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黒歴史 - (2021/04/17 (土) 11:34:03) の編集履歴(バックアップ)


黒歴史



元はTVアニメ『∀ガンダム』に登場した劇中用語。太古の封印された記録や失われた超技術などを示す造語であり、「再来させてはならない惨禍」というニュアンスで語られることもあった。総監督の富野氏が『∀』より前の全てのガンダム作品を全て含め云々という話があるが、ゲームとは関係ないのでここでは触れない。現在では、封印されていた過去という所から転じて「無かった事にされた存在」を指す俗語となっている。
「メーカー(またはスタッフ・関係者)にとっての黒歴史」「シリーズ内での黒歴史」「プレイヤーにとっての黒歴史」それぞれにあり、誰が黒歴史と判断するかは様々。あまりに酷い出来だったり、システムや世界観などを変えすぎた事で受けが悪かったりすると黒歴史化しやすく、運が良ければ再評価されることもあるが、多くは見向きもされないことがほとんど。
また人気のあるシリーズで評判の良くない続編が出た場合、「早くあのゲームの続編出ねえかなあ」と言う風に、無かったことにして続編を求めるネタに発展することがある。前作の評判が良すぎる程その傾向が強く、未だに真の『聖剣伝説4』や『逆転裁判4』(勿論これらのクソゲー度は同列では無いが)を求めるファンは後を絶たない。
なお、本Wikiの黒歴史ゲーカテゴリでは、ファンからの評価が著しく低いために黒歴史扱いされやすいゲームタイトルを扱っている。

余談だが、元ネタとなるTVアニメ『∀ガンダム』における黒歴史は、正面から受け止めるべきものと描かれている。つまり、ネットスラングとしての黒歴史となってしまったものからでも、正面から考えることで何かが得られるのかもしれない。「黒歴史」については他サイトでも集め検証しているサイトがいくつか存在するので参考にしてほしい。

一般的なケース

  • 作品の場合
    • 次回作でストーリーが仕切り直しになり、外伝扱いにされる
    • 次回作からナンバリングタイトルで無くなったり、○○シリーズ第○作目! と言うカウントがされなくなったりする
    • 本来次回作として製作予定だった作品が全く新しいタイトルに変更される
    • ベスト(廉価)版・マイナーチェンジ版が出ない
    • 次回作・移植予定など今後の予定が無かったことになる(よくて形骸化)
    • 発売元サイトから紹介ページが消えるもしくはサポートページに載らない
    • 開発元サイト・関係者の公式プロフィールであれば過去の業務実績リストから除外される
    • スタッフインタビューで触れてもらえない
    • ゲームの内容以外の内容を問い合わせても返事が全くない
    • アーケードの新バージョンの場合、早々と撤去されて旧バージョンに戻る
    • 買取を拒否される
    • 裁判沙汰になる(主に被告側の敗訴が確定した場合)
  • キャラ関係の場合
    • キャラのデザイン・性格を一新した場合、そのキャラが次回作で偽者として登場する
    • ゲスト出演した場合その後の作品で自虐ネタを言う
    • ある作品のキャラがゲスト出演で改悪を食らった場合、二の舞を恐れて公式で冷遇される
    • 存在を抹消される
  • その他の場合
    • メーカーやスタッフ・声優など関係者の不祥事・失態が発覚する
    • 意欲的なサービスを開始するも、わずか短期間or数作で打ち切られる
    • メディアミックス関係の場合ビデオ・DVD・アーカイブ化がされない

メーカー側の黒歴史

ゲームソフト・ハード以外の主なゲーム関係

  • 会社・人物関係
    • 空白の17分間*1
    • コーエーテクモゲームス(旧光栄*2のみで旧テクモは無し)、スクウェア・エニックス(旧エニックス、旧スクウェア双方)、日本ファルコムなどがかつてエロゲーに手を出していたこと*3
    • ファイティングスティックNEO(混同のおそれがあるとしてSNKに訴えられホリが敗訴した)
    • @barai(途中まで体験版感覚で遊べるという意欲的なサービスだったが、対応作品が『エターナルアルカディア』『ハンドレッドソード』のみでわずか約1年で打ち切られた)