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Mario is Missing! - (2011/09/06 (火) 20:10:21) の編集履歴(バックアップ)
Mario is Missing!
【まりお いず みっしんぐ!】
ジャンル
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地理学習ゲーム
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対応機種
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MS-DOS SNES NES Macintosh
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発売元
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Mindscape
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開発元
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The Software Toolworks 【NES】Radical Entertainment
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発売日
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【MS-DOS】1992年 【SNES/NES】1993年 【Mac】1994年
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定価
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??
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ポイント
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ルイージが初めて主役を務める(非公式だが)
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概要
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米国のThe Software Toolworks社が任天堂のライセンスを受けて開発し、同じく米国のMindscape社が発売した地理学習ゲーム。ただし任天堂は開発に関わっていない。
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非公式ではあるが、GCの「ルイージマンション」よりも前に初めてルイージが主役を務める作品。グラフィックは『スーパーマリオワールド』の流用。
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ルイージを操作し(時にはヨッシーに乗って)クッパ城の各階を制覇していく。各階には世界各地へ繋がる土管が配置されており、土管の先でクイズに答えた後階を守るコクッパを倒して先に進む。
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NES版にはコクッパは登場せず、階もひとつのみで7つの扉の先にそれぞれ土管が2つ配置されている。
ストーリー
南極大陸に城を構えたクッパは、南極の氷を溶かして地球に洪水を起こそうとしていた。クッパはカメ一族の手下を世界各地の都市に送り込み、購入資金を確保するために各地の名物を盗ませた。
マリオ、ルイージ、ヨッシーはクッパの計画を阻止するためにクッパの城へ向かうが、マリオはクッパに囚われてしまう。ルイージはヨッシーと共にマリオを助け、世界を救わなくてはならない。
問題点
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上記の通りクッパは南極の氷を溶かそうとしているのだが、その手段が通信販売で買った大量のドライヤー。まるっきり海外の子供向けアニメのノリである。
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ちなみに作中では南極の氷が溶けて世界各地で洪水が……などといった緊迫したシーンは皆無。
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敵に触れてもミスにならない。雑魚戦はもちろんボス戦でもミスにならない。得点が半分になるなどのペナルティも一切なし。肩書きは一応「地理学習ゲーム」であって「アクション」ではないため別にいいのかもしれないが、せめて何かしらペナルティを入れておくべきだったのでは……
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北京や東京など、世界の各都市を回るのだが、元になった都市の再現度は皆無。
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出題されるクイズを間違えてもペナルティ無し。そのため英語が分からなくても適当に答えていればいつかはクリアできる。「適当にやってもクリアできる」というのは学習ゲームとしてどうなのだろうか。
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そしてクイズの内容も微妙に意味が分からないものもあったりする。
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都市に入って敵を倒して名産品を取り戻し、名産品を元の場所に戻し、クイズに正解し、また別の都市へ……完全に作業ゲーである。
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道路を使って別画面に行く際、まれに固まってしばらく動けなくなる。
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NES版にはコクッパどころか、クッパすら登場しない。代わりに謎のカメがラスボスとして登場するのみ。(参考動画)
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クリアしてもエンディングなどない。ラスボスであるクッパもどき(”もどき”ですらないが)を倒し、マリオを救出し、終了。
評価点
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非公式とはいえ、ずっと脇役だったルイージがいち早く主役を務めることができた。
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しかし、本作の出来を見ると逆にルイージが気の毒に思えてくる。
総評
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日本での発売は一切無く、開発にも任天堂が関わっていないために知名度はあまり高くない、知る人ぞ知る「初めてルイージが主役を務めた」ゲーム。MS-DOSからSNES&NES、Macと、何度もリメイクされている作品ではあるが、お世辞にもその出来は良いとは言えない。純粋な学習ゲームとしても微妙。
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ちなみに公式でルイージが主役を務める作品は現在の所『ルイージマンション』が唯一。