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スターフォックス コマンド - (2012/03/13 (火) 09:21:43) の最新版との変更点

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*スターフォックス コマンド 【すたーふぉっくすこまんど】 |ジャンル|戦略&3Dシューティング|&amazon(B000FNMPEQ)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |販売元|任天堂|~| |開発元|Q-Games、任天堂|~| |発売日|2006年8月3日|~| |分類|''シリーズファンにとって黒歴史''&br;ゲームバランスが不安定&br;一覧は前者に指定|~| |ポイント|あまりにもダルイ操作方法&br()無理やりタッチペンを使おうとした感あり&br()全体的に練り込み不足かつ面倒&br()キャラクター改変や人を選ぶマルチエンディング&br()過去作否定の衝撃的シナリオ|~| |>|>|CENTER:''[[スターフォックスシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1016.html]]''| **概要 『スターフォックス』シリーズの5作目。携帯用ゲームハードでは初作品である。~ 未発売で終わった『スターフォックス2』の要素を一部取り入れた、SLG+STGという異色作。 ---- **問題点 -操作がタッチペン主体になった事が主な問題点。しかも旧来の作品との比較ばかりでなく他にも類を見ないほど特殊であり、操作に慣れないうちは理不尽なほどに難易度が高く感じる。 -全体的に初心者殺しが激しい。しかしゲーム自体は操作がとにかく特殊なだけで、慣れた後の難易度は決して高くない。むしろ操作による補正を抜きにして考えれば『64』より難易度は低く、やりごたえがない。残るのはEDを収集する作業。 ***システム関連 -SLGパートはターン制で行われる。タッチペンで各ユニットのそのターンの進路を指定したのち、ターンを開始すると敵味方が動き出す。そして味方ユニットが敵ユニットに触れると戦闘に突入(STGパート)する。 -STGパートにおいては、画面は旧来のスターフォックスシリーズと似ているものの、機体の上昇・下降・旋回動作、ローリング、ボムは''全部タッチペンのスライド操作''。宙返り(緊急回避)・Uターンは画面上に表示されたスイッチをタッチで発動する。 --なおボムは自機の前方に発射するものではなく、下画面に表示されるマップに落とす位置を指定するというもの。旧来とは全くの別物だが使い勝手は良い。保持数の最大は機体によって1~3個となった。 --その他こまごまとした機体操作もみなタッチペンフル稼動だが、通常攻撃のレーザーは何故かボタンで発射。十字キーなども含め、ほとんどのボタンで発射可能だが、やり辛い。 --慣れればかなりまともに動かせるようになるが、後述するように操作に不慣れなプレイヤーのやる気を削ぐ要素が多い。 --DSのボタン数はSFCと変わらないので、タッチ無しでも作れたはずなのだが。 -戦闘には時間制限があり、戦闘中に回復アイテムを取るか、敵弾をローリングで弾くかで回復することが出来る。もちろん時間切れになると墜落し一機失う。~ だが、戦闘終了後の残り時間はそのまま次の戦闘に引き継がれる上、ユニット全員で共有している。~ そこまではまだいいのだが、前述の操作方法の特殊さのせいで、慣れないうちは時間回復が難しい。~ そのため、残り時間回復が上手く出来ないうちは&bold(){時間切れ→一機失う}、ということになりやすい。 --例えば、フォックスで時間ギリギリに敵を殲滅し、次にスリッピーで戦闘開始して開幕数秒で何もできずに落ちる、ということも起きる。 --これは燃料切れだということだが、上の例のようにフォックスが時間の殆どを消費した場合でも、時間切れした時に操作していた機体が落ちる。なんだか理不尽な話である。 -戦闘の相手が母艦だった場合、ターゲットを全滅させた後にローリングしながらビーコンをくぐって母艦に突撃しなくてはならない。 --失敗すると逆に''撃墜され、一機失う。''しかも''せっかく倒したターゲットは復活し、また撃破しなくてはならなくなる''ため、ここでもやる気が削がれる。操作に慣れていないとやはりよく外れる。 --ゲーム性には関係ない話だが、敵戦艦の撃破方法が''体当たり''しかないってどうなの…。 -SLGパートでは、たまに敵がこちらの母艦に向けてミサイルを発射することがある。~ それと味方ユニットが接触すると敵との戦闘の代わりにミサイルを追いかけて撃墜することになるが、この際にもビーコンをくぐらなくてはならない。しかも母艦のものと比べ難易度が高く、くぐりながら&italic(){}攻撃を当てて撃墜しなくてはならない。~ しかも味方ユニットの性能によっては破壊するのも困難になる((特に攻撃力の低いレオンやロックオン機能の無い機体などではかなり難しい。逆にロックオンの有る機体ならロックオンを重ねるだけで撃破が可能))。もし破壊に失敗するとミサイルはさらに直進してしまう。 -ちなみにSLGパート上でミサイル又は敵機を母艦まで到達させてしまうと''ゲームオーバー''である。 -そしてステージをクリアすると、場合によってはボス戦になる。 --パズル状になっている敵機体を揃える、攻撃で溶岩に押し込むなど面倒な手順を踏んで倒さねばならないボスも多い。 --またスターフォックスのライバル・スターウルフは例によって強敵……かと思いきや、どちらかと言えば面倒くさい相手である。 --あまり積極的に攻撃してこず、こちらを追いかけたりもしない。だがこちらが一機のみなのに対し向こうは一度に三機出現する。とにかく飛び回るため攻撃が当てづらく、そうしている間に時間切れになりやすい(加えて操作はタッチペン)。 ---このため、スターウルフ戦における最大の敵は時間制限であるとも言える。 -すべてのステージに、ラウンド制限が設けられている(最大5ラウンド)。規定ラウンド以内にクリアできなければゲームオーバー。 --当然5ラウンドでクリアするのではなく、アイテムでラウンド数を補充することができる。しかしどちらにせよ、面倒臭さに拍車をかけているのは言うまでも無い。 -ENDは9種類あるが、これらをコンプリートするには逐一最初の面からやり直す必要があるので、それまでに何度も同じ面をやり直す羽目になる。しかも何回か周回を重ねると、最初の面が別物になり、難易度が上がる。複数周回への配慮だろうが、正直面倒になるだけである。 --EDも紙芝居のように画像と解説文が表示されるだけで、非常にさみしい。 --一面からエンディングまでの長く単調な道のり×9を乗り越えてEDをすべて制覇しても、メニューのBGMが変わるのみで、『64』のような勲章やエクストラモードがあるわけでもない。 --64・アサルトと形を変えながらも存在した、敵を巻き込んでのボーナスがなくなってしまい、スコアも敵の数以上に稼げることはないため、やり込みの底が浅い。 ---スコアを稼ぎたい場合は拠点の撃破を遅らせて敵に増援を呼ばせて逐一全滅させるしか方法がない。敵軍を撃破するには敵機のうち一部を倒して持っているエネミーコアを回収すれば良いだけなので、比較すると非常にだれる。 -従来のような奥へ進むシューティング面は存在せず、ミサイル迎撃とボス戦以外は全て箱庭ステージであることを惜しむ人もいる。 ***ストーリー関連 -重厚さを狙ったのか、話がしょっぱなからハード気味。 --物語に深みを出すためなのだろうが、全体的に描写が浅いためあまり意味を成していない。 #region(大まかなお話) -のっけから''チーム分裂済''という説明が入る。さらに進め方によっては''さらに酷い展開になることも''。 --『ペッピー』 ---病床に伏したペパー将軍に代わり軍のトップに。 --『スリッピー』 ---恋人との時間を大切にした方がいいと帰郷。ちなみにどのルートに進もうと恋人とは仲良くやっている。 --『ファルコ』 ---こんな金にならない仕事((元々スタフォの世界は平和でゲーム本編のような大事は滅多に起こらない為、仕事は滅多に入らずスターフォックスの経済状況は常に火の車。母艦は約80年のローンがまだ残ってる、しかもその母艦は前作で轟沈。))はやってられんと族の世界へ帰る。 --『クリスタル』 ---危険な仕事に巻き込みたくない、スターフォックスを辞めてくれないかというフォックスの意志に反発し、大ゲンカの末に出奔。 --『ウルフ』 ---積み重ねてきた悪事に裁きが下され、現在はメンバー共々指名手配となり、莫大な懸賞金をかけられた尋ね者となっている。 #endregion -進め方によっては違うキャラの視点で進むことがあるのだが、誰が主人公になっても(単独行動するファルコだろうが、ライバルポジションのウルフだろうが)なぜか母艦はグレートフォックスで、ナビゲーターはナウスになるという不自然な状況に。((後のインタビューでウルフやファルコ、フォックスが使っているのは実は全部同じ型のレンタルの戦艦と言う設定が発表されたが、5年も経った今では後付けと思われても仕方が無い。後付けでなかったにしても、ナビがナウスのままなのはやはり不自然である。)) --当然主役はフォックスなので最初はフォックスと行動している。ということはフォックスはナウスによって母艦から追い出されたのだろうか? --そのせいで、主人公はナウスと言われてしまうことも。 --前作でグレードフォックスは轟沈してしまったため、今作では平べったく艦橋が後方にある''輸送艦''のようになってしまった。 --しかもこの母艦、雑魚敵が爆発するだけで''あっけなく撃沈。''ミサイルはまだわかるけど雑魚が最低3機で落ちる母艦ってどうなの・・・ --しかも武装はミサイルのみ。マップにあるアイテムで補給できる。レーザーは? -分岐がありマルチENDになっている(分岐は2周目以降から)。が、正統派のエンディングの方が少なく、大抵はバッドエンド的なエンディングである。しかもいろいろな意味で酷いEDが多い。 --しかしIFEDやネタEDは笑えるものもあり、一見の価値はあるという評価も。良くも悪くも人を選ぶエンディングが多い。 ---また、この分岐は会話中に表示される選択肢によるもので、『64』のようなステージ中に特定の条件を満たすことによる分岐は存在しない。 #region(ED一覧) エンディングの名前は最終ステージの名前と同じ。いくつか両立可能なEDがあるので組み合わせてみるのも面白いかも? ''1.フォックスとクリスタル'' -タイタニアでクリスタルと再会するも、クリスタルはフォックスだけでなく他のチームメイトにも冷たい態度をとり続ける。 -しかし最後の戦いを通じて和解。フォックスもこの戦いで友情や愛情の大切さを身にしみて感じた。 -その後スリッピーの恋人アマンダがスターフォックスの新たな仲間となり、アッシュは再生したベノムの新たな主となったのだった。 全エンディングの中でも比較的まともなEDの一つ。しかしアマンダの加入は予想外だった。 ''2.さよならフォックス'' -最後の戦いを終えたフォックスはチームを解散し、クリスタルとの平穏な生活を送ることを決めた。 -2人の息子、マーカスはすくすくと成長し、やがて父の影響を受けコーネリア軍パイロット士官学校に志願する。 -その後マーカスはスリッピーの息子、ペッピーの孫娘、そしてパイロットを続け伝説の存在となっていたファルコ((どうでもいいがこのファルコ、キャプテン・ファルコンを彷彿させるブーツを履いている。))と共に、新たなスターフォックスを結成する。 真EDと思われるED。しかし『シリーズ終焉を暗に示している』として評判が悪い。 ''3.アングラー皇帝'' -アングラー軍に勝利し、再び平和を取り戻したスターフォックス。 -しかし、唐突にクリスタルは一方的に別れを告げフォックスの元を去り、スターウルフとしての人生を送るのだった。 ''一周目の強制のビッチ、もといNTRエンド。'' ''4.復活!スターウルフ!'' -フォックスを利用して浄化装置を手に入れ、クリスタルとともにアングラー軍を打ち倒し見事に汚名返上をしてみせたスターウルフ。 -しかしクリスタルは街に出ては裏切り者として後ろ指をさされ続けるのに耐えられず、スターウルフからも離れてしまう。 -数年後、クリスタルはクラゾアと名乗り凄腕の賞金稼ぎになっていた。一度だけフォックスは彼女と遭遇したが、クリスタルであるということに気付くことはなかったという。 ''5.ルーシーとクリスタル'' -コーネリアを守りきった女性陣(ルーシー&アマンダ&キャット&クリスタル)。やがてフォックス達がアングラー軍を倒したという朗報を聞き、クリスタル達は御馳走を作ってもてなすことに。 -ペッピーとルーシーは今は亡きビビアン(ペッピーの妻、つまりルーシーの母親)の思い出を久し振りに語り合う。 -フォックスとクリスタルも互いの気持ちを打ち明け、クリスタルはスターフォックスに復帰する決意をしたのだった。 家族や仲間とのつながりが感じられる温かいEDであるため、これを真EDであると(精神衛生の都合で)主張するプレイヤーは多い。 ''6.アッシュの選択'' -スターフォックスの協力もあり、アングラー軍を打ち倒したアッシュ。その後彼はベノムを再興させる決意をする。 -数年後、豊かな惑星となったベノムに次々と移住者が現われ、アッシュは指導者となり自然と科学が調和した惑星を創ることに成功。 -数十年後、アッシュを中心に巨大帝国となったベノム。「宇宙の中心はベノムである」というアッシュの演説に人々は熱狂し陶酔し、再びベノムは銀河の脅威となった。 所謂「''歴史は繰り返される''」エンド。 ''7.スリッピーの決心'' -スリッピーはアクアスにてアマンダの無事を確認し、彼女を守るために''唐突に結婚式を挙げることを決意する''((本当に唐突だから困る。しかも浜辺で二人+ナウスだけという余りにも寂しい結婚式。))。 -数年後、アクアスにはたくさんの子供に囲まれたスリッピーの姿が…。 -さらに数十年後、年老いたスリッピーは近所の子供達に若かりし頃の武勇伝を聞かせるのが日課となっていた。((戦争はどうしたって?このEDじゃ戦争はおろかフォックス達のその後もわかりません。)) ''8.ピグマの逆襲'' -ナウスの忠告を聞かず、脇に逸れた戦闘を繰り返した結果最終決戦に行きそびれ、仲間はずれになってしまう。自分はほとんど関わっていないため、オメオメ仲間と喜びを分かち合うわけにもいかず、一人悶々とするファルコ。 -そんな彼にキャットから「スターフォックスなんかやめて、新しいチームを結成しよう」と持ちかけられる。落ち込んでいたこともあり、ファルコはこの提案に素直に耳を傾ける。 -ファルコはアッシュもチームにスカウトし、新たな遊撃隊「スターファルコ」を結成。フォックスの好敵手となったのだった。 最短ルートで辿り着くED。 ''9.ピグマの怨念'' -いくつもの罠にはめられた結果、手柄をスターウルフに奪われてしまったフォックス。 -フォックスは名誉も恋人も全て失い、泣きながらファルコと共に店の料理を食べ続ける。 -そんな時にファルコから慰めついでに''G-ZERO''グランプリに出場することを提案される。結果、ぶっちぎりで優勝したちまちサーキットのスターとなった。そして、彼らがスターフォックスであったことなど、もはや誰も覚えていないのであった。 最悪のバッドエンドと思わせて実はネタED。ちなみに''「G」''であって「F」ではない。 #endregion ***キャラクター・設定関連 -ライバルのスターウルフのメンバーであるレオンのキャラが改変されている。 --『64』では冷酷で血が大好きという設定だったのだが、なぜかコマンドでは気が優しいという設定になっている。また、一人称が「私」から「オレ」に変わっており、セリフまわしも小物臭い。 --アサルトまではクールな二枚目(?)だったのに。カメレオンだから性格も変わるというのだろうか?((とはいえ初代から今作までスターウルフのチームメンバーでいるのはレオンなので、案外後付けでなくもない。)) -味方キャラの一人であるキャットの性格も『64』のセクシーお姉さんから姉御タイプに変わっている。外見もピンクから黒に変わり、同名キャラである必要性が感じられない。 --性格は前々作『アドベンチャー』の前日談の漫画で既に変更されているのだが、ゲーム本編だけ(『64』→今作)を見ると変わりようが激しい。((そもそも漫画版は正史に組み込まれているのか不明なため)) --ちなみに見た目を変えたのは今村氏。性格に関してはセリフが増えたから変わった様に感じるだけとの事らしい。 -あるルートでジェームズが登場するが、常に無言で不気味。しかもどうもフォックスにしか認識されていないらしくもはや完全に亡霊。 -タイトルを覆す程の衝撃的な新設定が存在する。 --「危険な研究を繰り返していたせいで、辺境の惑星べノムに永久追放された」というのが今までのアンドルフの設定だった。 --そして「ペパー将軍とアンドルフははお互い旧知の存在で、昔から仲が悪かった(文字通りというか見た通りの犬猿の仲)」ということが今作で明かされる。~ ペパーにとってアンドルフは邪魔な存在であった為に理由をこじつけて危険分子として排除した。ちなみに、追放の決め手となった発明は、実はべノムを生物の住める環境にするための浄化装置だった。 ---つまり、過去作での戦いはいいがかりで追放されたアンドルフの復讐劇ということになる。((一応この設定がなくとも復讐劇といえば復讐劇であるが、あれは所謂「正義の鉄槌を受けた悪者の逆恨み」というよくあるパターンである。しかしコマンドの設定と照らし合わせてしまうと…。)) ---さらに言えば、二人の老人のくだらない小競合いが星系一つを巻き込む一大戦争に発展というしょうも無い話になってしまった。両軍の全兵員及び民間人からすればとんだとばっちりである。 --「単純な勧善懲悪に納まらないシナリオカッコイイ!」という一種の病気を発症したかどうか定かでないが、首を傾げざるを得ない物になっているのは言うまでも無い。 --そして、これを明かしてフォックス(とプレイヤー)を混乱させるだけ混乱させておいてその後の追及などは全く無しという体たらくである。 --ちなみにこれ、クリスタルの口からさらりと出てくる情報なのだが、どうしてお前が知っている。 ---- **評価点 -フォックス以外のキャラクターを操作することができる。そのメンバーは、スターフォックスメンバーはもちろん、ライバルのスターウルフメンバー、64では友軍だったビルやキャット、そして今作からの新キャラと非常に多彩。 --各キャラクターごとに専用マシンが用意されている。外見だけではなく、性能も千差万別であり、キャラの個性をマシンが殺してしまうなどということがない。 -BGMも、名曲ぞろいの64をベースに適度なアレンジが施されていて好評。 --ステージBGMはキャラ毎に変更される。フォックス・ファルコ・スリッピーには二曲が用意されている。殆どが新曲だがこちらも好評。 ---- **総評 -とにかく操作性が異質で、しかも慣れるまでに立ちはだかる壁が高く、それまでに投げ出してしまう可能性が高い。~ そして慣れたら慣れたで難易度はそう高くなく煩わしいだけの戦闘をこなすハメになり、ED制覇に無駄に時間がかかる上に、スコアアタックも時間さえかければ誰でも天井まで伸ばせるため意味がなく、終わったらもうやることが無いという底の浅さにガッカリする羽目になる。もはや作業、いや苦行である。 --ふつうは操作が特殊なゲームはチュートリアルや序盤のステージ構成でそれに慣らせるための配慮をするものだが、このゲームのチュートリアルでは肝心のビーコンくぐりやローリングによる弾丸はじきの練習はできず、操作に慣れないうちは何機も落としまくった挙句ゲームオーバーになりやすい。 --そしてそういったゲームははじめはクソゲーに見えても、操作に慣れた先にやりごたえや面白さがあるものだが、このゲームは難易度が低く底も浅いため、せっかく頑張って操作に慣れても、慣れるほどにますますつまらなさが露呈していくというなんとも救いのないゲームである。 --参考までに旧作『64』では、詳細は省くがテクニック次第でスコアを伸ばせる、スコアアタックを楽しめるような仕様になっており、一通りクリアしたあとでも楽しめる。 -その後、本シリーズは[[スマブラX>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/382.html]]に3人も参戦した後は何のご無沙汰も無く、「本作がシリーズに終止符を撃った」とも思える状況に陥ったが、ニンテンドーDSの後継機『ニンテンドー3DS』にて、『スターフォックス64』のリメイク版が発売された。 --原作を遥かに凌ぐ高画質、持ち運びできる携帯機なためにどこでも遊べる、3DS独自の機能を使った遊びなどが詰め込まれ、旧作を遊んだプレイヤーはもちろんのこと新たに遊びプレイヤーからも好評価を得ている。
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