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アポなしギャルズお・り・ん・ぽ・す - (2011/05/15 (日) 23:46:18) の編集履歴(バックアップ)
アポなしギャルズお・り・ん・ぽ・す
【あぽなしぎゃるずおりんぽす】
ジャンル
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召喚シミュレーション
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対応機種
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プレイステーション セガサターン
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発売・開発元
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ヒューマン
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発売日
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【PS】1996年10月25日 【SS】1996年12月20日
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分類
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クソゲー判定
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概要
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複数の原画家と多彩な声優を駆使した典型的な声優ゲー。
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エンディングクレジットで確認すると原画家は22人、声優は42人もいる。
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アドベンチャーパートと召喚シミュレーションパートが交互に挿入されていく。
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召喚シミュレーションパートでは、タイトル通り断りなしに女の子を召喚して戦わせるというもの。
問題点
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分岐無しの一本道。にもかかわらず、プレイヤーはおろか主人公すら事の顛末を理解できずにエンディングを迎えるストーリー。
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物語は主人公の「ノボル」が夢の中で見た少女を、夢の世界で探すというもの。夢の世界の住人は思わせぶり言動ばかり取るのだが、誰もちゃんとした説明をしようとせず、登場する怪物達は通行の邪魔ばかりしてくる。
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一応「自分の元にいろ」と言うのだが、主人公の「何故」には答えない。あいまいな表現で場を濁すわけでもなく、ただ高圧的に「知らなくていい」としか言わない。
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召喚バトルで力ずくで聞き出そうとするが、召喚バトルで負けた相手はどこかへ消えてしまうため、結局まともに話が聞けない。
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じゃあ召喚バトルしなければいいのだが、ノボルが怪物達と対抗する手段が召喚バトルしか無いのでは仕方ない。相手も割りとノリ気で、主人公の質問を無視し続けた挙句「仕方が無い」と言って仕掛けてくる。
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この夢の物語は現実の世界と微妙にリンクしているらしく、現実の世界でも夢の物語と関係するのか、登場人物達は思わせぶりな言動をする。が、相変わらず明確な説明をしてくれない。
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そもそも現実の世界でも登場人物達の相互関係が説明されないので、プレイヤーは主人公以上に置いてきぼりを食らう。
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ラスボスである「夢の中で見た少女」は勝利しても消滅はしないのだが、やはり説明はしてくれない。
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戦略性の乏しい召喚バトルパート。
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召喚バトルではルーレットで決定される時間中、ランダムで決定される4つの世界の女の子から一人を選択し、強制的に戦わせる。
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時間帯によっては不調だったり、上機嫌でステータスがアップしたり、眠っていたりする。ルーレットの目押しや、行動を予測した選択が必要。
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だが、肝心のバトルパートが遠距離攻撃と近距離攻撃の任意選択型ターン性バトルで、間合いが離れた位置で近距離攻撃を選択すると、移動でターンを消費するというシステム。
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そのため、動かずに相手の間合いに応じた攻撃を選択し続けるとまず負けないと言う大雑把な戦闘バランス。
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選択する女の子も、4つの世界のうち1つの世界を選び続け、その世界の女の子の平均レベルを上げ続ければ、たとえ眠っていたとしても上記システムも相まって難なく勝ててしまう。
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全体的にロードが長い。立ち絵表示切替でも微妙にロードがはさまれる。
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にもかかわらず、アドベンチャーパートでは立ち絵の位置が画面右/中央/左と切り替えて移動を表現する等、視覚的にわかりやすいが時間のかかる方法を多用している。
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原画家が22人もいるのはいいのだが、全員絵が上手いとは言い難い。
評価点
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笠原弘子が歌うエンディング曲「LovingYou」は高評価、かないみか演ずる妖精のニルがかわいい、声優陣は豪華と声優ゲームらしい良点もある。
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ただし、エンディングクレジットで「河口宏」を「川口宏」と間違えてたりする。
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ちなみに追加しておくが、OPは「かないみか」が歌っている。
総評
長いロード、戦略性の無いバトルパート、支離滅裂なストーリー。ゲームとしての質は劣悪である。
声優ゲームに碌なものは無いを体現するような代物。
余談
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クソゲーオブザイヤー2010の動画で本作のOPムービーのパロディがされている。
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SS版はクリアファイルを駆使したパッケージで、絵柄も3種類ある。
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どうやら『ときめきメモリアル』(PS版及びSS版)の通常版と限定版の両方を買うファンを見て、これで売り上げ三倍との皮算用だった様である。もっとも、3種類とも買う熱心なファンどころか、購入者自体稀だった訳だが。
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召喚する女の子が入浴中や半裸で寝ている場面もあるため、年齢制限つき。PS版では服を着ている。