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カラテカ - (2010/01/10 (日) 11:07:31) の最新版との変更点
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**カラテカ
【からてか】
|ジャンル|アクション|&amazon(B000068HZ8)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|ソフトプロ|~|
|発売日|1985年12月5日|~|
//本作は位置付けが非常に難しいので、あえてこういうタイトルにしました。
*クソゲー?
-元はブローダーバンド社がApple II向けに開発したゲーム。空手家の主人公が婚約者を誘拐した悪の空手家やその部下達と戦う作品。
-本家アメリカでは大ヒットしたが、ファミコンに移植された頃は、色々な面で他のアクションに比べ見劣りのするゲームになっていた。
--グラフィックがチープで、金髪のはずの主人公やヒロインが白髪にしかみえない。
--BGMはなく、ひたすら波の音が流れるだけ。
--何よりスーパーマリオブラザーズ(1985年9月13日)の後に世に出たのが運の尽き。
-と、ここまでならクソゲーといえるだろうが、この作品の世界観やシステム等は、本作の評価をただのクソゲーに終わらせなかった。
*礼にはじまり礼に終わる
-世界観
--総じて外人から見た感じの歪んだ日本という印象が強い。
--主人公は「南斗再試拳」の使い手。
--ヒロインの名前が「マリコ姫」、悪の空手家が「アクマ将軍」。
--チープなグラながら、背景の富士山、鳥居などの和風建築。屋内では何故か鷹が飛びギロチンが落ちてくる。
--だがモーションだけは異常に滑らか。90年代の格闘ゲームでもここまでは動かないだろう。
-礼
--直立の状態でBボタンを押すと「&bold(){礼}」をする。
--敵と出会ったとき、礼をすると向こうも礼をする。
--だが、前もって礼をしないと敵が異様に強くなるため、このシステムを知らないプレイヤーにクソゲー扱いされる理由の一端となった。
---但し、半歩単位の間合いの取り合いや、連続ヒットを狙える連携といった攻略のセオリーが存在している。エンディングまで辿り付けたプレイヤーは、礼をしようがしまいが勝てるレベルには上達している筈である。
-死にゲー要素
--スタート直後、後ずさりをすると崖に落ちてゲームオーバー。専用動作とSEが用意してある。
--途中にある柵のトラップにはまるとゲームオーバー。これを越えるタイミングは結構シビア。
--ずっと走っていると、いつの間にやってきた敵に激突しゲームオーバー。
--扉に駆け込もうとしたら、ちょうど出て来た敵に鉢合わせてゲームオーバー。
--いざラスボス戦だ!と思ったら卑怯にも不意打ちを喰らってゲームオーバー。
--などなど、すぐゲームオーバーになる展開が多く、逆にこれらを面白がるプレイヤーも多い。
*結論
-アクションゲームとしては理不尽なところはあるがそれなり遊べるので、クソゲーというより、むしろ上記の要素からバカゲー扱いされることが多いといえる。
-Apple II版を開発したジョーダン・メックナーは後に「プリンス・オブ・ペルシャ」を開発したことで知られる。
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