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RPGツクール4 - (2012/03/06 (火) 14:23:22) の最新版との変更点

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*RPGツクール4 【あーるぴーじーつくーるふぉー】 |ジャンル|RPG制作ソフト|&amazon(B00005OVSF)※)ぼったくり業者に注意!| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|エンターブレイン|~| |開発元|アジェンダ|~| |発売日|2000年12月7日|~| |定価|6800円|~| |分類|''クソゲー判定''|~| |ポイント|燃費最悪&br()バグだらけ&br()新システムは好評|~| |>|>|CENTER:''[[ツクールシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/576.html]]''| **概要 コンシューマー向けRPGツクールシリーズの4作目。キャラクターを自分で作成できる画像エディタ『キャラクターツクール』との2枚組。戦闘方式が従来の[[DQ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/269.html]]視点から、[[FF>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/267.html]]に近いサイドビュー方式になった。~ また、エンターブレイン刊の月刊誌『ファミ通ブロス』で連載されていた『ジバクくん』(柴田亜美)のキャラクターであるジバクくんが召喚獣として出演している。 **問題点 -容量の燃費が非常に悪く、すぐにメモリーカードを1枚使い切ってしまう。 --特にオリジナルマップは異様に容量を食ってしまうため、あらかじめ用意されたサンプルマップを使わざるを得ない。 ---ダンジョンでもこれなので、フィールドマップなんて作れたものではない。 --反面サンプルマップの容量は非常に軽く、「サンプルマップしか」使わないのであれば圧迫することはない。ただし、フィールドマップにはサンプルが用意されていない上に、ダンジョンマップ以上に燃費が悪く、あまり凝った配置をするのは難しい。 --その上フィールドマップは非常に狭く、他所のRPGで隣町に行くくらいの距離で大陸の端から端に行けてしまう。 -システムデータはまだ工夫次第でどうにでもなるが、シナリオデータはそれに輪をかけて燃費が悪く、1つの街に一通りに店や町人などのNPCを置くだけで1割、凝ったサブイベントを置こうものならそれだけで全体の2割を消費する。 --そのため、後述のサンプルゲームのように短く単純なゲームを作らざるを得ない。 --前作『[[3>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/238.html]]』同様にシナリオデータの引き継ぎはできるので、これを駆使すれば一応長編も作れないこともないのだが…。 -サンプルRPGが今までに比べると短く、1時間くらいで終わってしまう。ダンジョンも街と森があるだけで、フィールドマップもない。 --始まりの城下町にて、「姫が病気にかかってしまったのでそれを直す薬草を森から取ってきて欲しい。取って来た者を姫の婚約者とする」…ということで主人公たちが森に向かい、薬草を守るボスを倒して薬草を手に入れてめでたしめでたし…でおしまい。~ サンプルゲームとはいえ、あまりに短い。 ---前作のサンプルゲームの半分か、それより早い時間で終わってしまう。 ---サンプルゲームの製作者は『コープスパーティー』などで有名なチームグリグリのkedwin氏。 ---アビリティの名前が滅茶苦茶で、正式な名称とズレて設定されている。 ---ラスボスを倒しても経験値や金が入手できる。何の意味もない。 ---キャラの能力設定や武器の攻撃力・魔法威力なども投げ槍、あるボス以外は[[レベル上げて物理で十分>ラストリベリオン]]…ほんとにkedwinが作ったの? -キャラクターツクールで作ったグラフィックを使う場合、表示する度にいちいちロードするので非常に鬱陶しい。 -バグが多く、中には致命的なものまである。 --壁に入れたり、音楽が途切れたり、文字化けしたり、挙句の果てにはテストプレイでフリーズする。 --盾を装備して防御すると、''ダメージ9999の魔法でもダメージが1になる''超チート仕様。ちなみにサンプルには盾は出ていない。 ---なので盾を装備できるキャラは絶対に状態異常にかかるとかしないと、それだけでゲームバランスが一気に崩壊することに。 --死亡の設定を「復活する」にすると、全滅してもゲームオーバーにならず、全員HP1でその場で再開してしまう。 ---逆に「復活しない」にすると、イベント戦闘で敗北時の設定をしてた場合、その処理が行われず問答無用でゲームオーバーになってしまう。 --FFでいうアビリティがあるが、キャラに1つしかつけられず、ゲーム中付け替えさせることもできない。 --システムデータにパスワードを設定し、初めからプレイするとなぜかパスワードを要求される。データを覗かれないためのパスワード設定のはずなのにこれでは意味がない。 --テストプレイ時、クイックセーブして再開すると、Lv、アイテム、パーティーメンバなどが全て初期設定の状態に戻ってしまう。何のためのクイックセーブなんだ…。(出荷分によっては発生しない) -ちなみにメーカー側は、これらは全て「''仕様です。''」と説明している。 **評価点 -新たに「変数」スイッチが導入された。 --分かりやすく言えば、今までのスイッチが「フラグの単純なON/OFF」だとすれば、変数スイッチは「ある数値が一定数値になるとフラグが立つ」というのが変数スイッチ。 --これにより、より手の込んだイベントを作れるようになった。 -敵のHPの上限が6桁になり、1魔法ごとに%単位で有効無効を設定することが出来る。 --「この敵にはこの魔法が20%威力が増すor減る」といった具合に、非常に詳細な弱点設定が出来る。 -戦闘がターン制からATB制になり、上記の点も相まってキャラクターor敵の戦闘における個性が付けやすくなった。 --ATB制のFFではおなじみのヘイスト・スロウなどの再現も可能。行動が遅い代わりに非常に強力なキャラクターや、逆に行動が早い代わりに能力の低い手数型のキャラなど、個性豊かな設定をすることも出来る。 ---ただし、ウェイトモードにすることができない。 -その他、魔法演出設定や装備設定など様々な点で前作を上回る部分を持ってはいるのだが…。 --上記のバグの多さに加え、何より容量の少なさが致命的。システムデータは非常に凝った作りが可能なだけに、惜しい作品とも言える。 --発売当時PS2の普及時期だったこともあり、8Mメモリーカードが使えるPS2で発売・移植されていればまた違った評価をされていたかもしれない。
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