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ドラゴンバスターII 闇の封印 - (2011/05/27 (金) 22:23:26) の編集履歴(バックアップ)


ドラゴンバスターII 闇の封印

【どらごんばすたーつー やみのふういん】

ジャンル アクション
対応機種 ファミリーコンピュータ
発売元 ナムコ
発売日 1989年4月27日
分類 クソゲー判定
ポイント 剣はどこ行った

概要

時は前作「ドラゴンバスター」で活躍したクロービス以前の話、キングドラゴンに盗まれた剣を取り戻すために、主人公カールが弓矢をもって戦いに挑む、という設定のトップビューのアクションゲーム。

主人公カールはマップ上に配置されている洞窟、廃墟、森といったダンジョンを踏破し、ドラゴン山に棲むドラゴンを倒すのが目的。全6面。

問題点

本作は前作のサイドビューアクションからうってかわってトップビューアクションとなった。

  • 前作では慣れが必要とは言え、二段ジャンプ、カブト割り、垂直斬りといったテクニックを駆使する事によってゲームを有利に進める事が出来るようになったが、本作ではそういった醍醐味は全て無くなってしまっている。

また、プレイヤーの武器も剣から弓へと変更されている。魔法なども無くなっている。

  • しかもこの弓、矢の本数に制限があり、無くなればダンジョン中に落ちている矢の束を拾わない限り撃つ事は出来ない。
    • 壁に向かって真っすぐ射つと、なぜか真っすぐに跳ね返ってくる謎仕様。しかも跳ね返った矢に当たるとダメージを受けてしまう。
    • ダンジョンから出るには扉の上でカギを使う事が必要で、そのカギはダンジョン内にいる中ボス級の敵(ルームガーター)のうちの一匹を倒すと手に入る。それ以外の敵を倒すと、一定本数高威力の矢が放てる炎の弓、一定時間無敵となる盾、体力を回復させてくれる妖精が出る事もごく稀にあるが、大抵の敵(中ボス含む)は倒しても何も出さない。
      • 前作はルームガーターを倒すと必ず何かしらのアイテムを入手出来た。よって、手早くダンジョンをクリアして体力を温存するか、それともアイテムを沢山獲ってからクリアするか、という戦略性があったが、本作では基本的にダンジョンに長居するメリットは無い。

何よりも、本作にはダンジョン内でのBGMが無い。

  • ダンジョン内では「テコテコテコテコ」という主人公の歩行音、ルームガーターが近づいて来た時の「バオー、バオー」という効果音だけが響き渡る。

結局、プレイヤーは無音のダンジョンをひたすら歩きつつ、時々出てくる敵を見つけたら遠目から単発でしか撃てない弓矢でチマチマと攻撃する、というプレイを要求される。

マップ上には森、湖、谷、柵、砂漠といったプレイヤーの行方を阻む障害物があり、それぞれ斧、ボート、はしご、ハンマー、ラクダといったアイテムがあれば通過出来るが、こういう障害物、障害物通過アイテムを無駄に増やす前に作り込む所があるだろうと言いたくなる。

パスワードコンティニューは存在するが、必ず矢の所持本数は10本から始まるため、敵の耐久力が上がる後半面でコンティニューした所でクリアするのは難しい。

概要

前作にあった小気味良さ、テンポの良さが跡形も無くなってしまった作品。「ドラゴンバスター」の続編ではなく、1アクションゲームと見ても出来は悪い。