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ウィンディ×ウィンダム - (2011/03/21 (月) 10:08:45) の編集履歴(バックアップ)


ウィンディ×ウィンダム

【うぃんでぃ うぃんだむ】

ジャンル 2D格闘アクション
対応機種 ニンテンドーDS
発売元 サクセス
開発元 ニンジャスタジオ
発売日 2008年7月31日
定価 3990円
分類 クソゲー判定
ポイント お手軽すぎる永久コンボ
他社格ゲーの工夫もない模倣及び劣化
イヅナ頼みのウィンディ×ウィンダム
クソゲーオブザイヤー2008携帯機/ノミネート作品
梅沢由香里のやさしい囲碁(DS)/THE ゾンビクライシス/ぷちえゔぁ/海腹川背Portable/エンブレム オブ ガンダム/
高校野球育成アクションゲーム めざせ!甲子園(DS)?/ ウィンディ×ウィンダム /メジャーDS ドリームベースボール/
みてはいけない/逆境無頼カイジ Death or Survival


概要

  • 『降魔霊符伝イヅナ』でヒットを飛ばしたサクセスが送り出した2D格闘ゲーム。
  • とある世界の中央に位置する王国ガウェイン。人々は「ウィンディ」という名の器具を身につけ、時間制限は人により多少あれど空を飛ぶことが可能である。その力は権力の象徴であり、争いの種でもあった。
  • そんなある時王都ファリウスにて大会が開かれる。「優勝者の望みを叶え、一切の自由を約束する」との御触れ付で。あるものは富と名声のため、ある者は自由のために参加する。
  • 登場キャラは10名。『降魔霊符伝イヅナ』から、「イヅナ」「シノ」も隠れキャラクターとして参戦。
    • …まあ、上のパッケージ画像で御覧のとおり出ることをまるで隠していないのだが(公式サイトでも当初から堂々と紹介)。

問題点

  • 超簡単にできる永久コンボが備わっている。
    • 打ち上げた後弱連打でカウントストップ余裕とかなり成立しやすい。キャラによってはただ連打するだけで繋がることも。もはや対戦ツールとして機能してない。
    • 「ハメも永久も使わないとお互いに誓い合えば地味に楽しい」との話。
  • CPUが最高レベルにしても弱い。
    • 難易度を上げると敵の攻撃力、防御力が上がる。 プレイ者曰く「猫と遊んでいた方がまし」。
  • ノックバックなど基本の調整がまるでできていない。
  • 売りである空中戦はCPUが仕掛けてこないので使う機会がなく、使ったとしてもただ「飛んだだけ」レベル。
  • 演出が一世代前のレベル。
  • どこかで見たような設定を連ねた、新鮮味ゼロのオリジナルキャラ。
    • その魅力の薄いオリジナルキャラクターに加えて、パッケージ裏に「イヅナ参戦!」と、同会社・他作品の主役の参戦を売りの一つに。いくらあまり大きくない・引き出しの少ないメーカーと言えど、知名度のさほど高くない、歴史の浅いシリーズ(本作発売時点でたったの2作)の非常にアクの強い(わがまま・自分勝手・強引)主役キャラをアピールポイントにしようとは、スタッフもいい根性をしている。彼女以上に世間受けしている・歴史の長いキャラクターたちのオールスターゲームでもコケることがあるというのに…。
  • 要するに、格闘ACゲームとしてもキャラゲーとしても三流品である。
  • とどめの他社格ゲーからのトレース疑惑(代表的なのはストリートファイターⅢ、ギルティギア、サムライスピリッツ等から)。キャラクターの一人スティン等はギルティギアのブリジットにそっくりである。

その後の展開

  • 後にファミ通の「あのゲームが失敗した理由」で取り上げられ、スタッフインタビューの形で公開処刑された。
  • その後ニンジャスタジオは「タクティカルギルド」「タクティクスレイヤー~リディナガード戦記」と微妙なゲームの下請けに携わり信用を失っていき、現在に至っては公式サイトも消滅している。

余談

  • KOTYでは格闘ゲームは中々ノミネートされにくい(ある住民曰く「形になってればとりあえず遊べる」)のだが、このゲームはバランスどころの問題ではなかったので格ゲーの壁を超えノミネートされた。
  • KOTYでは宇宙ヤバイの改編の選評が作られた。
  • 発売日がめざせ!甲子園?メジャーDS ドリームベースボールと同じであった。ページの上を見ればわかるとおり全作品ノミネート入りを果たしている。