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*ボボボーボ・ボーボボ 爆闘ハジケ大戦 【ぼぼぼーぼ・ぼーぼぼ ばくとうはじけたいせん】 |ジャンル|''聖鼻毛格闘(ボーボボかくとう)''※公式サイトの表記|&amazon(B0002ER6HY)| |対応機種|ゲームボーイアドバンス|~| |発売元|ハドソン|~| |開発元|六面堂|~| |発売日|2004年9月9日|~| |定価|4,800円(税抜)|~| |レーティング|CERO:全年齢対象|~| |分類|開発が目指したものは→''バカゲー''&br()実際のゲームの出来は→''クソゲー''&br()一覧では後者に指定|~| |ポイント|格ゲーとして完全に成立していない&br()原作愛はある|~| |>|>|CENTER:''[[週刊少年ジャンプシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1963.html]]''| **概要 かつて週刊少年ジャンプで連載されていた人気ギャグ漫画『ボボボーボ・ボーボボ』のキャラクターを使った格闘アクション。 **問題点 -とにかく操作性が劣悪。ボタン数の少ないゲームボーイアドバンスで格ゲーは無理があったか。 --本作はバラエティ格闘と言った趣で、ステージはスマブラに近い上下に大きく足場の広がった構造。 ---にもかかわらず普通の格ゲーと同じくジャンプが十字キー上なので、ジャンプ制御がやたらやりにくい。 ---一応2段ジャンプもあるので、高さ自体はそれなりに出る。しかし一部のステージはそれでも上りにくかったり…。 --Lボタンでアイテム使用。しかし、アイテムは使い切りであり、対戦前にあらかじめ入手しておく必要があるのでもったいなくて使いにくい。 ---バトル中一回しか使えないんだから、アイテム使用はセレクトボタンにでも配置して、Lボタンをジャンプにしてくれればだいぶ操作が楽になったのだが。 --奥義が非常に出しにくい。全キャラ共通で格ゲーの伝統である波動拳コマンドなのだが、びっくりするぐらい受け付けてくれない。 ---にもかかわらずCPUは容赦なく使ってくる。使わないなら使わないで十分勝てる程度のバランスなのが救いだが…。 ---さらに奥義の使用には「ハジケポイント」というものが必要になる。バトル開始時に両者100ずつ持っており、ダメージを食らうたびに2落とし、これを拾えばポイントが貯まる。 ---しかし、このポイントは戦闘後累計で加算されていき、カードの購入に使用するのである。つまり''奥義を使えば使うほど戦闘後の評価が下がっていく''という訳のわからない仕様。 ---ついでに天の助の初期奥義は''使うと真後ろに突進する''という前代未聞の攻撃判定。対峙している状態ではほぼ密着しないと当たらない。 --受け身がない。ダウンしたときの起き上がりモーションも妙にモッサリしている。 --ガードしても''エフェクトはおろか、効果音すら変わらない。'' -対戦バランスは当然ムチャクチャ。 --キャラクター性能云々以前に、''この時代壁ハメが通じる''のは格ゲーとしてあまりにお粗末である。 -ステージの仕掛けは豊富なのだが、バラエティがあるというより、''単純にいらつかせてくる''。 --特に「ボブスレーマウンテン」は凍っている地面で足場が悪い上、''予告なしで高速ボブスレーが突っ込んでくる''というバトルのテンポを削ぐ仕掛けがある。 --他に「マジで空間」は上下左右に自由自在に動ける特殊ステージなのだが、この構造のせいで''他ステージに輪をかけて奥義が発動しない''。また、こちらは予告ありだが極太レーザーが画面外から飛んできたりする。 -カードを集めて各キャラクターの技やエクストラカラー、ボイスなどを増やせる。また一部のカードは前述の通りアイテムとして使える。 --…のだが3分の1ほどを、キャラクターの性能にもかかわらず、アイテムとしても使えない単なるコレクションカードが占めている。 ---一応原作に登場している数多くのモブキャラクターたちのキャラクター辞典として使えるが…この内容がほぼ前作の使い回しなので前作既プレイ者からはさほど目新しい要素にもならないかと。 --カードは店で購入する他、ステージ中でも拾える。ダブったカードは店で売却可能。 ---しかし、なぜか1種類売るたびに店のトップメニューに戻るため、大量売却にやたら手間がかかる。 **評価点 -キャラゲーとしての完成度は極めて高水準。 --本作のストーリーは「優勝するとなんでも願いを叶えてもらえる大会」が骨格になっている。 ---各キャラクターはそれぞれ願いを持って大会に参加しているのだが、この願い事が''やたらカオス''。 ---ボーボボは「''おはぎを山ほど食わせろ!''」、首領パッチは「''俺の身長150メートル!''」など原作のキャラクターを大事にしつつオリジナリティのあるものになっている。 ---またソフトンの願い事を皆揃って阻止しようとするのだが、この理由が原作とアニメ版のデザインの違いに起因していたりしてなかなか面白い。 ---ちなみに主催者は[[コイツ>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%AC%E7%89%A9]]である(一応ネタバレ注意)。 --ボイス量がGBAのゲームとしては考えられないほど多い。 ---当然声優はアニメ版のものである。またカードの装備により対戦前や勝利時のボイスを違うものに差し替えたりもできる。 --キャラクター数は13+1とそこそこ多い。田楽マンなど非戦闘員に近いキャラも混じっている。 ---ちなみに隠しキャラは誰が予想したか「''毛狩り隊''」である。どこぞのブロックの隊長とかそういうのではなく、正真正銘''一山いくらでボーボボたちに一蹴される雑魚隊員''である。 ---ただし、性能はものすごく弱い…というより玄人向け。まぁ原作再現と考えれば納得できるか。 --意味不明なモード選択「つづきから」「はじめから」「''おわりから''」。 ---最後のを選ぶと(嘘)スタッフロールが流れる。これも原作ネタを元にしたものである。 --奥義ヒット時のイラストも非常に気合いが入っている。もちろんボイス付きである。 -ミニゲームが9種類も用意されており、いずれの出来も結構いい。 --ハドソン開発のためか、まんまボンバーマンの「ボボンバーマン」や原作ネタを忠実に再現した「ぬ献上ゲーム」など。 **総評 対戦アクションとしての出来は最低クラス。メチャクチャなバランス、使わせる気のない奥義、意地の悪いステージ…問題点はいくらでもある。~ その一方で、キャラゲーの側面からは見るべき点が多く、原作の作風を考えるとバカゲーとしては意外と悪くなかったりする。~ ダメな部分も含めて笑い飛ばせるだけの度量があれば、原作ファンにはやってみる価値はあるだろう。 **余談 やはりハードには向き、不向きというものがあるのかもしれない。~ ゲームボーイ系ハードは明らかに格ゲーとの相性が悪い。例えば[[これ>ストリートファイターII (GB)]]とか[[あれ>THE KING OF FIGHTERS EX NEO BLOOD]]とか[[それ>魁!!男塾 冥凰島決戦]]とかである。~
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