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Catch! 気持ちセンセーション - (2011/04/24 (日) 23:58:31) の編集履歴(バックアップ)
Catch! 気持ちセンセーション
【きゃっち きもちせんせーしょん】
ジャンル
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恋愛アドベンチャー
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対応機種
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プレイステーション
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発売元
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パンドラボックス
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発売日
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2000年8月10日
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定価
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1980円
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分類
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クソゲー判定
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ポイント
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誰得ゲー 顔も性格もブスな委員長 1周がひたすら長い いい加減システムデータぐらい作れ!
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パンドラMAXシリーズ
ドラゴンナイツグロリアス/死者の呼ぶ館/ラビッシュブレイズン/
Catch! 気持ちセンセーション
/ごちゃちる/ONI零~復活?
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概要
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「1980円の超大作」がキャッチコピーであった「パンドラMAXシリーズ」の第4作にして、「安かろう悪かろう」の見本となってしまった、所謂「遂にやっちゃった」作品。
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当時メーカーのサイトで、社長の飯島健男(現・多紀哉)は「シリーズの中で1番盛り上がっていない。ギャルゲーといううちのメーカーらしくない作品だからか?」とのたまっていたが、単にキャラや設定がイタいから引かれたのか、それともシリーズのメッキが剥げてきたからか…。
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キャラデザは、漫画家の瀬口たかひろが担当しており、隠しとして設定画も収録されている。しかしこの設定画、目の焦点の合っていない女キャラがいたり、明らかにブサイクなのがいたりと、やる気を疑う(本人のサイトに本作の記述は無いが、黒歴史なのかどうかは不明)。
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ストーリーは1本道だが、ストーリーの合間に参加できるサブイベントによって女性キャラの好感度を上げることができ、それに応じてエンディングは変化する。
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ストーリー中では、攻略対象キャラを含めた様々な敵キャラとミニゲームで試合を行う。負けると基本的にゲームオーバー。難易度変更はできないので、いつまで経っても先に進めないということも有り得る。
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主人公はメインヒロインの「あゆり」にベタ惚れなのだが、他のキャラを攻略していた場合は、前述の仕様ゆえに「さっきまであゆり一筋だったのに、突然他の女に乗り換えた」様にしか見えない。
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キャラ絵など何か一つ読み込むだけでも入るロードが類を見ないほどひじょ~~~~に遅く、そのたびにストップするのでゲームがまったく進まない。よってそれほど長くないストーリーなのに一周するだけでかなりの時間がかかる。一応メッセージ早送り機能が有るには有るのだが、スキップしていてもこのロード待ちが発生する為やはり全く進まない。早送りプレイではロード待ちがプレイ時間の半分以上を占めることも。
さらに相変わらずシステムデータがないのでクリアしたらまた最初から周回せねばならない。にもかかわらず各女性キャラごとにエンディングが複数用意されていたり、周回しないと集められないデータがあったりする。正直、全てを自力で揃えた人がどれだけいるのか怪しい。
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メインキャラ8人のエンディングを見ると、滝沢(主人公のセコンド役)がラスボスとして立ちはだかるというエンディングのフラグが立つが、その後の内容は滝沢とのやり取りは全員共通で、エンディングの内容は普通のエンディングと何も変わらない。
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異様に見るのが面倒臭いエンディングにはあゆり・しずくとの三角関係エンディングがあり、あゆり・しずく・滝沢の好感度を上げないと駄目。むしろ「ごちゃちる」のマンガ喫茶でエンディングフラグを買った方が精神的にも時間的にも楽。
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しかもあゆり以外の女キャラは基本的に性悪と電波しかいないので、そもそも攻略する気になるかどうか…。
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特に瀬戸えりかというキャラ(眼鏡の委員長キャラ)は、性格が悪い上に顔も明らかなブサイクとして描かれている。
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実は瀬戸えりかのCVはエロゲー声優四天王の一角・草柳順子だったりする。ほとんどの役をオールラウンドにこなす草柳が強気系キャラをあまり演じないのもこの時の事とは決して無関係ではないだろう。
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パケ裏には「豪華声優陣によるボイス入り」とあるが、なぜかパケ裏にも説明書にも声優名は一切載っておらず、エンディングを見ないと明かされない(因みにエロゲー系声優である)。
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エロゲー声優に詳しい人にしかわからないネタだが、同じ声優の別名義を使って声優が2人いるように見せるという新手のセコさも披露した(ちなみにおぐらふみえ(小倉文江)=関和美で、実際あゆりとやよいは同じ声優が声を当てている事になる)。
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だが一部の男キャラはパンドラボックスのスタッフが演じており、特に生稲というキャラのCVの下手さ加減は(本人のキャラクターと相まって)殺意すら覚えるほどである。
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また生稲は物語の後半でしずくを誘拐するという犯罪行為を行っている。しかもそれがお咎めなしという有様。…どう見てもこいつは少年院行き確定だろうに。
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誘拐を指示した聖悟もその理屈だとアメリカ留学以前に刑務所行きになるのだが。
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ちなみにパンドラボックス側は声優に払うギャラを渋っていたようで(低価格で販売するソフトだから、できる限りコストを抑えたい考えはそりゃあるだろうが)、パンドラボックスが主催したファンイベントに呼ぼうとした際ギャラを請求され、逆ギレし「金の亡者だ」と罵ったという痛い逸話もある。
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開発前に出演声優を募集していたが、条件が「ギャラなし」という恐ろしいものだった。いくらなんでもそれはまずいだろう…プロにお願いする以上その対価を払うのは当然のことだと思うのだが。
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同シリーズのソフトのセーブデータを読み込むと隠し要素が出現する「コンバート」というシステムが有るが、本作と次作の「ごちゃちる」ではこの機能が上手く働いておらず、「特定のアイテムを持っているのになぜか読み込まれない」という不具合がある。
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なぜか本シリーズではこれ以降、サウンドがステレオ固定で、モノラルにできなくなる。
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シナリオは死者の呼ぶ館に続いて大池叙子が書いている。本作には番外編として「死者~」のキャラが登場するシナリオもあるのだが、メインヒロインだった葵が只のバケモノ扱いをされているなど、所謂原作レイプものとなっている。
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余談だがシリーズ第6作「ONI零~復活?」の「お便りコーナー」にて、本作の感想の手紙が紹介されているのだが、これのイタさは必見である。