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夢迷宮きぐるみ大冒険 - (2010/08/28 (土) 20:27:59) の編集履歴(バックアップ)
夢迷宮きぐるみ大冒険
【どりぃむめいずきぐるみだいぼうけん】
ジャンル
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RPG
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対応機種
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スーパーファミコン
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発売元
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ヘクト
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開発元
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アクシズアートアミューズ
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発売日
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1994年4月15日
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定価
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税抜9800円
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分類
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クソゲー判定 (手抜きではない) 微妙ゲーかも そして誰得ゲー
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ポイント
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テンポが悪い 面倒なシステム
どんな客層がターゲットなのか解らない
(ファンシーな世界観だがゲームとしてはきつい) (「きぐるみ大冒険」したい人がそんなにいるのか怪しい) 「迷路で遊ぼう」
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概要
一人称視点のダンジョン探検型のRPG。様々なきぐるみを駆使してファンシーな敵を倒していく。出回っている数が少なく、ネット上でも関連情報は現在のところごく小数。
問題点
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宝箱が遠くから見えず、目の前に来て突然現れる、もと来た階を何度も往復させられるなどの不親切設計。
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宝箱が置いてあるマスに立たないと宝箱が見えない。つまり全マス歩かないとアイテムを回収できない。
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ダンジョンの各階の地図は地図屋で手に入るのだが、これがなかなか見つからない場合がある。
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きぐるみを合成して新たなきぐるみにできる「テーラー」が非常に少ない。
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しかし「テーラー」というシステムも活かしきれない。きぐるみの種類が少ないうえ、一方が一方の完全な上位互換になってしまっている種類が多いため。
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役に立たないヒントも多数。
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無意味な部屋、せっかく専用の鍵を手に入れて入った部屋にろくなものがない、といった事態も。
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ステータスの桁が少なすぎる。1桁とか2桁前半。
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非常にテンポが悪い。(特に戦闘)
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戦闘のとき画面のどこを殴るか毎ターン指定しなければならず面倒。敵のいないところを指定すると空振りする。
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しかも次のターンにはカーソルは左上に戻っており、また敵のところまで動かさないといけない。
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また通常攻撃でもパンチなのかキックなのか指定しなければならない。
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これはきぐるみの種類により「足技が得意」などの特色を出す為と思われる。じっさいきぐるみには体のパーツごとのステータスがある。
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喰らいエフェクトが長い。
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敵出現率が低いため、レベル上げに時間がかかる。
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「にげる」の成功率が非常に低い。
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主人公側のパーティーは基本的にのろい。(そりゃ着ぐるみ着てりゃなぁ)だいたいの場合敵側の方が素早い。そして「すばやさ」を上げても大した変化がないため、ほぼ無意味なステータスになってしまっている。
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パーティーはみんな着ぐるみ。装備がどう増えてもそう。これはこのゲームの最大のテーマである。
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着ぐるみの動物の種類によって特徴がわかりやすいという利点はある。
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着ぐるみにはサイズがあるという厳しい制約つき。
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全体的に目に悪いグラフィック。
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どういう客層を狙ったのかまったく解らない。子供向け風だが子供にはきつい。
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子供向け風の言葉遣いが逆にイライラする。
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しかし一方で子供向けとは思えないやりとりもある。
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特にでてくる女性キャラは高飛車ばかりで、主人公を無視したり、厳しい言葉を浴びせたりと、助けてもらったのに主人公に冷たい。しかし主人公も負けずに言い返す。助けてもらうなり「家来にしてやるよ」という女に対し「病院に行って診てもらえ」と返す主人公。見かけによらず厳しい2人である。ていうか子供向けの会話ではない。
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きぐるみフェチ向けかも。
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「いやらしいマップやトラップ」「バカみたいな音楽」「おかしなキャラ」とゲーム中で自ら言っている。
評価点
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操作性等はまとも。
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(需要がどれほどあったかわからないが)珍しい素材を扱っている。
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きぐるみの種類によって特徴が掴みやすい。
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背景は目に悪い配色だがしっかり描いてあり、キャラクター等のグラフィックも綺麗。
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パーティのきぐるみの全身像もちゃんと描かれている。
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手は抜いていない、という印象。
余談
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スタッフロールの言葉が変。(動画参照)
スタッフロール
唯一見つかったプレイ動画。