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マンハッタン24分署 - (2011/09/20 (火) 23:31:24) の編集履歴(バックアップ)


マンハッタン24分署

【まんはったんにじゅうよんぶんしょ】

ジャンル アクションシューティング
対応機種 アーケード
販売元 コナミ
稼働開始日 1986年
分類 ゲームバランスが不安定ゲー判定
ポイント 数の暴力の恐怖

概要

アメリカ・マンハッタンを舞台に、プレイヤーである警察官が、脱獄を図った囚人を駆逐しつつ、脱獄囚に占拠された刑務所を取り返すという設定のトップビューの任意横スクロールアクションシューティングゲーム。画面右に向かって進み、面最後に囚人が次々と出現するシーンを切り抜ければクリア。全5面。

8方向レバー+2ボタン(攻撃、武器チェンジ)で操作。

画面上には敵キャラである囚人の他に、子供、女性、デブといった一般市民がおり、接触すると手持ち武器が1つ増え、ボーナス点も入る。市民を誤射してしまうと初期装備に戻る。

武器は以下の3つがある。

  • 拳銃…初期装備。連射が利く。
  • バズーカ…市民を1人助けると使用可能。連射不可。ジープやドラム缶を破壊できる唯一の武器。
  • 催涙弾…市民を2人助けると使用可能。2連射出来、マンホールにいる敵や、高所から攻撃してくる敵を倒せる唯一の武器。

問題点

ゲームの難易度が極めて高い。プレイするにあたっては高度なアドリブが必要である。

  • このゲームに出てくる囚人は全員足に鉄球を付けているが、とてもそうは見えないほどフットワークが機敏で、ちょこまかと動く。囚人は拳銃や手榴弾で攻撃してくるが、弾速はかなり速く、こちらを狙っている弾と狙っていない弾が混在しているため、かなり避けづらい。
  • また、囚人は画面左右からひっきり無しに出現する。その出現パターンもランダムであるため、パターン化して進むといった事は非常に難しい。画面右から突然囚人達が箱乗りになったジープが出現し、プレイヤーを轢き殺そうとしてくるが、ジープの出現パターンもランダムである。
  • 一般市民の出現パターンだけは固定されているが、その間にも囚人は出現するため、市民だけうまく避けて囚人を撃つ、というのはかなり難しい。パワーアップアイテムを維持するのがかなり大変な割に、当のバズーカ、催涙弾は拳銃と比べて連射が利かないため非常に使い勝手が悪く、本当に特定の場面でしか役に立たない。結局は初期装備の拳銃が一番役に立つという有様。

BGMはスタート時のデモ、ステージクリア時、エンディング時のみで、ステージ中は一切流れない。そのせいで印象もかなり地味である。

総評

もともと出回りが悪かった上、あまりの高難易度でインカムは全くもって振るわなかった。