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メガミの笑壺 - (2011/12/29 (木) 01:19:47) の編集履歴(バックアップ)
メガミの笑壺
【めがみのえつぼ】
ジャンル
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アドベンチャー
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対応機種
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プレイステーション・ポータブル、ニンテンドーDS
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発売元
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アーテイン
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開発元
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【PSP】娯匠、ニュー 【DS】ニュー
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発売日
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【PSP】2006年3月30日 【DS】2006年6月29日
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定価
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3,990円
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分類
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クソゲー判定
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ポイント
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お笑いが題材のゲームなのに漫才・ギャグが寒い 短すぎるプレイ時間 意味不明なミニゲーム
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概要
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漫才コンビが主役。プレイヤーはツッコミ役になってボケを膨らまし、面白い漫才をするというゲーム内容。
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PSPで出した後、追加要素を加えDSに移植された。
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タイトルは『タッチで漫才! メガミの笑壺DS』となっている。
問題点
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肝心の漫才やギャグがつまらない、笑えないネタが多い。人によって笑えるかどうか差はあるかもしれないが…。
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一例:漫才前の掴みギャグやゲーム中の一発ギャグなど
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「俺たち、眼鏡200パーセント!」(主人公たちの掴みギャグ。二人とも眼鏡だから。漫才の冒頭に毎回見せられる。)
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「頭突きドーン!」(主人公の師匠のギャグ)
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5分程度の漫才が7ステージ(7種類)ほど。そしてエンディング。そのプレイ時間は察してほしい。
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一応、難易度選択ができるが、漫才内容は全く同じ。クリアのための基準スコアが上がるだけ。
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正確には「漫才が若干(本当に若干)延長し、そのぶん基準スコアが上がる」のだが、一部のボケが多少膨らむ程度であり、内容が一緒と言って差し支えないレベルである。
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漫才中に課される、あまりに無理やりなミニゲーム。
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単語が書かれたフキダシが落ちてくるので拾う
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単語が書かれた小島をジャンプで渡って、単語を組み合わせて文章にする
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上下から迫る巨大なヤリを左右に動いて回避する
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画面に表示されるポーズと同じ方向キーを押す
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未プレイの方には意味不明な内容であろうが、これらは上から「ボケを拾う」「ここぞという時の的確な突っ込み」「客席からのヤジ回避」「掴みギャグ」など漫才中に特定の行動を行うために課されるミニゲームである。
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上記の意味不明なミニゲーム郡が漫才のテンポを著しく阻害し、笑えない要素に拍車を掛けている。
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漫才がつまらなくともストーリーが良ければまだ救いがあったのだが…
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肝心のストーリーは「主人公たちの寒い漫才が原因で復活した悪霊を除霊するために、その悪霊を封じる力を持つ神様が眠る営業先の施設数箇所で漫才をしたら大注目され、M-1並みの漫才大会の出場枠に抜擢されて優勝して除霊も成功した」という超ご都合主義なストーリー。
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脇役も「胡散臭い事務所の社長」「主人公たちをアゴで使う鬼マネージャー」「威張り散らすだけの先輩芸人コンビ」など、魅力に欠け、薄っぺらい人物ばかり。
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舞台となる漫才の営業先でも「深夜に忍者のコスプレをする外人たち」や「漫才鑑賞をミサと称するヘビメタファン」などに対し「忍者漫才」や「ヘビメタ漫才」などを披露していく。これらのぶっ飛んだ設定は合う人には合うのだろうが、合わない人にとってはとにかく笑えない。
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上述した通り、人によってはほとんど笑えないのにゲーム中では大爆笑を掻っ攫い世間を席巻していく。プレイヤー置いてけぼり。
評価点
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お笑い(しかもプレイヤーは漫才のツッコミ役)を題材にゲームとして形にしたこと。
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漫才中はフルボイス。
総評
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お笑いブームに乗ったつもりだったのだろうが、お笑いという題材とゲームという媒体は余りに噛み合わなかった。評価点にもある通り、お笑いが題材のゲームは非常に稀である。が、なぜ稀なのかは、本作を見る限り相性が最悪だから誰も手を付けなかっただけと言わざるを得ない。
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本業のお笑い芸人に漫才の脚本や演出を依頼すれば、もう少しマシになったかもしれない。
余談
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上記の通りの作品であったため、新品・中古が投げ売りされている。
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こんな内容ながら、つい最近までこの作品単体の公式ページが存在していた(現在では会社の公式サイトごと消滅している)。