法化されている。))。  なお、本Wiki及び姉妹Wikiも、「誰もが編集できる」という仕様上、関係者が消費者を装って記事を書くことは十分に可能である。しかし、3カ月ルールの効果もあってか((ゲームの売り上げの大半は初週売上であること、発売から3カ月も立てばおおよその評価は決まっていることなどから、記事を立てたところで大きな効果は期待できないためと思われる。))、ステルスマーケティングが目的である思われる記事が書かれることはほとんどない((過去に関係者自らが記事を書いたと疑われた事例はあるが、発売からかなりの時間が経っていることや、犯人とされる関係者の人物像等を総合して考えると、マーケティングより卑小な自尊心を満足させることが目的であった可能性が高い。))。とは言え、ステルスマーケティングに利用される土台が十分に備わっていることは肝に銘じておくべきだろう。  何にでもまず疑ってかかるような生活を送るのは窮屈だが、嘘を嘘と見抜ける人でないと情報の活用は難しい。結局は、インターネットや口コミで得た情報は鵜呑みにせず、情報の出所を確かめたり、他の情報と比較するなどして自分で情報を取捨選択するしかない。 代表的なゲーム関連のステルスマーケティング事件 -ゲートキーパー問題 --PSPの不具合を報告していた個人blogのコメント欄に、PSPを持ち上げDSを貶める書きこみが投下された。blogの管理人が調べたところ、その書きこみのリモートホストがソニー社内のものであったために、ソニーががステルスマーケティングを行なっていることが発覚した問題。 -某大手ゲハblogにおけるステマ行為疑惑 --広告代理店との背後関係が噂されるステマ行為疑惑が勃発し((以前から特定の企業のネガキャン・ポジキャンを行っており、ステマの噂自体はあった。))炎上した事件。 #co{ 「隠れる」「こっそりと」「内密」といった意味を持つ、英語の「stealth(ステルス)」を語源とする言葉で、消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為を行うこと。通称「''ステマ''」。~ 具体的には、会社ないし会社に協力する人が第三者を装って自社製品を褒める言動を行い、直接的な宣伝広告の効果が薄い消費者に対して自社製品をアピールする事で、平たく言ってしまえば「口コミにおけるサクラ」のようなもの。~ 例として、閲覧者数が多い芸能人blogでは時折自分の使っている化粧品などを紹介することがあるが、それらがステマと糾弾されている。~ また、ゲーム関連では[[ゲハblog>用語集/サイト、コンテンツ等#id_f90fd0a5]]が特定ハードを好意的に評価・敵対ハードを貶めるような記事を書くことが多く、それらに関してステマとして批判されている。 この他、Amazonなどの一般人投稿レビューの中に、ステマが混ざっていると疑っている者も多い((下記にもあるが、そのレビューが本当に企業と関係を持たない、あるいは利害関係を持たない者が書いたのかどうか検証できないため。))。~ 実際『[[四八(仮)]]』『[[THUNDER FORCE VI]]』『[[クロスハンター]]』などのゲームのユーザーレビューにはステマを疑われるのも止む無しの不自然なレビューがあることが拍車を掛けている。~ 逆に正当な評価・正当な手段の宣伝までも「これはステマだ」と非難されることもあり、そのような土壌を生み出してしまう意味でも忌避されるべき存在である。~ 卑劣な宣伝手法であるとして、欧米などの消費者意識の高い一部の国では違法化されているが現在の日本では現行法では取り締まることが難しい((強いて挙げるなら偽計業務妨害による立件が妥当か。))。 なお、以下のような行為はステマではない。 -利害関係のある者が''自分の立場を明確にした''上で行う宣伝(マーケティング)・告知活動。 --公式Twitterや公式blogでの情報開示など。 --テレビ番組や雑誌記事の中で、スポンサーやゲストに関係のある商品を紹介すること。 -利害関係のない一般人の言動 --これがステマになるなら口コミ自体が全てアウト。 ネット上では、ステマという言葉が広く知られる前から、ステマに絡んだ大きな騒動が勃発しており、ソニー信者の蔑称「GK((ただし、最近は「ゴキブリ」などより直接的な蔑称が出てきたことやソニー信者が自らを指すときに「GK」を使うことが多くなり、蔑称として使われることは少なくなっている。))」の元となった「ゲートキーパー問題((PSPの不具合を報告していた個人blogのコメント欄に、PSPを持ち上げDSを貶める書きこみが投下された。blogの管理人が調べたところ、その書きこみのリモートホストが「gatekeeper??.Sony.CO.JP("??"はランダムな数字が入る)」だったため、ソニーがステルスマーケティングを行なっていることが発覚した問題。ソニー自身は社内からのアクセスは認めたものの、一個人によるものとして組織的関与を否定している。))」などが有名。~ //当wiki的には[[この人物>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/949.html]]辺りが例としてわかりやすいだろう。~ //↑岡野哲氏の行為は、ステマという概念では理解が難しいほど常軌を逸したものが多く、ステマの実例として挙げるには不適切である。 //利益が目的のステマ行為というよりも、むしろ精神病理的な症状なのではないだろうか。 最近では、某大手ゲハblogにおいて広告代理店との背後関係が噂されるステマ行為疑惑が勃発し炎上((その他にもニュー速の記事を無断転載した上にアフィリエイトで稼ぐという阿漕なやり方など前々から火種はあった。また特定の企業のネガキャン・ポジキャンからステマの噂自体はあった。))、炎上恒例の個人情報流出などが発生し管理人が謝罪文の投稿と管理人を自分から友人に移譲することを発表した((ちなみにアフィリエイトの権利を移譲することはそもそも利用規約違反である。そのため、苦し紛れの嘘だと取られている。))。 また「食べログ」「Yahoo!知恵袋」といった口コミ系サービスにおいて、第三者(サービス運営者とは別の企業)が店舗から代金をもらい、指定のお店の評判を上げるやらせが発覚し、消費者庁が警告を出す騒ぎになった。~ この一件をきっかけにして、「ステルスマーケティング(ステマ)」という単語が、ネットの一部に留まらずに一般層まで認知されることになった。 その一方でステマではなく普通の宣伝(例:テレビ番組に出演しているパーソナリティやゲストのCDや本などの宣伝)やCMまでもが「ステマ」と連呼され批判を浴びるというアレルギーともいえる不可解な事態も起きている((前述したようにテレビ番組等で行われているのはステルスではないただの宣伝である。関係者が正体を偽って宣伝するからこそのステルスであり、ひいてはステマである。))。~ 識者からも「95%はステルスマーケティング(ステマ)の意味をちゃんと知らないで使っている状態」と指摘されており、「発展途上にあるネット上でのちゃんとした宣伝も冷え込ます懸念がある」と指摘している。~ 反面、一般人による普通の発言に対しても、それが自分が気に入らない物への賞賛や宣伝であれば「ステマ乙」とレッテルを張って貶めようとするという行為も横行している((これは相手への侮辱であると同時に、「ステマ」という言葉の意味を不明瞭にして、忌避されるべきステマ行為と一般人の自由な発言とを区別しづらくしている、二重の意味で有害な行為である。))。~ しまいには「ステマ」という言葉の意味を全く理解しないままに、単なる誹謗の言葉としてステマステマと連呼して、場を混乱させて荒らすような行為も散見される。 その性質上、ある発言がステマである、もしくはステマではないと証明することは難しく、そのため疑心暗鬼が際限なく膨れ上がったり、他人の発言に惑わされてしまうようなケースも少なくない。~ 結局は自分で考え、自分で情報の取捨選択をするしかないと言うことなのだろう。 //下に元の文章を残しておきますが、同じ事が2度も書かれていたりしていたので抜粋などしてみました。追記修正の上でCOを消していくと良いかと思われます。 #co{ 消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為を行うこと。通称は「ステマ」。~ 具体的には、会社ないし会社に協力する人が第三者を装って自社製品を褒める言動を行い、直接的な宣伝広告の効果が薄い消費者に対し、自社製品をアピールする事。簡単に言うと「口コミにおけるサクラ」。~ 例として、閲覧者数が多い芸能人ブログでは時折自分の使っている化粧品などを紹介することがあるが、それらがステマと糾弾されている。また、ゲハ界ではゲハブログが特定ハードを好意的に評価・敵対ハードを貶めるような記事を書くことが多く、それらに関してステマとして批判されている。逆に正当な評価も「これはステマだ」と非難されることもあり、そのような土壌を生み出してしまう意味でも忌避されるべき存在である。~ 卑劣な宣伝手法であるとして、欧米などの消費者意識の高い一部の国では違法化されているが現在の日本では現行法では取り締まることが難しい(しいてあげるなら偽計業務妨害による立件が妥当)。~ ~ ネット上では、ステマという言葉が広く知られる前から、ステマに絡んだ大きな騒動が勃発しており、ソニー信者の蔑称「GK」の元となった「ゲートキーパー問題」、デモにまで発展した「フジテレビ韓流ゴリ押し問題」などが起こっており、特に大手ゲハブログ「はちま起稿」において広告代理店との背後関係が噂されるステマ行為疑惑が勃発し炎上(その他にもニュー速の記事を無断転載した上にアフィリエイトで稼ぐという阿漕なやり方など前々から火種はあったが)、炎上恒例の個人情報流出などが発生し管理人が謝罪文の投稿と管理人を自分から友人に移譲することを発表した。~ また、日本でも「食べログ」「Yahoo!知恵袋」といった口コミ系サービスにおいて業者が店舗から代金をもらい、指定のお店の評判を上げるやらせが発覚し消費者庁が警告を出す騒ぎになった、また、同時に「ステマ」という単語が一般層まで認知されることになった。~ このようにステマという単語が多く広まることになったのだが、その一方でステマではなく普通の宣伝(テレビ番組内でのゲストのCDや本の宣伝)やCMまでもが「ステマ」と連呼され批判を浴びるというアレルギーともいえる不可解な事態も起きている(そもそもステマとはステルス(意味=隠密、隠れて行うこと)であるからステマなのであり、大々的に行う宣伝はステマではない)。識者からも「95%はステマの意味をちゃんと知らないで使ってる状態」と言われており、「発展途上にあるネット上でのちゃんとした宣伝も冷え込ます懸念がある」と指摘している。~ //--書こうと思いましたが用語集さ行が満タンだったのでこちらに避難させときます。分割完了されましたら載せてください。 //---俺も書いてみたが、編集合戦起こりそうだな、この項目。信者の突撃が怖いんで、例のブログはあえて名指しを避けたけど。 「隠れる」「こっそりと」「内密」といった意味を持つ、英語の「stealth」が語源。ネット上でよく使われる言葉だが、ステマの舞台はインターネットだけではないようだ。~ 発信元が自分の存在を隠して行なう宣伝行為であり、「サクラ」「ヤラセ」と同類の行動だと認識して、間違いないだろう。消費者をあざむく行為として、国内外を問わず問題視されており、法律で禁止している国も存在する。~ 2012年1月4日、グルメ情報のレビューサイト『食べログ』において、レビューのヤラセが行なわれていたことが発覚。特定の飲食店に対して好意的な評価が得られるよう、工作していた業者(と依頼していた飲食店)の存在が報道され、ステルスマーケティングの存在が日本でも俄然注目されるようになった。~ ゲームがらみでは、2004年に起きた「ゲートキーパー事件」が有名だろう。PSPの不具合を報告していた個人ブログのコメント欄に、PSPを持ち上げDSを貶める書きこみが投下された。ブログの管理人が調べたところ、その書きこみのリモートホストが「gatekeeper??.Sony.CO.JP(「"??"はランダムな数字が入る)」だったため、ソニーが組織的にステルスマーケティングを行なっていることが発覚したのだ。~ また、ゲハを中心に2ちゃんねるのゲーム関連スレッドを編集して転載する、いわゆる[[ゲハブログ>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/309.html#id_f90fd0a5]]の一つに、ステマ業者と繋がりがあることが判明している。そのブログは個人運営をよそおっていたが、ステルスマーケティング請負企業と濃密な関係にあることが、2ちゃんねる有志による調査で明るみに出たのだ。~ ~ ネット上で起きた、ステルスマーケティングにからむ数々の事件によって、「ステマ」という言葉が広く知れわたるようになった。~ だがそれは、本来の意味から遊離した「ステマ」という単語を、氾濫させる事態にもつながっている。そのネガティブイメージを利用し、気に入らない情報を貶める手段として、「ステマ」という単語が安易に使われているのだ。~ しかし、「ステマ」なる言葉の乱用そのものが、反ステマ運動の陳腐化や沈静化を狙った、ステマ業者によるステルスマーケティングの可能性もある。いや、読者にはこの文章も、何者かによるステルスマーケティングである可能性を、否定しきれないのだ。~ 我々は何を信じて、ネット社会を生きてゆけばよいのだろうか。 }
//依頼ページ圧迫が酷かったので作成 //さ行の容量の関係とどっかのアホの所為でメニューが半保護されたのもあるので個別化してみた //意見ある人はどうぞ //下記にありますが、ゲハブログに関しては名前を出さなくてもいい気がします。余計な火種を蒔く必要は無いかと。 //若干ステルスマーケティングとそうでない事例を混同(あるいは拡大解釈)している編集が見受けられます。編集時は注意してください。また、CO(指摘含む)する際も文章の前後関係を理解しないまましている例が見られます。こちらも文章をちゃんと理解した上で編集しましょう。 //内容が内容なので荒れかねない項目です、編集時やCOでの指摘などする際は攻撃的になったりしないように気をつけてください。 //特に「ステマと関係があるがステマではない行為」や「ステマに関連して起こる現象・行為」などについて書く際には、紛らわしくないわかりやすい文章を心がけてください。 //とりあえず改行多すぎ //↑改行すりゃ良いってもんじゃないのは賛同するけど、今度は文章がずらずらとなって読みづらくて仕方ないので、一部文面を変更して改行させてもらったよ。 *ステルスマーケティング (Stealth Marketing) ---- #contents(fromhere) ---- **概要 英語の「stealth(ステルス。「隠れる」「こっそりと」「内密」といった意味を持つ)」を語源とする言葉で、商品やサービスを提供する側の人間が、一般の消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為を行うこと。通称「''ステマ''」。~ 一部の口コミ系サービスサイトが実際に金銭がらみのやらせを行っていたことが発覚、報道されたことで認知度が一気に広まり、消費者庁が警告を出すにまで至る。 **詳細 具体的には、ある商品を作っている企業が、消費者を装って掲示板や口コミサイトに商品を褒め称える記事を書いたり、有名人等に依頼して、(会社と繋がりがあることを伏せさせた上で)商品のレビューを行ってもらう等の行為を指し、平たく言ってしまえば「口コミにおけるサクラ」のようなものである。また、自社の製品を宣伝する行為だけでなく、ライバル商品に対して消極的な口コミを広める行為(ネガキャン)もステマの一種である。  どんなに面白いゲームであっても、プレイされなければ意味は無い。我々ゲーマーにとって、企業による宣伝とは良ゲーと出会うための手がかりであり、有意義なものである。しかし、それでもなおステルスマーケティングが忌避されるのは、往々にして商品に関する評価が歪められてしまうからに他ならない。~  企業が自身の身分を名乗った上で商品の宣伝をしても、その全てを信じる消費者は少ない。資本主義社会を生きる我々にとって、企業が行うアピールは魅力的な点に集中している(悪い言い方をすれば、話を「盛って」いる)ことは想像に難くないため、バイアスをかけて宣伝を評価するからである。~  しかし、いち消費者が発したレビューとなると、多くの人はそのバイアスを放り投げてしまう。同じ「消費者」という立場の人間である以上、良い点にも悪い点にも着目した客観的・実利的な意見であると解釈してしまうためだ。ましてや、そのレビューの発信者が自身の敬愛する人物によるものだとしたら、たちまちのうちに信じ込んでしまうことだろう。  限りある資金と時間でやりくりするために、口コミを参考に購入するゲームを選別するユーザは数多い。それらのユーザにとって、「良ゲーだと評判になっていたゲームを買ってみたらクソゲーだった」「クソゲーだと聞いていたのでスルーしたが、実は良ゲーだった」という事態は絶対に避けたいものである。その口コミの信頼性((「そもそも口コミに信頼性もクソも無いだろう」という突っ込みはナシである。ここで言う信頼性とは、『ユーザの立場からの意見である』という信頼性のこと。))を根本から覆してしまうステルスマーケティングがいかに卑劣な宣伝手段であるかは、想像に難くない((実際、欧米などの消費者意識の高い一部の国では違法化されている。))。  なお、本Wiki及び姉妹Wikiも、「誰もが編集できる」という仕様上、関係者が消費者を装って記事を書くことは十分に可能である。しかし、3カ月ルールの効果もあってか((ゲームの売り上げの大半は初週売上であること、発売から3カ月も立てばおおよその評価は決まっていることなどから、記事を立てたところで大きな効果は期待できないためと思われる。))、ステルスマーケティングが目的である思われる記事が書かれることはほとんどない((過去に関係者自らが記事を書いたと疑われた事例はあるが、発売からかなりの時間が経っていることや、犯人とされる関係者の人物像等を総合して考えると、マーケティングより卑小な自尊心を満足させることが目的であった可能性が高い。))。とは言え、ステルスマーケティングに利用される土台が十分に備わっていることは肝に銘じておくべきだろう。  何にでもまず疑ってかかるような生活を送るのは窮屈だが、嘘を嘘と見抜ける人でないと情報の活用は難しい。結局は、インターネットや口コミで得た情報は鵜呑みにせず、情報の出所を確かめたり、他の情報と比較するなどして自分で情報を取捨選択するしかない。 **代表的なゲーム関連のステルスマーケティング事件 -ゲートキーパー問題 --PSPの不具合を報告していた個人blogのコメント欄に、PSPを持ち上げDSを貶める書きこみが投下された。blogの管理人が調べたところ、その書きこみのリモートホストがソニー社内のものであったために、ソニーががステルスマーケティングを行なっていることが発覚した問題。 -某大手ゲハblogにおけるステマ行為疑惑 --広告代理店との背後関係が噂されるステマ行為疑惑が勃発し((以前から特定の企業のネガキャン・ポジキャンを行っており、ステマの噂自体はあった。))炎上した事件。 ---- #co{ 「隠れる」「こっそりと」「内密」といった意味を持つ、英語の「stealth(ステルス)」を語源とする言葉で、消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為を行うこと。通称「''ステマ''」。~ 具体的には、会社ないし会社に協力する人が第三者を装って自社製品を褒める言動を行い、直接的な宣伝広告の効果が薄い消費者に対して自社製品をアピールする事で、平たく言ってしまえば「口コミにおけるサクラ」のようなもの。~ 例として、閲覧者数が多い芸能人blogでは時折自分の使っている化粧品などを紹介することがあるが、それらがステマと糾弾されている。~ また、ゲーム関連では[[ゲハblog>用語集/サイト、コンテンツ等#id_f90fd0a5]]が特定ハードを好意的に評価・敵対ハードを貶めるような記事を書くことが多く、それらに関してステマとして批判されている。 この他、Amazonなどの一般人投稿レビューの中に、ステマが混ざっていると疑っている者も多い((下記にもあるが、そのレビューが本当に企業と関係を持たない、あるいは利害関係を持たない者が書いたのかどうか検証できないため。))。~ 実際『[[四八(仮)]]』『[[サンダーフォースVI]]』『[[クロスハンター]]』などのゲームのユーザーレビューにはステマを疑われるのも止む無しの不自然なレビューがあることが拍車を掛けている。~ 逆に正当な評価・正当な手段の宣伝までも「これはステマだ」と非難されることもあり、そのような土壌を生み出してしまう意味でも忌避されるべき存在である。~ 卑劣な宣伝手法であるとして、欧米などの消費者意識の高い一部の国では違法化されているが現在の日本では現行法では取り締まることが難しい((強いて挙げるなら偽計業務妨害による立件が妥当か。))。 なお、以下のような行為はステマではない。 -利害関係のある者が''自分の立場を明確にした''上で行う宣伝(マーケティング)・告知活動。 --公式Twitterや公式blogでの情報開示など。 --テレビ番組や雑誌記事の中で、スポンサーやゲストに関係のある商品を紹介すること。 -利害関係のない一般人の言動 --これがステマになるなら口コミ自体が全てアウト。 ネット上では、ステマという言葉が広く知られる前から、ステマに絡んだ大きな騒動が勃発しており、ソニー信者の蔑称「GK((ただし、最近は「ゴキブリ」などより直接的な蔑称が出てきたことやソニー信者が自らを指すときに「GK」を使うことが多くなり、蔑称として使われることは少なくなっている。))」の元となった「ゲートキーパー問題((PSPの不具合を報告していた個人blogのコメント欄に、PSPを持ち上げDSを貶める書きこみが投下された。blogの管理人が調べたところ、その書きこみのリモートホストが「gatekeeper??.Sony.CO.JP("??"はランダムな数字が入る)」だったため、ソニーがステルスマーケティングを行なっていることが発覚した問題。ソニー自身は社内からのアクセスは認めたものの、一個人によるものとして組織的関与を否定している。))」などが有名。~ //当wiki的には[[この人物>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/949.html]]辺りが例としてわかりやすいだろう。~ //↑岡野哲氏の行為は、ステマという概念では理解が難しいほど常軌を逸したものが多く、ステマの実例として挙げるには不適切である。 //利益が目的のステマ行為というよりも、むしろ精神病理的な症状なのではないだろうか。 最近では、某大手ゲハblogにおいて広告代理店との背後関係が噂されるステマ行為疑惑が勃発し炎上((その他にもニュー速の記事を無断転載した上にアフィリエイトで稼ぐという阿漕なやり方など前々から火種はあった。また特定の企業のネガキャン・ポジキャンからステマの噂自体はあった。))、炎上恒例の個人情報流出などが発生し管理人が謝罪文の投稿と管理人を自分から友人に移譲することを発表した((ちなみにアフィリエイトの権利を移譲することはそもそも利用規約違反である。そのため、苦し紛れの嘘だと取られている。))。 また「食べログ」「Yahoo!知恵袋」といった口コミ系サービスにおいて、第三者(サービス運営者とは別の企業)が店舗から代金をもらい、指定のお店の評判を上げるやらせが発覚し、消費者庁が警告を出す騒ぎになった。~ この一件をきっかけにして、「ステルスマーケティング(ステマ)」という単語が、ネットの一部に留まらずに一般層まで認知されることになった。 その一方でステマではなく普通の宣伝(例:テレビ番組に出演しているパーソナリティやゲストのCDや本などの宣伝)やCMまでもが「ステマ」と連呼され批判を浴びるというアレルギーともいえる不可解な事態も起きている((前述したようにテレビ番組等で行われているのはステルスではないただの宣伝である。関係者が正体を偽って宣伝するからこそのステルスであり、ひいてはステマである。))。~ 識者からも「95%はステルスマーケティング(ステマ)の意味をちゃんと知らないで使っている状態」と指摘されており、「発展途上にあるネット上でのちゃんとした宣伝も冷え込ます懸念がある」と指摘している。~ 反面、一般人による普通の発言に対しても、それが自分が気に入らない物への賞賛や宣伝であれば「ステマ乙」とレッテルを張って貶めようとするという行為も横行している((これは相手への侮辱であると同時に、「ステマ」という言葉の意味を不明瞭にして、忌避されるべきステマ行為と一般人の自由な発言とを区別しづらくしている、二重の意味で有害な行為である。))。~ しまいには「ステマ」という言葉の意味を全く理解しないままに、単なる誹謗の言葉としてステマステマと連呼して、場を混乱させて荒らすような行為も散見される。 その性質上、ある発言がステマである、もしくはステマではないと証明することは難しく、そのため疑心暗鬼が際限なく膨れ上がったり、他人の発言に惑わされてしまうようなケースも少なくない。~ 結局は自分で考え、自分で情報の取捨選択をするしかないと言うことなのだろう。 //下に元の文章を残しておきますが、同じ事が2度も書かれていたりしていたので抜粋などしてみました。追記修正の上でCOを消していくと良いかと思われます。 #co{ 消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為を行うこと。通称は「ステマ」。~ 具体的には、会社ないし会社に協力する人が第三者を装って自社製品を褒める言動を行い、直接的な宣伝広告の効果が薄い消費者に対し、自社製品をアピールする事。簡単に言うと「口コミにおけるサクラ」。~ 例として、閲覧者数が多い芸能人ブログでは時折自分の使っている化粧品などを紹介することがあるが、それらがステマと糾弾されている。また、ゲハ界ではゲハブログが特定ハードを好意的に評価・敵対ハードを貶めるような記事を書くことが多く、それらに関してステマとして批判されている。逆に正当な評価も「これはステマだ」と非難されることもあり、そのような土壌を生み出してしまう意味でも忌避されるべき存在である。~ 卑劣な宣伝手法であるとして、欧米などの消費者意識の高い一部の国では違法化されているが現在の日本では現行法では取り締まることが難しい(しいてあげるなら偽計業務妨害による立件が妥当)。~ ~ ネット上では、ステマという言葉が広く知られる前から、ステマに絡んだ大きな騒動が勃発しており、ソニー信者の蔑称「GK」の元となった「ゲートキーパー問題」、デモにまで発展した「フジテレビ韓流ゴリ押し問題」などが起こっており、特に大手ゲハブログ「はちま起稿」において広告代理店との背後関係が噂されるステマ行為疑惑が勃発し炎上(その他にもニュー速の記事を無断転載した上にアフィリエイトで稼ぐという阿漕なやり方など前々から火種はあったが)、炎上恒例の個人情報流出などが発生し管理人が謝罪文の投稿と管理人を自分から友人に移譲することを発表した。~ また、日本でも「食べログ」「Yahoo!知恵袋」といった口コミ系サービスにおいて業者が店舗から代金をもらい、指定のお店の評判を上げるやらせが発覚し消費者庁が警告を出す騒ぎになった、また、同時に「ステマ」という単語が一般層まで認知されることになった。~ このようにステマという単語が多く広まることになったのだが、その一方でステマではなく普通の宣伝(テレビ番組内でのゲストのCDや本の宣伝)やCMまでもが「ステマ」と連呼され批判を浴びるというアレルギーともいえる不可解な事態も起きている(そもそもステマとはステルス(意味=隠密、隠れて行うこと)であるからステマなのであり、大々的に行う宣伝はステマではない)。識者からも「95%はステマの意味をちゃんと知らないで使ってる状態」と言われており、「発展途上にあるネット上でのちゃんとした宣伝も冷え込ます懸念がある」と指摘している。~ //--書こうと思いましたが用語集さ行が満タンだったのでこちらに避難させときます。分割完了されましたら載せてください。 //---俺も書いてみたが、編集合戦起こりそうだな、この項目。信者の突撃が怖いんで、例のブログはあえて名指しを避けたけど。 「隠れる」「こっそりと」「内密」といった意味を持つ、英語の「stealth」が語源。ネット上でよく使われる言葉だが、ステマの舞台はインターネットだけではないようだ。~ 発信元が自分の存在を隠して行なう宣伝行為であり、「サクラ」「ヤラセ」と同類の行動だと認識して、間違いないだろう。消費者をあざむく行為として、国内外を問わず問題視されており、法律で禁止している国も存在する。~ 2012年1月4日、グルメ情報のレビューサイト『食べログ』において、レビューのヤラセが行なわれていたことが発覚。特定の飲食店に対して好意的な評価が得られるよう、工作していた業者(と依頼していた飲食店)の存在が報道され、ステルスマーケティングの存在が日本でも俄然注目されるようになった。~ ゲームがらみでは、2004年に起きた「ゲートキーパー事件」が有名だろう。PSPの不具合を報告していた個人ブログのコメント欄に、PSPを持ち上げDSを貶める書きこみが投下された。ブログの管理人が調べたところ、その書きこみのリモートホストが「gatekeeper??.Sony.CO.JP(「"??"はランダムな数字が入る)」だったため、ソニーが組織的にステルスマーケティングを行なっていることが発覚したのだ。~ また、ゲハを中心に2ちゃんねるのゲーム関連スレッドを編集して転載する、いわゆる[[ゲハブログ>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/309.html#id_f90fd0a5]]の一つに、ステマ業者と繋がりがあることが判明している。そのブログは個人運営をよそおっていたが、ステルスマーケティング請負企業と濃密な関係にあることが、2ちゃんねる有志による調査で明るみに出たのだ。~ ~ ネット上で起きた、ステルスマーケティングにからむ数々の事件によって、「ステマ」という言葉が広く知れわたるようになった。~ だがそれは、本来の意味から遊離した「ステマ」という単語を、氾濫させる事態にもつながっている。そのネガティブイメージを利用し、気に入らない情報を貶める手段として、「ステマ」という単語が安易に使われているのだ。~ しかし、「ステマ」なる言葉の乱用そのものが、反ステマ運動の陳腐化や沈静化を狙った、ステマ業者によるステルスマーケティングの可能性もある。いや、読者にはこの文章も、何者かによるステルスマーケティングである可能性を、否定しきれないのだ。~ 我々は何を信じて、ネット社会を生きてゆけばよいのだろうか。 }

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