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**田代まさしのプリンセスがいっぱい
【たしろまさしのぷりんせすがいっぱい】
|ジャンル|アクション|~|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|EPIC・ソニーレコード|~|
|発売日|1989年10月27日|~|
|定価|5500円|~|
|分類|''バカゲー判定''(ゲーム自体は普通)|~|
|ポイント|まさかの田代まさし|~|
***概要
主人公はタレントの田代まさしが扮する王子。
おとぎ話をモチーフにした4つのステージをプレイし、お姫様を救出してまわる。
4つのステージは好きな順番でプレイでき、ボスを倒すとそのボスの武器を入手できるという[[ロックマン>ロックマン(PSリメイクシリーズ)]]シリーズに近いシステムとなっている。
なお、この半年前にMSX2版も発売されている。
キャッチコピーは「大切なものは勇気。守るものは愛。下心はぜーんぜんナイ。」
***話題
-4人のプリンセスは小学生を対象とした公募によって選ばれている。選んだのは田代自身。
--救出するとその姫からキスされる。またバッドエンドでは、好きな姫と城で''同棲できる。''繰り返すが相手は小学生である…。
--付記しておくと田代は発売当時、既に妻子持ちであり、しかもゲーム中にその息子が登場して「パパ、頑張って!」と応援するという裏技まである。
--説明書にはモデルとなった小学生の名前、顔、年齢が掲載されている。
--肝心の公募が行われたのが1988年3月と、MSX2版までの発売までを考慮してもかなり長かった。だが、ゲームの出来がそこまで良かったものかというと…
-田代が所属していたシャネルズの他のメンバーも、様々な形でゲスト出演している。また、エンディングテーマは「ランナウェイ」である。
--しかしゲーム中のBGMはチープで単調な曲が多い。作曲は井上大輔。
-ジャンプに妙にフワフワした慣性が付いていたりするが、バグなどは無く、特別酷いゲームというわけではない。
--「出来はともかく、なぜ田代なんて中途半端な芸人を使ったのか」と記述している書籍はあったが…。
---まあ当時一大ファミコンブームにより漫画キャラや芸能人が猫も杓子もファミコン化してた背景を考えれば分からなくもない。少なくとも''カケフくん''よりかは。
//↑どの本でしょうか?
-ラストステージは一言でいうと劣化ゼルダ。
-妙に田代の体力は高く、なかなか死ななかったりする。しかし上述のように慣れない操作性と一撃死のダメージ床の存在で、最初はなかなか先に進まないことと思う(パスワードはある)。
-ラスボスをナンパする事ができたり、攻撃を食らうとしばらく正面を向いてボーッとなったりと、ギャグ描写が多い。
-''しかし後に田代自身が盗撮・覗き・薬物・当て逃げなどをして逮捕され、更に不倫までしていたことから、笑うに笑えないゲームになってしまった。''タイトルとゲーム内容も、冷静に考えると彼のその後を暗示していたと言える。
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