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執筆依頼・据え置き機/クソゲー扱いされやすいゲーム1」を以下のとおり復元します。
&bold(){}据え置き機のクソゲー扱いされやすい作品のうち、「クソゲー扱いされやすい名作・良作」の依頼タイトルはこちらへ。

ソートはカテゴリ・ハード別に五十音順で。タイトルと共にコメントなどで推薦理由も添えておくと良いと思います。

&b(){執筆した方はここから該当タイトルを消してください。}

注:あくまで依頼用ページなのでここからのリンクはご遠慮ください。
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**クソゲー扱いされやすい名作・良作
-&bold(){SFC アウターワールド}(ビクター音楽産業/Interplay)
--「死にゲー」という側面ばかりが強調されがちだが、ポリゴンによる独特の空気を持つ異世界やメッセージなどを用いないストーリー性などが世界的に高く評価されている非常に前衛的なゲーム。
--死に様も無駄にリアルでグロい(ビームに当たって黒焦げになったり、串刺しになったり色々)。
--ただやっぱり難しいのは確か(無理ゲーではないのだが)。また、知名度も低いのも残念(須田剛一氏曰く「日本でクリアした人は100人いるかいないか」それくらい知名度が低く、かつ難しいのである)。
--ちなみに海外では続編があるが、主人公が違う。
-&bold(){SFC ウルティマVI 偽りの予言者}(ポニーキャニオン)
--BGMもよく、自由度の高いRPGだが、敵キャラの歩行グラフィックが不気味。
--敵キャラのグロい歩行グラに耐性のある方は普通に遊べる。あと気球を作るのにいろいろ大変。
-&bold(){PS アインハンダー}(スクウェア)
--独自の武装システムで高い戦略性を提示するもその敷居の高さから従来のSTGプレイヤーからの受けは悪かった(現在は再評価されている)。
--同時期にセガサターンで発売された『サンダーフォースV』と並び、演出面を強調したポリゴン2D横シューティングとして、よく比較される傾向にある。
--スクウェア製という事もあって「ゲーム批評」誌等からの不当なバッシングも。
-&bold(){PS TOBAL No.1}(スクウェア/ドリームファクトリー)
--ドリフ全盛期の1作。
--今でも「FFVII体験版のオマケ」という評価が圧倒的な本作だが、手足の伸びるロボットや長い尻尾を活かして戦う異星人など、当時の3D格闘ゲームの常識に囚われない鳥山明デザインのキャラクターを破綻なくゲームに組み込んでいる事は評価に値する。
--他のゲームにあまり見られない独自の要素として、「つかみからの駆け引き」が挙げられる。単純に掴んでからすぐ投げる、というだけではなく、打撃に持ち込む、体重を崩して威力の大きな投げに繋ぐ、相手との位置を入れ替えてリングアウトを狙う、また掴まれた側も体重移動に抗う、投げ抜けのタイミングを見切って逆に有利な体勢に持ち込むなど、まるで柔道のような駆け引きを楽しめる。
---もっとも格闘ゲームとしては続編のTOBAL2がほぼ完全なアッパーバージョンと言える完成度なので、現在ではあまり価値がないことは確かではあるが。
--当時としては斬新だった格闘ゲームとRPGを組み合わせたクエストモードも魅力の1つ。3D地下迷宮を探索しながら転がる大岩や針山などのトラップを避け、アイテムで自キャラを強化しながら最深部を目指す内容。RPGとしての要素は続編の2やエアガイツの同モードに比べるとシンプルながら、完成度は高い。
---最後のクエスト「ウダンズダンジョン」は自動生成の地下30階の迷宮を踏破するというもの。内容としてはまさにローグライクのそれであり、プレイヤーの格闘テクニックだけでなく判断力と運も試される。
-&bold(){PS ドラえもん3 魔界のダンジョン}(エポック社/カンズ)
--ドラえもんに「自分だけの秘密基地が欲しい」と頼み込むのび太。そこでドラえもんは道具で空き地の地下に空洞を発見、そこを秘密基地にしようとした。~
その地下に古ぼけた祭壇を発見。ドラえもんの道具で治し、雰囲気からか何気なく流行っていたカードゲームの召喚の言葉を唱えたのび太。すると祭壇が光り、不思議な生き物「ピット」が現れ…
--早い話がドラえもん版不思議なダンジョン(ローグライクゲーム)。ゲームとしての出来は劣化不思議のダンジョンを脱するよう意識していて、敵側にもアニメの声優を起用した他懐かしの秘密道具をゲーム中に上手く溶け込むよう工夫されている、と原作(2つの意味で)をリスペクトしている。
---次のフロアに店を出す「出前電話」等、他では見ないアイテムも登場する。
--いつもの5人が主人公。揃うまでストーリーを進めると、秘密基地の1フロアに町のような施設が出来る。それぞれにスペースがあり、広く取る事で、しずかちゃん担当の薬屋なら売っている薬の種類が増えたり、スネ夫担当の銀行なら預ける量を増やしたりする事が出来る。
---「素手でツチダマなどの劇場版敵キャラを撲殺するしずかちゃん」はよくよく考えるとシュールな光景。
--能力合成が出来ない。この時期に出たローグライクゲームでこれは致命的。
--いわゆる「もっと不思議」に相当するダンジョンでは「どこでもドア」(「リレミトの巻物」に相当。持ち込み不可ダンジョンでは実質使用=即死)が未識別。迂闊にアイテム使用による鑑定が出来ない。
-&bold(){PS2 スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}(バンプレスト/エヌケーシステム 07/11/1)
--フルポリゴンによるRTS型スパロボ第2弾(ちなみにリアル等身)。前作の不満点がほぼ改善された他、同年リリースの「W」同様巧みにクロスオーバーを用いたシナリオが秀逸。
--しかし3Dのスパロボである事、そして前作の不評もあったため従来のプレイヤーには敬遠され知名度は低い。
-&bold(){PS2 花と太陽と雨と}(ビクターインタラクティブソフトウェア/グラスホッパー・マニュファクチュア)
--グラスホッパーマニュファクチュア製作のアドベンチャー、のようなゲーム。
--ディレクターは「シルバー事件」「ノーモア・ヒーローズ」で有名?な須田剛一氏。
--「探し屋」と称する主人公が、さまざまな仕掛けを解くための数字を探していく。電話番号やカクテルの材料の比率、麻雀の得点などさまざまな数字を無秩序に要求される。
--数字のヒント、もしくは答えそのものが全てゲーム中で閲覧できる「ガイドブック」に書いてあり、そこからプレイヤーが探して打ち込んでいく、という奇妙な流れ。ある意味、ゲームになっていない。
--ポリゴンがPS1なみにカクカクしている。明らかに意図的にやっており、ゲーム中でもツッコミが入る。
---DSにほぼ完全に移植できるほどである。
--ストーリーも理不尽で、空港に向かうはずなのにいつまで経ってもホテルに足止めされる。
--目的地に向かうまで、異常に長い距離を移動させられる。後半になるほど距離が長くなっていく。
---難しいのは、本来マイナス評価点でしかない「無駄な移動」に対しても、作中で自己言及をし、あまつさえジョークの一環として利用していることである(移動にうんざりした主人公が自転車を盗む、など)。これによって単なる製作者側のエラーとは言い切れない側面が発生してしまっている。
--アスキーの『シルバー事件』の続編だが、前作をプレイしても全てが理解できるとは限らない。
--こうした不条理を楽しむことこそがこのゲームの目的に等しい。クソゲー扱いされやすい、というよりファンもクソゲーと呼ばれて否定しないほどである。
--要は良くも悪くも「須田剛一ゲーム」。完成度よりはインパクト、飲み下しやすさよりは忘れられない味、ユーザーフレンドリーよりは己のセンス――客観的に各種要素を評価をするならば低得点は免れ得ないが、それでも光る「何か」に嵌る人間は徹底的に嵌る、そういった作品。
-&bold(){PS3 トリニティ ジルオール ゼロ}(コーエーテクモゲームス/オメガフォース)
--フリーシナリオRPG『ジルオール』の5年前を描いた外伝作品。
--プラットフォームがPS3ということで期待されたのだが、製作チームが無双シリーズで有名なオメガフォースが担当するということで不安視されていた。
--事実、初公開時のゲーム画面はまさに無双のそれで所謂「ジルオール無双」としての認識が広がってしまった。
--前作の「ジルオール」での売りだった自由度は、キャラクターの固定やマルチエンディングの廃止により、大幅に狭まってしまった。
--それに加えて発売日がMHP3rdやGT5などの大作タイトルと重なってしまい、セールスが伴わなかったという結果を招いてしまった。
--だが蓋を開けてみれば、前作の世界観を引き継いだグラフィックとサウンドとシナリオ、アクションに定評のあるオメガフォースのゲーム性が融合し、想像以上に遊べる良作ARPGになっている。
--無双のようなボタン連打するだけのアクションだと誤解されがちだが、キャラクターの切り替えや合体攻撃のソウルバーストやトリニティアタックなどNPCとの連携を主幹においたレベルデザインになっている。
--NPCの思考ルーチンはなかなか優秀で、属性攻撃しか通用しないモンスターに対してはきちんと属性攻撃のみで戦ったりよろけさせた敵を一緒に集中攻撃してくれる。
--ゲーム進行も、クエストを受注してボスモンスターを倒したり、対象を護衛するなど、アクション要素も相まってファンタシースターオンラインなどのMORPGに近いデザインになっている。
-&bold(){PCE はにい・いんざ・すかい}(フェイス)
--埴輪が自機のシューティング。ショップで武器を購入したり、ショットを前後左右八方向に撃てるのが特徴。ステージ最初のバランスがちょっと厳しく、やや特殊な操作性を求められるが、シューティングとしては普通に遊べる内容だったりする。
--このゲームのサントラが出たのはなんと2008年。ゲームリリースから約20年後、既にフェイスが倒産して約10年経過した後の事である。
---1990年の時点で続編『はにい・おんざ・ろおど』とカップリングしてオリジナルサントラが出ていた。それでもなぜ2008年に改めてCD出すことになったのかは謎。
--『ろおど』は強制スクロールアクションシューティングになり、前作とはゲーム性がかなり豹変している。
-&bold(){SS Mr.Bones}(セガ・エンタープライゼス/ゾノ)
--骸骨男が主人公のミニゲーム集。全22ステージ。サターン屈指のバカゲーの一つ。
--アクションゲームなのにディスク2枚組で、最初はジャンプアクションと見せかけておきながら音ゲー、レース、シューティングなど節操無く盛り込んでいる(しかも各々のゲームの完成度も結構高いのにそれを1ステージで使い捨てにしているあたり凄まじい)。そのため操作方法はマニュアルに書いてあるもののむしろマニュアルの操作方法が通用するステージのほうが少ない。
--しかもほぼ冗談のような設定のゲームなのにプログラムレベル、グラフィックレベル、演出レベルが恐ろしく高く、スタッフに骸骨男がいるんじゃないかと思わせるような出来栄え。これでストーリーもおバカな展開ながらかなりとんちが効いている上に熱い展開もあるのである意味凄まじい。これだけ凝っていればディスク2枚組になるのも納得である。
--音楽も元モントローズのギタリストRONNIE MONTROSEが監修しているだけあって絶品。ジャケットもアルバムを意識した構成になっている。
--しかし最大の冗談はどう考えても一般受けしないようなこのゲームをデジキューブのコンビニ専売にしている点であろう。コンビニ専売にするのが非常に惜しい逸品である。
-&bold(){PS2 ユー・アンダーウォーターユニット}(アイレムソフト)
--アイレムお得意の潜水艦ゲー。最後のミッションが肝。
--糞ゲーうんぬん以前にあまり話題にすらならなかったあまりにも可哀想な作品。体験版やキャンペーンまでやったのに…。
--小型戦闘潜水艦を操作して多彩なミッションをクリアして行く3Dシューティング。簡単に説明すると「3D版海底大戦争」である。潜水艦の3Dシューティングとしての完成度は高く、細部まで作りこまれている方である。
--難易度を3つから選べるのだが、セーブスロットが1つしかない為慎重に選ばねばならないなど問題が無い訳ではない。極めつけは最後のミッションで、仕様によりランクSが取れないようになっている。どれだけ頑張っても水圧ダメージのせいでイージーモードでもランクAが関の山。せめてこれさえ無ければなあ…。

**バカゲー
-&bold(){FC つっぱり大相撲}(テクモ)
--相撲で戦う格ゲー。ゲームとしてはかなりの良作。
--コミカルすぎる演出がすさまじい。
---つっぱりで土俵の端から端までぶっ飛ぶ、上手投げで画面外まで打ち上げられ3秒位たってから落ちてきて地面にめり込む、下手出し投げで転がって飛んでいく…等。
---緑や紫などのとんでもない肌の力士もいるが、そのお陰で見分けやすい。
--実際の相撲ではできないようなバカ技も。
---先述の画面外からの落下で落下地点を調整して相手の頭上に落ちる、ふんどしを脱がせる…等。
--一人モードは番付のレベルの上がり方も丁度いいし、プレイヤーの成長の仕方も丁度いい。
--「組む」という格ゲーでは珍しい要素もあるし状況によって2ボタンなのに多様な技が出せる。また、力士によって特徴が違うのでシンプルながらも戦略性がある。
--パスワードも短め、テンポがいいなど、なかなかの配慮がみられる。
--2人対戦は力士五人の「部屋」を選び5人対5人の団体戦。これもなかなかいい。
-&bold(){FC Law of the West 西部の掟}(ポニーキャニオン/トーセ 87/3/6)
--交渉シミュレータ。保安官となって、町の住人や流れ者たち10人を相手に「平和的に」「舐められず」話を持っていくと高評価となる。
--1ゲームがやたら短く、コンセプトが斬新過ぎるが、操作感に競技性、アクション性のあるボーナス要素など、ルールさえ理解すれば非常に完成度が高い。
---会話文のテキストが異様に上手い。各ターンごと30字程度に収まる仮名文なのだが、無闇にキャラの存在感があってウィットに富む。
--会話相手を話の流れと関係なく、いつでも自由に射殺する事が可能(会話の評価点はゼロになる)。これがバカゲーだと言われる所以。
-&bold(){SFC であえ殿さまあっぱれ一番}(サンソフト 95/3/31)
--バカ殿とバカ王子を操作する見下ろし型ACT。何故か筋肉率が高い。見た目に反してゲームの出来は良く、アクションも多彩でけっこう楽しめる作品。
-&bold(){SFC ファイターズヒストリー 溝口危機一髪}(データイースト)
--アーケードで稼動した前二作のSFCオリジナル続編。主人公は溝口になり、ラスボスがあのアトミックランナーが勤めるなど、色々と冒険心満載な一作である。
--前二作の完成度は当時の対戦格闘の基準の中でも高い部類に入るが、本作も例外ではなく、対戦格闘として十分遊べるレベルである。
--SFCの容量の関係上の問題なのか、前作の『ファイターズヒストリーダイナマイト』に比べ、かなりのキャラがリストラされてしまった。特に前二作の主人公、レイ・マクドガルもデモ画面で気持ち程度に登場するだけの小物になってしまうなど、あんまりな扱いを受けたキャラのファンのショックは大きいのではなかろうか。
---もっともレイはFH本編の時点で溝口をはじめ濃い脇キャラ勢に存在感を食われ気味だったので本作での扱いは妥当とするプレイヤーも多い。
-&bold(){GC お遍路さん}(ピンチェンジ)
--家に居ながら「お遍路」の旅が出来る画期的で老得な修行ゲー。
---最早どこからツッコミを入れればいいか分からないが、『早すぎたWiiFit』と評価されている。
--読経するところで大半の若者は頓挫してしまう可能性大。
--別売りの歩数計「印籠くん」(5,800円)やフットコントローラ「牡丹さん」(6,800円)を使用することでプレイをある程度快適にはできる。が、そこまで金をかけるくらいなら普通にお遍路したほうがいいのでは?
--このゲームでは23番までの対応であり、残りは続編で登場予定だったが、その前にメーカーが清算されてしまいお蔵入りとなった。
-&bold(){Wii 珍スポーツ}(セガ 09/10/29)
--「おばかスポーツ」と言ったほうが正しいような内容。実在する変なスポーツ10種類が遊べる。
---家具を改造して走らせる「家具レース」、いかに極限の状況でアイロンをかけれるか競う「エクストリームアイロニング」、氷原でゴルフする「アイスゴルフ」、「まぐろ投げ」など。
-&bold(){PS '98甲子園}(魔法)
--ユニフォーム、校名、校旗、校歌、投球モーション等がエディット出来る野球ゲーム。OPの出来が良いのでゲーム内容とのギャップが激しい。
--特に話題となったのは投球モーションのエディット。変な意味で自由度が高く、突っ込みどころ満載。
-&bold(){PS 高2→将軍}(アスク 00/10/26)
--ギャルゲー(学園シミュレーション)と戦国時代のサウンドノベル(戦国チャレンジ!ノベル)と、どう考えても不釣り合いな2つのジャンルを無理やり一緒にした奇ゲー。
--実は後半の戦国チャレンジ!ノベルがかなり面白く、水増し気味とはいえ135種類のエンディングを堪能する価値は十分にある。前半のギャルゲーのプレイスタイルによって戦国チャレンジ!ノベルのシナリオが決まるため、ギャルゲーの出来がいまいちで作業にしか感じられないのが悔やまれるところ。
-&bold(){PS 世界一ツイてない女 どつぼちゃん}(ユニバース開発 00/9/14)
--風水を駆使して、不幸なヒロインに幸せをもたらすのが目的。
-&bold(){PS 超兄貴~究極無敵銀河最強男~&br()SS 超兄貴~究極…男の逆襲~}(共にメサイヤ)
--基本的に同一内容。SS版は難度が高く調整されている。本職のボディビルダーを起用、実写取り込みで大半のキャラを描くという暴挙に出た。
--歴代の超兄貴シリーズの中でも、実写の肉体をベースに表現された奇怪なクリーチャーたちは狂気の沙汰レベル。
-&bold(){PS とんでもクライシス!}(徳間書店)
--ミニゲーム集だが、内容は「大砲を撃ち出すクレーン車からひたすら逃げる」「高速落下するエレベーターをボタン連打で止める」などタイトルの通りとんでもない、というかバカバカしいものばかりである。難易度はかなり高い。BGMは東京スカパラダイスオーケストラが担当。
--アーケード版も同時期に発売。ただしミニゲームがかなり減らされている。
-&bold(){PS パペットズー・ピロミィ}(ヒューマン 96/2/16)
--犬や猫などの様々な動物のパーツ(頭、体、手足など)を正しく組み合わせることで、その動物を完成させることが目的の幼児向け教育ソフト。作った動物は草原や森などのフィールドへ放すことができる。メスライオンや子供のチーターといったレアパーツも登場。
--ところが異なる動物のパーツを組み合わせも可能になっており、これによりウサギの頭でライオンの体などの異型な生物の作成ができてしまう。
--日本語と英語双方の音声が選択できるが、日本語版は17才こと井上喜久子嬢。
--一部ではカオスゲーとして話題になった作品。生産数が少ないため入手は困難だったが、2010年3月10日にまさかのゲームアーカイブスでDL販売された。
-&bold(){PS 魔女っ子大作戦}(バンダイ/クリスタルダイナミクス)
--東映の魔女っ子アニメ7作品のスパロボ。基本的に洋ゲー『The Unholy War』のキャラを挿げ替えただけで、ストーリーはあって無きが如く、ポリゴングラはチープで、システム面もバランスも作り込みが甘く、正直クソゲーといえる出来だが、以下の点でバカゲー扱いされる。
---パンチラ満開のオープニングムービーだけ妙に力が入っている。
---なぜか初代キューティーハニーも魔女っ子に混じって登場している。
---登場する魔女っ子の年代がかなり古く(一番新しいので1981年)、ほとんどが元アニメの声優を使ったため声優の平均年齢が60歳オーバーしている。『プリキュア』シリーズはまだ始まってもいないので仕方ないとしても、せめて『セーラームーン』くらいは出せなかったのだろうか。
---敵キャラは元の洋ゲーをそのまま使ったせいで、サリーちゃんがトカゲと死闘を繰り広げるような違和感バリバリのバトルを展開できる(そもそも開発のクリスタルダイナミクスは『Enter the Gecko』のような爬虫類アクションで知られる)。
---味方ユニットに各作品の一般人の登場キャラが何気なくいる(もっともほとんど役立たずだが)。よっちゃんやすみれちゃんが怪物と戦うのを想像するとかなりシュールである。
--ゲームとは全然関係ないメディアミックス宣伝は派手にやっている。
--東映といっても「東映動画」製作の魔女っ子のみ。だから、キューティーハニーと同じダイナミックプロ原作で東映制作のアニメでありながら、東映テレビ事業部製作「魔女っ子チックル」は不参戦。
-&bold(){PS ライジング斬 ザ・サムライガンマン}(ウエップシステム)
--『クールボーダーズ』などで知られるウエップシステムの遺作。荒野の時代に銃と刀で怪しげな日本風の敵をなぎ倒す、ウルトラスーパーセクシィヒーロー斬の物語。
--ファンの間では「刀と銃を併用して走り回る」「戦果ではなく、どれだけカッコよく立ち回ったかが評価対象」「武装が強化・攻撃が高速化するゲージ式ハイパーモード」他、後のデビルメイクライ等に絶大な影響を与えた事になっている。
--カメラワークに多少問題があるものの、PSの3Dジャンプアクション屈指の完成度。ステージごとに、様々な仕掛けやサブゲームが挟まっており飽きさせない。
--「ドスコイドスドスコイドスコイ」などと怪しい日本語を話す(画面下の字幕には普通の文章が出る)相撲チャンプや芸者、将軍のキャラ造形は語り草である。
--ウエップシステム解散後に一部スタッフが立ち上げたメーカー「スタジオ斬」の社名は本作に由来する。
-&bold(){PS2 悪代官}(グローバル・A・エンタテインメント)
--大川興行副総裁・寺田体育の日出演でも知られている、なぜかガンダムネタが豊富なトラップゲー。
--一話クリアごとに本物の時代劇俳優を使ったばかばかしいコントムービーが流れる。3まで出ている。
-&bold(){PS2 インゴット79}(ファブコミュニケーションズ 02/11/14)
--目指せ一攫千金の黄金採掘シミュレーション。現代日本が舞台だが、眼帯カウボーイ、モンゴル相撲の達人など、脇を固めるサブキャラが無闇に濃い。
--調査過程はやや地味で単調(でもたまに熊や野党に襲われる)だが、猛然と岩盤を掘り進むドリルのカットインや、上記濃い連中が心底嬉しそうにバンザイする採掘成功デモなど、演出が中々盛り上がる。バランスは悪くなく、掘削業界の豆知識なども変に充実。バカを意図しつつ真面目に作ったバカゲーと思われる。
--余談だが、この会社はこのゲームの宣伝のためにゲーム雑誌関係者を佐渡金山に連れていったり、ゲームショウで''時価1億2000万円相当の本物の金塊''を展示したりしていた。
--2003年の夏休み企画として、学生や教師向けの地学教材として本作を先着100人に無料でプレゼントする「インゴット79夏休みキャンペーン」が行われたが、朝日新聞から「売れ残りゲームをプレゼント」と身も蓋もないことを書かれてしまった。
-&bold(){PS2 蚊}(SCE/ズーム)
--蚊になって、叩き潰されないようにうまく立ち回りながら人間から血を吸っていくアクションゲーム。
--何故か敵対する人間達「山田家」の面々が超人じみている。オヤジに至っては超能力すら使ってくる始末である。
---もっとも「ゲームとしての面白味」を出すためのスパイスとしてはやむを得ない面もあるが。
--隠しミニゲームがあり、内容は『山田家の面々が自転車に乗って互いを足場から落としあう』という非常にシュールなものになっている。しかし中毒性は高い。
--続編に『蚊2 レッツゴーハワイ』が出ている。
--ノベライズ版は田中啓文、小林泰三、森奈津子など分かる人にはたまらないマニアックな執筆陣が揃っており、推理、ハードSF、ファンタジーなど様々なジャンルのストーリーが楽しめる。現在は入手困難。
-&bold(){PS2 くまうた}(SCE)
--師匠であるプレイヤーが弟子の「くま」に演歌を教えていく内容。音声合成システムを搭載しており、時代を先取りしすぎたゲームとの声も。
--2chなどで有名なアスキーアート「クマー」の元ネタがこのゲームだと言うことを知る人は意外と少ない。
-&bold(){PS2 ウォーシップガンナー2 鋼鉄の咆哮}(コーエー)
--※鋼鉄と書いて「くろがね」と読む。
--主人公はカムチャッカ半島あたりにある架空の国の海軍士官で、WW2(第二次世界大戦)直前の時代に祖国がクーデターにあい演習中に命を狙われる。辛うじて軍艦で逃げて同盟国の日本に逃げ込むが、祖国はクーデターと同時に世界各国への侵略を開始、各国を侵略する艦隊から各国を救い独裁者を倒すのが最終目的である。
---…と見ればまともなストーリーに見えるが、中身はまさにカオス。最初はWW2の兵器(大砲、魚雷、機銃など)しか使えないが、中盤になるとミサイル、CIWS、速射砲、イージスシステムなどの近代兵器が使えるようになり、最終的にはレールガン、レーザーといった近未来に完成すると思われる兵器や、波動砲といったどっかのアニメで見たことがある兵器、さらにはねこビーム、あひる戦闘機、あひる戦艦、サメ潜水艦など…意味不明な兵器を開発することができる。これまでのシリーズでは原子炉も使用可能だったが、今作では核融合炉が登場するなど、暴走に拍車がかかっている。
---また、一度クリアすると腹筋崩壊物のギャグシナリオ『特殊任務』をプレイ可能。これらの時点で相当なバカゲー。
--自分が操る軍艦を設計することが可能で、大和、長門、アイオワなどといった現実の船を造ることもできるし90ktの軍艦や、双銅戦艦(そうどう、と読む。つまり二隻の戦艦を横に二つ合体させた船)、航空戦艦など現実では造れない・未完成に終わった船を造ることもできる。
---現実の船を造れると書いたが実際に造ってもあまり実戦では使いものにならない。(中盤以降になると40kt以上の超高速艦でないと敵の攻撃を回避できない為)
--敵のボス的な存在で「超兵器」なる兵器が登場し、これもすごい。最初は超高速巡洋艦、双胴戦艦、双胴強襲揚陸艦など架空戦記に出てきそうな軍艦だが、中盤になるにつれてドリル戦艦、160cm砲を搭載した列車砲、コロニーレーザーのような太い光線を放つ海上要塞、最終的には反物質弾を放つ戦艦が登場する。
---超兵器自体はシリーズ恒例なのだが、今作では「超兵器とは何か?」という疑問に、今作独自とはいえ明確な答えを提示している。そのため超兵器の禍々しさはシリーズでも随一。
--バカゲーではあるが中身はしっかりしており、評価も高い。
---ただし大艦巨砲主義が最初から最後まで続くのでリアリティ第一の方にはお勧めできない。
---一応、空母を造ることも可能だが、艦載機が弱いのでキエフ級やアドミラル・クズネツォフ級のように、甲板にミサイルや砲を置いて敵に突撃していかなければならない。
--数年後、PSPの移植版が発売されたが、追加要素が武器の追加程度でありやや賛否両論になった。ただし、バグの修正や一部アイテムの取得条件の緩和など、おおむね改善されている。
-&bold(){PS2 SIMPLE2000シリーズVol.38 漢のためのバイブル THE 友情アドベンチャー~炎多留・魂~}(D3パブリッシャー/ヒューネックス)
--原作はガチムチな男達が○○○しちゃうアッー!なエロゲ。家庭用に移植された際には流石にピーな設定やイベントシーンは省かれてしまったが、それを匂わすような雰囲気は残っており、男色向けバカゲーとして評価されている一作。
--タイトル通り、男達の友情を描いたゲームなのだが、某ゲーム雑誌のレビュー記事にて「これは友情じゃなくて、それ以上の関係だよな」と言わしめた事があるあたり、原作の毒っ気は再現していると言えるだろう。
--PC版の前作をプレイしていないと理解出来ない描き下ろしの隠しシナリオも存在していたりする。内容は感動的な物になっているが。
-&bold(){PS2 SIMPLE2000シリーズVol.50 THE 大美人}(D3パブリッシャー/タムソフト)
--突然襲来した巨大生物に対抗するため、ヘリや戦闘機、戦車などを用いてデータ収集・戦闘を行う3Dアクション。特撮物のオマージュ的な構成になっている。
--と書けばまともだが、このゲームのバカゲーたるゆえんはその身長48mの「巨大生物」が、ビキニ姿のグラビアアイドル(D3の看板キャラクター・双葉理保)だということにある。
--コショウやタライなどドリフのコントのような妨害アイテムがあったり、逆に容赦なく理保に実弾を撃ち込んだり、そもそも民衆が「あれは双葉理保だ」ということになかなか気付かなかったりとシュールな描写には事欠かない。
--D3の看板キャラクターながら理保は全く仕事を選ばないが、本作はその最たるものだと言える。
-&bold(){PS2 SIMPLE2000シリーズVol.63.もぎたて水着!女まみれのTHE 水泳大会}(D3パブリッシャー/タムソフト)
--往年の人気番組をイメージした珍作。3Dモデリングされた水着姿の女の子達が、プールで競技するというそれだけのゲーム。
--インパクトはあるが遊べるゲームもキャラも少ないので、長く遊んでも楽しくない。言うなれば出オチそのもの。
--もちろん、仕事を選ばない看板アイドル・双葉理保も参戦。
-&bold(){PS2 SIMPLE2000シリーズVol.83 THE 昆虫採集}(D3パブリッシャー/ベストメディア)
--その名の通りの昆虫採集ゲー。捕まえた昆虫を戦わせることも可能。
--ファミ通レビュー14点(4と3が二人ずつ)の記録を持つことからレビューで低得点が出た際に話題になる場合があるが、監修が付いているだけあって採集要素の出来は良く昆虫の生態をリアルに体感できる。昆虫の種類も豊富。
--ただし、ゆるい雰囲気ながら悪い意味で非常に突き放したノーヒントな作りであり、この点に関してはレビューは要点を突いている。昆虫を使ったバトル要素の出来も悪め。
--登場キャラの会話が電波に満ち溢れているのが特徴で、特にヒロインの女の子がぶっ飛んでいる。
-&bold(){PS2 名探偵エヴァンゲリオン}(ブロッコリー/ヘッドロック)
--『新世紀エヴァンゲリオン』の推理ゲーム。シンジを操作して「死徒」(犯人)を探し事件解決を目指す。
--基本的にはADVパートとミニゲーム(死徒との戦い)を繰り返していくが、最終面では『逆転裁判』風になる。
--登場する死徒は、エヴァの虫歯であったり、ボウリングのピンだったりとネタ満載。
---後半の死徒の発生理由は「リツコの怪しい発明が原因」という、同人誌みたいな展開も。
--マヤが名前を「赤木マヤ」で登録しているなど原作の描写が拡大解釈(?)されてギャグとして登場する。「そこにシビれてあこがれます!」といったパロディもちらほら。
--レイやアスカも登場するが、空気と化している。基本的には事件の捜査と、シンジとカヲルの交流が中心となる(人によっては同性愛に見えるので嫌悪感を抱くかも)。
-&bold(){PS3 3Dドッドゲームヒーローズ}(フロム・ソフトウェア/シリコンスタジオ)
--往年のゲームやアニメのパロディが大量に入っているフロム渾身のバカゲー。
--FF、ドラクエ、メガテン、ガンダム、ロックマンなど、そのネタは実に豊富(あろうことか阿部さんネタまで入っている)。
--ちなみにシステムは『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』と寸分違わず同じである。大丈夫かフロムよ…。
--全体的に大味だが中毒性は高く、やり込み要素も豊富。
-&bold(){PS3 超次元ゲイム ネプテューヌ}(コンパイルハート)
--ゲーム業界を題材にした異色のRPG。ゲームハード戦争をパロっており、キャラクターも各ゲームハードの擬人化である。
--またコンパイルハートやガスト、アイディアファクトリーに日本一ソフトウェアの擬人化キャラも登場する。さらに敵の女神であるマジェコンヌは名前でわかるようにマジコンの擬人化。色々な意味でいいのか。
--TOVやブルドラ、デスクリムゾンのネタもある。
-&bold(){PCE サイバークロス}(フェイス/ITL)
--70年代の特撮ヒーローを意識して作られたアクション。ヒーローもののお約束といえる変身シーンや、(今見ると)あまりにもダサい敵幹部の存在、ご丁寧にもテーマソングのカラオケverがデモで流れるという徹底的な作りである。
--続編に『クロスワイバー』があるが、こっちは80年代の特撮的で、雰囲気が前作よりシリアス化しているため、バカゲー度は薄らいでいる。
-&bold(){PCE ストリップファイターII}(ハッカーインターナショナル)
--ハードメーカー非公認ソフト。PCエンジン界では結構有名なアングラメーカー、ハッカーが製作した格ゲー。
--元ネタはもちろんあの有名格ゲー。ほぼすべてのキャラに即死コンボが当たり前の如く搭載されており、ある意味世紀末ゲーのルーツと呼べる存在かもしれない。
--対戦相手に勝つと、一枚絵脱衣が表示されるサービスシーンがあるのだが、明らかにゲーム内と一枚絵のキャラデザインが別物で突っ込みどころ満載である。
--エロ格ゲーではあるが露骨な性描写は意外と少なく、18禁と呼べる程のものではない。
--とある同人サークルから続編にあたるソフトが発売されている。しかし、こっちは18禁である。
-&bold(){MD 魂斗羅 ザ・ハードコア}(コナミ)
--キャラセレクト、ステージ分岐、マルチエンディング、と魂斗羅シリーズとしては異色の要素を持つ。
--グラフィックの回転表示機能を持たないメガドライブにて、擬似的に回転描写をやってのけてしまった。他にも多間接や巨体をがんがん跳ねるように動くボスが当たり前の如く登場するなど、ハードの限界を超えすぎたゲームとして伝説化している。
--ライフ+残機制で許容ミス回数が多く、パターンを組めばさほど苦戦もせずにクリアできる事から、見た目のハードコアっぷりとは裏腹に、シリーズの中でも難易度が良心的なゲームである。
---海外版はライフ制を排除し、従来の魂斗羅シリーズと同じく一発死にであるために難度が若干高めとなっている。
--ソフトの出荷数が極めて少なかった事から、MDのプレミアソフトの代名詞として知られる。
--現在、本作の世界観を引き継ぐスピンオフ作品の『Hard Corps: Uprising』がXbox360とPS3にて配信中。
-&bold(){MD バトルマニア&br()MD バトルマニア大吟醸}(共にビック東海)
--外見は主人公が美女+メカニックな世界観のSFシューティングだが、かなりおバカなストーリー展開、及び敵キャラが変態だらけという狂気状態という理由で、メガドライブ屈指のバカゲーとして知られる事になる。
--(特に初代の方は)やりすぎな位に豊富なネタを持ち、否が応でも吹いてしまう事受け合いであろう。初代にて、主人公がスー8ーファ3コンらしきゲーム機を踏みつけるシーンは、任・堂に真っ向から喧嘩を売ってるとして伝説化している(尚、ビック東海は以前からファミコンにて『突然マッチョマン』などを発売しており、任点堂とは縁のあるメーカー。ちなみに某サイトに掲載されている開発者インタビューによると、予算もメンバーもSFCチームに取られていたので恨みがあったとのこと)。大吟醸では流石にそこまで大胆なネタは消え失せてしまったが、決しておバカ度が消えたわけではなく、相変わらずのカオスなゲームである。
--あまりにもバカ面・ネタ面が目についてしまうゲームだが、ゲームとしての出来は決して侮れなく、純粋に楽しめる内容だったりする。そういう意味ではPCエンジンの超兄貴と似た方向性を持つゲームなのかもしれない。
--またMD性能を限界に引き出した描写の数々も純粋に凄く、大きく評価されている。バカゲーだが、スタッフの制作技能はバカでは済まされない本気レベルまで達している。
--出荷本数の少なさ故に、両者共プレミアが付いて容易に入手できなくなっている。バーチャルコンソールに配信を期待したいところだが、残念ながら配信予定は無い。
-&bold(){MD マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー}(セガ・エンタープライゼス)
--故マイケル・ジャクソン氏監修のアクションゲーム。アーケードにも同じタイトルのゲームが存在するが、内容は全くの別物(ACはクォータービューでMDはサイドビュー)。
--実のところゲーム内容はMD版・アーケード版共に元の映画のムーンウォーカーにかなり忠実に作られていたりする。
-&bold(){SS Code R}(クインテット 98/7/9)
--クインテット開発によるレーシング恋愛SLG。リプレイモードにおける声優陣の狂ったようなギャラリー演技が見物。
-&bold(){SS 平成天才バカボン すすめ!バカボンズ}(ゼネラル・エンタテイメント)
--ゲーム本体ははっきりいってダメダメもいいところだが、ステージデモのイカレっぷりが凄まじい。そのイカレっぷりはLSDに匹敵(ある意味原作(どちらかというと平成よりも元祖の色彩が強いが)を体現しているといえなくもないが)。
--ポーズ画面の無駄に作りこんであるウナギイヌのデモや、ゲーム背景画面のイカレっぷり、レベルの高いBGMとゲーム以外の部分ではある意味において凄まじいくらいに優秀。人によってはゲームのダメさ加減もこれで帳消しにできるか?
-&bold(){SS/PS/PC タイムコマンドー}(アクレイムジャパン/Adeline Software International 98/3/19)
--ウィルスが混入された世界を元に戻す男の戦いを描いた一作。…と、表面上はそういう設定だが、現実は歴史上でのその辺のたむろする人や動物をひたすら殴ったり、武器でいたぶったり、手榴弾で粉微塵にしたりする超虐殺ショーである。
-&bold(){SS/PS 熱血親子}(テクノソフト)
--ファイナルファイト系のベルトスクロール。アメコミかスラップスティックか、どの辺の層を狙ったのか分からないキャラデザインが印象に残る。
--パッケージのキャッチコピーからして「超・燃ゑる」。どちらかと言えばバカゲー寄りとも言える。
--全体的にはあまり爽快感も戦略性もない微妙な出来になってしまっている。
--PS版は本体より早く発売された真のロンチソフト。
-&bold(){DC イルブリード}(クレイジーゲーム 01/3/29)
--お化け屋敷アトラクションを探求するホラーアドベンチャーゲームだが、恐怖と笑いが同時に襲い掛かってくる超展開の数々が話題に。キャラデザインはせがわまさき氏。
--操作性や難度設定は褒められたものではないが、そんなもん全てどうでもよくなる圧倒的なネタの充実ぶりで、その筋では絶大なカリスマを誇る。特に第3ステージで、身体のある一部を失った仲間の暴走っぷりが見もの。DCのバカ・オブ・バカ。
--B級ホラー映画全般のディープな小ネタやお約束が各所に仕込まれ、某3Dアニメ映画やソ○ックを暗示する黒いパロディネタも満載。楽屋オチも満載。
--2周目以降はある条件を満たすと女性主人公の服がどんどん破けていって最終的には全裸に近い状態になってしまう。
-&bold(){DC スペースチャンネル5}(セガ・エンタープライゼス/UGA)
--踊りで宇宙人と闘い、宇宙人に踊らされている人たちを助けながら現地をリポートし、視聴率を稼いでいくリズムアクション。
-&bold(){DC 戦国TURB}(NECホームエレクトロニクス/クネップ 99/1/14)
--たまごっちのメイン開発者の一人である黒柳陽子氏がキャラデザインを手掛けたアクションRPG。その不条理な世界観やキャラクターはプレイヤーをかなり選ぶ。それゆえかファミ通などでは早々に忘れ去られていたものの、逆にドリームキャストマガジン(現ゲーマガ)では専用コーナーができるほどの人気ぶりであった。
---とある個人サイトのレビューより「友人に電話口で本作の説明を求められたので''正確に説明していたら、教えたくなくてデタラメでごまかしていると解釈されて電話を切られた''」
---後にファンディスク『戦国TURBF.I.D(Fanfan I♥me dunce-doublentendre)』も発売されている。相変わらずの不条理な世界観やキャラクターは健在。内容の充実ぶりも素晴らしく、ファンディスクにしておくには惜しいほどの内容(ただし入手は困難)。
--元々はNECの増谷氏(羊男)が黒柳氏(なのれー)とかつて組んで製作したPC-98での同名フリーソフトゲームが母体となっており、システム・世界観がやや共通している。
-&bold(){Xb/PS2 デストロイ オール ヒューマンズ!}(セガ/Pandemic Studios 07/2/22)
--洋ゲーの移植だが、翻訳の際にアニメ「ビーストウォーズ」を意識した訳し方をしたという、パロディ満載のバカゲー(本来は残虐要素満載のゲーム)。
--監修にと学会会長の山本弘やアニメ監督のムトウユージなどを使い、バカ要素を増やすことで残虐性を緩めることにより発売が出来るようになった。
--声優陣も豪華でかつ声優がやったキャラクターをネタに使っている。
--1話ごとのタイトルや人間たちからテレパシーで読み取った頭の中などからもパロディ要素が溢れており、1950年代のSF系から涼宮ハルヒまで幅広くネタがある。
--元々が洋ゲーのため難易度は高く、終盤は難易度が跳ね上がる。
--公式サイトは何者かの手により閉鎖されてしまったので、海賊版のサイトで主要な情報を流している(という設定)。
--開発元のTHQは元々セガのローカライズの仕方を良く思っていなかったがセガが「田中敦子に会わせてやるから文句言うな」と言ったところ、快く了承をしてくれたという噂がある(田中敦子はこのゲームのラスボスの声を担当している)。

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