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マグナカルタ - (2012/02/10 (金) 22:27:45) の最新版との変更点

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本項では、PS2ソフト『マグナカルタ』とそのPSP移植版『マグナカルタ ポータブル』の2つを扱います。双方共クソゲー判定です。 *共通項 |ジャンル|RPG|~| |発売元|バンプレスト|~| |開発元|バンプレスト、SOFTMAX|~| |分類|''クソゲー判定'' |~| |ポイント|システム・シナリオが悉くダメ&br()長いロード&br()イラスト・キャラデザは好評(批判もあるが)|~| *マグナカルタ 【まぐなかるた】 |対応機種|プレイステーション2|&amazon(B0002KV4LC)| |発売日|2004年11月11日|~| |定価|6,980円 (税別)|~| |レーティング|CERO:全年齢対象|~| *マグナカルタ ポータブル 【まぐなかるた ぽーたぶる】 |対応機種|プレイステーション・ポータブル|&amazon(B000CSH760)| |発売日|2006年5月25日|~| |定価|4,800円 (税別)|~| |レーティング|CERO:12歳以上対象|~| |備考|PSP the Best:2007年6月28日発売/2.940円|~| **概要 -「韓国のFF」とも言われた(らしい)韓国の人気RPGの日本版。 **批判点 -シナリオが糞。 --おつかいイベントが多すぎる。何かある度にあっちへ行って来い、あそこへ行け、とのおつかいイベント。それもサブイベントではなく''メインシナリオがおつかいばかり''である。盛り上がりもクソも無い。 ---これがまた後述の移動システムの糞さとロード時間の長さ、戦闘の面白く無さと合わさって非常にだるい。 --ストーリーが盛り上がる所に至るのが遅すぎる。一応そこまで行けばそこそこ面白くはなるのだが終盤もいいとこである。プレイヤーとしてはそれまで散々おつかいをさせられて萎え切っており、そこまで至らないプレイヤーも多い。 ---しかもヒロインの記憶の喪失部分など、割とプレイヤーにも予想が付くためあまり新鮮さは無い。 -戦闘システムが糞。 --土地の属性に合わせて戦う「カン」というシステムがあるのだが、全く練りきれておらず、戦闘を面白くするどころかむしろプレイヤーの足を引っ張るだけの存在になっている。 ---キャラが使用できるカンは固定なので、該当するカンが無い場所だとほとんどダメージを与えられない。その場所のカンを使用できる仲間に変更するか、アイテムを使い補うしかない。 --タイミング良く画面に表示されたボタンを押すことで攻撃を発動させる「トリニティ・アクション・システム」も完成度が低く、正直あっても無くてもどっちでもいいシステムになっている。要するに『[[シャドウハーツ>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/468.html]]』のジャッジメントリング、『[[MOTHER3]]』のサウンドバトルに似たシステム。しかし到底この二つのシステムの足元にも及ばない出来である。 --また、こちらのレベルが上がると敵も同じだけ強くなるためレベルの意味がほとんど無い。一応技を覚えるためにレベルを上げる意味はあるのだが、それだけである。 --終盤に主人公が習得する戦闘スタイルがチートすぎる攻撃性能を誇っている。正に「もうあいつ一人でいいんじゃないかな」状態。 ---これのせいで前述の戦闘システムもほとんど空気となり、他の仲間のレベルが上がって技を覚えようがもうどうでも良くなってしまう。 ---しかし、ラスボスへ向かう道中、主人公以外の仲間キャラで強制戦闘があるため、ある程度技を習得していないと非常に面倒なことになる。 -そこまで進む前に厭きるor投げ出す人も多いので忘れられがち(?)なのだが…。 --この戦闘システムは3種類あり、普通にコマンドが見えるモードとコマンドが見えないモードがある(夜叉モード)。夜叉モードはいわゆるカウンターで、うまく使いこなせばノーダメージで切り抜けられるが、そもそも敵が使うコマンドなど分かるはずもなく、初期スタイルの修羅モード以外シールドが発動しない為まず使用しない。 --普段であれば、ただでさえ面倒な戦闘を長引かせないためにも修羅モード以外に変える猛者はいないと思われると言うのに、強制的に夜叉モードで戦闘させられるイベントがある。 --しかも救済処置などない。自力で乗り越えるしかない。お陰でここで躓くプレイヤー続出。 -システムが糞。 --フィールド上を歩く際には「ゆっくり歩くディテクト(探索)モード」と「素早く移動するダッシュモード」の二つがあるのだが、ディテクトモードはメリットは多いが移動が遅すぎでイライラする、ダッシュモードはメリットが「早く移動できる」ぐらいしか無くデメリット多すぎ…といった具合にイライラするもどかしい仕様になっている。 --敵は一度倒すと次のストーリーシーンになるまで''リスポーンしない''。レベルは前述のとおりの仕様なので困ることはないが、金や素材が貯まりにくい。 --RPGらしく宿屋の施設があるが、フィールド上で休憩することでHPは簡単に回復できるので存在意義がまったくない。 --特定の場所をリースPTで進行していると''必ずフリーズする。'' -鬼のロード時間。 --ローディングは平均して10秒以上。その間の退屈しのぎもなし。 --しかもこれがマップを切り替えるたびに起こる。小さな建物に入っただけでも起こる。 --さらに前述のおつかいイベントの多さ、フィールド上の移動システムの糞さと組み合わさって凶悪なイラつき要素になっている。 --これでもローカライズでまともになった方で、本国版はもっと酷かったと言う。 -グラフィックが微妙。まあ十分見れるレベルではあるので他の問題点に比べれば大した事ではないが…。 --のっぺりしているマネキンのような微妙なポリゴン。 --それはまだいいとしてもムービーシーンでも口パク等一切無し。FFに並ぶRPGと謳っておいてこれはお粗末である。 --そのくせ、女性キャラが移動する際には乳が揺れたりと無駄な所に力が入っていたりする。 --戦闘時のエフェクトなんかもどうにも普通である。PS2最初期なら綺麗と言われたかもしれない。 --OPのムービー&bold{だけ}は素晴らしいため、CMなどで流されたそれに騙されたプレイヤーは少なくないと思われる。 ---因みにOPと同レベルのムービーは片手で数えるほどしかない。しかもほんの数秒であったり、OPに使われていたものだったりする。 -キャラデザも人によっては受け入れられないという意見が出ている。 --某評価サイトで女性のぶっちゃけ無駄に露出過多な点についてと男性デザインが妙に女性向けだったりとか。主人公とか主人公とかその自称弟子とか敵の四天王モドキとかとかetc。 ---とはいえこれは好き好きである。後述するように「基本的には好評」ではあるといえる。 **評価点 -韓国の人気絵師、キム・ヒョンテ氏によるイラストやキャラクターデザイン。特にヒロインのリースは人気がある。 -豪華声優陣。 -根気と寛大な精神があれば、後半からのストーリー展開。 -前述の通り、OPのムービー&bold{だけ}は素晴らしい。 **総評 -キム・ヒョンテ絵や豪華声優陣、先行した話題性で多くのゲーマー達に地雷を踏ませてしまったRPG。 --「Q.このゲームは買いですか? A.画集を買いましょう」とまで言われた。 **その後 -2009年になんと[[マグナカルタ2>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1356.html]]が発売。 --1の糞さと購買意欲を自ら削ぎ落とすような糞体験版のため「今作もどうせ糞ゲーだろう」と思われていたが、ところがどっこいいざ発売されると良ゲーではないものの普通に遊べる出来と評され、糞ゲー呼ばわりは免れた。 //「それでも、2009年KOTY選外なのだが…。」記述削除。選外のものの中には良ゲーと呼ばれるものもあり、ここで記述する意味がないと判断。
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/2863.html]]に移転しました。''

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