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たまごっちのアッパレ!にじべんちゃー - (2012/04/09 (月) 17:04:50) の編集履歴(バックアップ)


たまごっちのアッパレ!にじべんちゃー

【たまごっちのあっぱれにじべんちゃー】

ジャンル アドベンチャー
対応機種 ニンテンドーDS
発売元 バンダイナムコゲームス
開発元 ハイド
ジュピター
発売日 2007年3月29日
定価 5,040円(税込)
分類 クソゲー判定

概要

  • DSで発売された『たまごっち』シリーズの第3作目。
    • これまでDSでは、ぷちぷちおみせっちシリーズを展開させていたが、珍しくアドベンチャーとして登場した。
  • 毎日、虹がかからないことに怒っていたごっち大王の代わりに、虹を発生させるための石を探しに行くというストーリー…なのだが…。

問題点

  • ミニゲームが難しい。明らかに子供向けとは思えないレベルが高いミニゲームが多い。しかも殆どはクリア必須。
    • 「ライブラっちのほんせいり」は司書さんが本を食べている間は、本が入れない。幸い制限時間が長いのが唯一の救い。
    • 「おんせんしゅうり」は素早くタッチペンで上下にスライドさせるのだが、早くしないと水送れない上、下画面を傷つける場合もある。
      さらに定期時にパイプが壊してしまうため、何度もシールを貼らないといけないので、処理が追いつかない。
    • 「いちごっちのゲームたいかい」では神経衰弱。だが、2枚めくるとどこかのカートが入れ替わる上、1ループする(4ペアつくる)毎にシャッフル回数がどんどん増えていく。
    • 「でばっちのあっちむいてほい」は完全運ゲー。クリア必須なので非常に厄介。
    • 「ござるっちのにんじゃしゅぎょう」ではノルマを達成後に3回ミスすると失敗扱いになり、ゲームオーバーになる謎仕様。ちゃんと最後までしないといけないためだるい。
      • しかもミニゲーム中はポーズ不可。どうしてもしたい場合はふたを閉じてスリープモードにするしかない。
  • これだけならまだしも、100点(ミニゲームの最大スコア)を狙おうとするとかなり難しいミニゲームが存在する。
    • それが「ふらわっちのみずやり」。定期的に枯れるお花に水をやって枯れないようにするミニゲーム。
      100点の条件が「全ての花を光らせてタイムアップ」なのだが、制限時間と同時に花の枯れ具合が一段階下がることもある最悪仕様。
    • その他「いちごっちのケーキづくり」では、ミスしてコンベアの速度を上げないと100点獲得は出来ないという仕様。
    • 100点クリアしてもご褒美は、そのミニゲームがプレイできた場所こどのトロフィー*1だけなので達成感もほとんどない。
      • これだけならいいものの「たまごっちパズルたいかい」「たまごっちクイズたいかい」に至っては100点クリアしてもご褒美が一切無い。
    • 難しいものが多いが「ふんすいっちのニューふんすい」というミニゲームだけはノルマが非常に簡単で、初見で100点が取れるくらいの簡単なミニゲーム。
      • なら他のゲームでもそうしてくれよ、と言いたくなるレベル。
  • お使いゲーなのだが…
    • 基本的に発生までノーヒントなうえ、行ったり来たりすることが多くだるい。
      • 発生後はレーダーを見ることでやることが書かれてあるのだが、気づきにくい上に、何度も見直すためにはいちいち画面を切り替えないといけない。
    • 住民のたまごっちも殆どノーヒントな上に、突然クイズやパズルをやってほしいと言われることも。しかも拒否できない。
      • しかも突然、たまごっちが皆居なくなるという、鬱のようなイベントも存在する。
    • エリアの移動も簡単ではなく、各エリアの特定の場所へ行かないとエリア間を移動できない。行ったり来たりすることが多いこのゲームでは、さらに面倒くささに磨きがかかってしまう。
      • ただし、拠点(自分の家)へはメニューからで一発で戻れる。セーブやタイトル画面に戻るのも一発でできる。
  • どのキャラをリーダーに選んでも意味がない
    • ゲーム開始時にリーダーを選べるが、どれを選んでもシナリオは一緒。リーダーの違いは対応するキャラのエリアの拠点(自分の家、セーブやミニゲームなどができる)が変わるだけ。
    • 後で自由に変更はできるのだが、拠点は最初にリーダーにしたキャラの所しか使用できない。変更しても特にゲーム進行は変わらない。
    • そのため、まめっち・めめっちを最初のリーダーに選ぶと、エリア移動できる場所が拠点から遠く、移動するのに時間がかかる。
      • 一方、くちぱっちに至ってはエリア移動できる場所が拠点から、かなり近い所にあるという徹底ぶり。
  • ボリュームが少ない。
    • 他のDSのたまごっちシリーズと比べると、ボリュームが少なくやり込めるところもほとんどない。普通にプレイしても大体3時間くらいエンディングに到達できる。
      • 隠しイベントもあるのだが、水増し程度である。
    • 手に入れたアイテムや、話したことがあるたまごっちが描かれた図鑑という収集要素もあるが、基本的にノーヒントなためコンプリートは難しい。

評価点

  • OPが面白い。そしてまさかのエンディング前の落ち。
  • 建物に仕掛けが多く、タッチするといろいろと動く。眺めるのも結構楽しい。
  • 難しいミニゲームが多いが、中には熱中する程はまる物があるので、ダメという訳ではない。
  • DSのワイヤレス通信による対戦、配布されていた特殊な名刺の背景がダウンロードができる。
    • また、ダウンロードプレイに対応しており、体験版を友達に送ることができる。

総評

難しいミニゲームが多いのが難点だが、裏を返せばミニゲームで楽しめるゲームなのであろう。運が絡むのが多いものそれなりの新しいジャンルを生み出したのであろう。