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ラスタンサーガII - (2010/10/11 (月) 07:02:57) の編集履歴(バックアップ)
ラスタンサーガII
【らすたんさーがつー】
ジャンル
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横スクロールアクションゲーム
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対応機種
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アーケード
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発売・開発元
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タイトー
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稼動開始日
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1988年
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分類
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ガッカリゲーでは済まされないクソゲー判定
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ポイント
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前作からほぼ全方位劣化 大味なゲームバランスと運ゲー要素 ゲーム業界でも作画崩壊が 誰得移植
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はじめに・ラスタンサーガとは
コ名ンザグレート風なマッチョ戦士ラスタンを操り魔物を倒すアクションゲーム。1987年に稼働開始した一作目は非常に難易度が高いものの、多彩なアクション、やり込めば先に進める絶妙なバランス、緻密なグラフィック、壮大なBGMが評価される完成度の高い作品となっていた。
概要
ラスタンサーガの続編である本作は、主人公「ラスタン」を8方向レバー+2ボタン(アタック、ジャンプ)で操作し、3種類の武器(剣、爪、長剣)を使い分けながら全5面の攻略を目指す横スクロールアクションゲームである。二人同時プレイが可能。
問題点
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劣悪なゲームバランス。
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ラスタンの移動速度が遅く、ジャンプも重い(ハーピーの羽という速くできるアイテムがあるが、取ると速くなり過ぎる)。
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ガードの概念が追加されているが、バランスが練られていないため面白味が無く、敵を倒していく爽快感を邪魔してるだけ。
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かわりに前作にあった「ジャンプ斬りは攻撃力が2倍」という爽快なゲームシステムは廃止された。
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敵に触れた時の無敵時間が短く、動きの重さも相まって理不尽にダメージを受けてしまう。
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3面は比較的敵配置が練られてる感があるが、他のステージは「途中で投げたのでは?」と思えるほど単調でやる気の無い敵配置となっている。
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最終ボスが、やたらと耐久力があるだけで最弱クラスである(基本その場に棒立ちしているだけのため)。
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ステージクリア時に「体力が回復しない」(なぜ問題なのかは後述)。
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地形やトラップが陰湿。
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細かく位置調整してギリギリジャンプをしなければならない箇所や、避けられるように出来てないようなトラップがいくつかみられる。
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誰もが天井に頭をぶつけて穴に落ちていく2面ボス直前はネタレベル。
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特定の敵を倒すとアイテムが出るが、出るものはランダムであるため運ゲーに。
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一度倒した敵は二度と現れないため、必要なアイテムが出るまで粘るという戦法は通じない。
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特に2面では、長剣(後半の隠し全回復を出すのに必須)と雷の紋章(これが無いと高得点のザコを倒せない)を取れるかで大きく難易度が変わってしまう(雷の紋章はスコアおよびエクステンドに絡むため理不尽である)。
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さらに意地悪な事に、一つのステージをクリアする毎にアイテムと武器は没収される(武器は性能が低い標準武器の剣に戻る)。
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そのくせ、前述したように「ステージクリア時に体力は回復しない」。
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回復は特定の敵を倒した時のアイテムだけが頼りである…が、これも赤や黄(完全回復と大回復)が出るか青(1回復)が出るかランダムなので運が絡む。そもそも、その特定の敵を倒しても何も出ない時もある。
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グラフィックが雑、動きもデザインも滅茶苦茶で、作画崩壊アニメを思わせる。
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ラスタンが野人にしか見えない。初期装備の剣の振りかたが明らかにおかしい。
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最終ボスのデザインと動きは失笑ものである。こっちみんな
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キャラクターのアニメパターンが非常に少なく、動きがカクカクしている。
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今作は、なぜかキャラクターのサイズが格闘ゲーム並みに大型であり、これらがより目立ってしまう。
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どういうわけか、ステージクリア時に出る絵だけは妙に丁寧に描き込まれている。
余談
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音楽はダライアスシリーズのOGR氏が担当したため質が高く、唯一評価できる点か。
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二人同時プレイで全面クリアすると、1Pラスタンと2Pラスタンの決闘(対戦ゲーム)がプレイ出来る。…以上のような有様なので、これが面白いかどうかは想像におまかせする。
家庭用移植
対応機種
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PCエンジン メガドライブ
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発売元
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タイトー
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稼動開始日
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【PCE】1990年7月6日 【MD】1990年8月10日
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分類
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双方とも劣化移植ではすまないクソゲー判定 というか、原作がクソゲーなのでどうしようもない
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『メガブラスト』『飛鳥&飛鳥?』と並ぶ、タイトーアーケードクソゲー三巨頭の一つともいえる本作だが、なぜか移植機会には恵まれており、メガドライブ、PCエンジン、プレイステーション2(タイトーメモリーズ下巻)に移植されている。
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MD、PCE版は理不尽な地形やゲームシステムに一部手直しが加えられているものの、唯一褒められる点のBGMが劣化し筋金入りのクソゲーとなってしまった。
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PS2タイトーメモリーズ版も、収録決定時に「なぜこんなクソゲーを収録するのか?」と物議を醸し出していた。
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ちなみに良作である前作は移植に恵まれていない。当時、MSXにゲームギアとアクションを移植するには難のあるハードにしか移植されず、完全移植はタイトーメモリーズに収録されるまで待つこととなった。
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また、何を血迷ったのかバーチャルコンソールでの配信が始まった(PCE版ベース)。当然、また前作を差し置いてである…。