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全スーパーロボット大戦電視大百科 - (2010/12/27 (月) 22:44:32) の編集履歴(バックアップ)


全スーパーロボット大戦電視大百科

【ぜんすーぱーろぼっとたいせんでんしだいひゃっか】

ジャンル データベース
対応機種 プレイステーション
発売元 バンプレスト
開発元 ウィンキーソフト
発売日 1998年10月29日
定価 6800円
分類 クソゲー判定
ポイント オレが作った設定集だ!
まさに誰得なソフト
新スパとLOEを忘れるな
ゲームとして評価すべきかすら怪しい

概要

98年までに発売された『スーパーロボット大戦』シリーズの完全データベース…と銘打たれていたソフト。

問題点

これ以前に発売された『新スーパーロボット大戦スペシャルディスク』の様に、キャラクター大事典・ロボット大図鑑・カラオケモードが収録されたファンディスクだろう…と思うと見事に騙される。

  • カラオケモードは無い。
  • キャラ・メカデータ一覧は確かにあるが、どれも「スパロボシリーズのゲーム内における設定」しか載っておらず、単なる「バンプレのオレ設定集」である。そんなのをデータベースにして何の役に立つというのだろうか?
    • 例えばメカデータの「コアファイター」の項目は、「第3次でキャラ・スーンが脱走する時に乗ったメカ。どの様なものかは不明だったが、第2次GでVガンダムに合体するメカだと明かされた」と、原作を無視した白々しい書き方になっている。ちなみに『第3次』にVガンダムは一切参戦していないし、ファーストやZZ等にもコアファイターはある。てかコアブースター(ファーストのコアファイターにブースターつけたもの)がユニットとして出ている。
    • そのくせ、なぜか『第4次>第4次スーパーロボット大戦?』に登場のシルキー・マウだけは、原作での設定も併記されている。
    • キャプテン・ラドラが『第2次G』にしか出演していない事になっていたり(実際はFC版にも出演)、偽グレンダイザーと偽デュークがゲームオリジナルキャラ扱いされていたり(原作にも出ている)、「ゲッターロボ」のハヤトと「ガンダム」のハヤトの項目にリンクミスがあったりと、細かいミ間違いも多い。
    • ガンダム系の項目がGとW以外は全てファーストの「颯爽たるシャア」。BGM新規なのに。ちなみに本家スパロボでも、0080等はこのBGMだったが、Zや0083等はちゃんと劇中BGMである。
      • 因みに、V・G・Wの各ガンダムの主題歌は、没BGMとして収録されていたりする。
    • その他BGMも新規で作成されている物がある。「VIOLENT BATTLE」はPS版のFアレンジバージョンと違い、SS版風味で作成されていたりと変な所に細かい。
  • ディスクは2枚組だが、その内1枚はまるまる「スパロボシリーズのCM映像集」となっている。
    • この事自体は資料性を考えると有意義ではあるが、それだけ独立して予約特典ディスクにでもするならともかく、こんな誰得データベースの一部にする必要は無い。
  • 呆れた事に、こんなソフトにも攻略本が発売されており、「どのソフトのどの面にどのキャラが出撃したか」というタイムテーブルが載っていた。だから何に使えというのだこんなモン。
    • スーパーロボット大戦Wikiに常駐している人や、個人でレトロゲー攻略サイトを作っている人などは意外と重宝する。だが、それがどうしたと言うのだろう。
  • なお本作には応募用紙が付いており、この後に発売されたPS版のスーパーロボット大戦F及びF完結編?同梱の応募券を貼って送ると「復刻版超合金マジンガーZ」が必ず貰えた。実質このためだけのソフトであった。
  • 取説の裏側には堂々と他社ハード会社の名前も載っており、「○○の商標です。」など書かれている。
  • 2010年現在、このソフトを店で見かけることは少ないが、場合によっては中古を数十円で売っている。資料ないしネタや予備ケース目的として購入する分には問題ない。