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スーパープリンセスピーチ - (2013/07/23 (火) 23:28:02) の編集履歴(バックアップ)
スーパープリンセスピーチ
【すーぱーぷりんせすぴーち】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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ニンテンドーDS
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発売元
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任天堂
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開発元
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トーセ
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発売日
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2005年10月20日
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定価
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4,800円
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分類
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ゲームバランスが不安定
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ポイント
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ヌルゲー 単調すぎて飽きやすい
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マリオシリーズ関連作品リンク
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概要
マリオシリーズでは初の、ピーチ姫が単独主演した作品である。
非公式も含めれば『ミスピーチワールド』も一応あるが、あれはピーチ姫と呼んでいいのかどうか…
不思議な傘「カッサー」をお供に「喜・怒・哀・楽」の4つの感情を使い分けながら、クッパに捕まったマリオとルイージの救出に向う。
問題点
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難易度が易しすぎる。
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ピーチを主役にし、女児向けを狙ったこともあってか難易度がかなり低めに設定されている。
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体力がゲージ制になり余裕ができたので、無茶がきくところも多数ある。さらに、「穴に落下しても即死しない」「残機やゲームオーバーといった概念がない」ため、アクションゲームとしてのスリルや達成感がほとんど無い。
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飽きやすい。
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全体的に同じようなステージが多い。同じ背景や仕掛け、同じ敵などが延々と配置されている。特に強制スクロールが多い(しかもかなり遅め)ので、時間もかなりかかる。
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各ステージに3人のキノピオが配置されており、それを救出することになる。この要素は、最初は全くスルーしても先に進めるのだが、ラストステージがキノピオを全て救出していないと入れないというゲームデザインであり、そのステージまで知らされないという説明不足。ステージを途中で出ても、キノピオの救出がセーブされているのがまだ救いか。
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その上、キノピオ救出が単調すぎる。大半が『喜怒哀楽を活用して邪魔となるものを排除して救助』というパターン。頭を使わせるもの、テクニックがいるものは全くない。中には普通の通り道にわざわざ配置されているものもある。終盤ですらある。
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一応ミニゲームやパズルなどがあるが、それらを遊ぶには、本編で集めたり、お店で金を出して買ったりしなければ遊べない。しかも高額。
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ミニゲーム自体も3つしかないので、こちらもすぐに飽きる。
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クリアした後は隠しステージが出現する。1エリアは最初から隠しステージが出現しているのだが、2エリア以降はもう1回ボスを倒さなければ出現しないという手間。もうその頃にはやる気などなくなっている。
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しかも通常ステージにもパズルのピースなどが追加配置され、完全クリアをするには、全てのステージをまたクリアしなければならない。
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しかも完全クリアした後のお楽しみも、喜怒哀楽ゲージが減らないアイテムのみ。ゲーム自体がヌルい為ありがたみが無い。
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お店の商品の値段がかなり高額。
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ミニゲームはレベルごとに売られている上、レベルが1つ上がるにつれて50コインも値段が上がる(レベル1は100、レベル2は150…)。
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お店で能力(溜め打ちができる、しばらく空中浮遊できるなど)や体力増加などを買うようになるが、どれも非常に高額。しかも中にはその能力を使わなければキノピオを救助できない箇所もある。
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ストーリーが完結していない。
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カッサーの回想の話がマリオやルイージを救出するということと全く絡んでいない。
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その上、カッサーの話も過去を回想したままで終わっている。
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というか、カッサーは傘に姿を変えられたという設定なのに、傘のままでハッピーエンドはさすがにどうか…。
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ピーチの必要性の薄さ。
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武器もカッサー、特殊能力もカッサー頼みとピーチ自身の能力を使って進むようなシーンが少なく、ピーチ姫である必要性が薄い。喜怒哀楽という演出はマリオ達よりピーチのほうが似合っているとは言えるが、いつもさらわれ役であるピーチが主人公となるにはやはり説得力が少々弱い。
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「いつもとは逆にピーチ姫がマリオ達を助ける」というインパクトはあったのだが、その意義がゲーム中からあまり感じられないため、取ってつけた客寄せ要素のようになってしまっている感がある。
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ルイージの扱いが酷い。
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ルイージを救出する際に、何故か「緑のおっさんを救出した?よ!」と出る。ルイージはピーチに名前を覚えられていないのか、それともスタッフの悪意かは分からないが…。
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またラストボスを倒してマリオを救出する時、ルイージはマリオの元に走ろうとするが、ピーチに跳ね飛ばされて倒れる始末。
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もっとも、ルイージの扱いが悪いのはもはやお約束なのだが……。
評価点
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グラフィックや音楽が良好。
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下画面に現れるピーチの表情など、細かいバリエーションも豊富。また、出すぎず引っ込みすぎずというBGMが多く、卒なくプレイすることができる。
総評
非常に単調で簡単であるため飽きやすい完全なヌルゲー。しかしクリアは面倒な事が本作の評価を落とした。このゲームのポイントである喜怒哀楽システムは使い勝手は良いのだが、そのシステムが十分に活かされていない。また、ストーリー上におけるカッサーの存在意義など消化不良な点も目立つ。初のピーチ主役作品にしては残念で物足りない出来であった。
余談
喜怒哀楽の4つの感情を使い分けるというシステムだが、同様のシステムを持つ先駆的作品として、1987年にコナミから発売されたMSXのアクションゲーム『ウシャス』が存在する。