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わくわく☆惑星プリンセス - (2012/06/12 (火) 21:09:51) の編集履歴(バックアップ)
わくわく☆惑星プリンセス
【わくわくわくせいぷりんせす】
ジャンル
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恋愛アドベンチャー
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対応機種
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Microsoft Windows 98/95
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発売元
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PUMPIE
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発売日
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1998年9月18日
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レーティング
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18歳未満禁止
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分類
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クソゲー判定
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ポイント
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エロゲーにおけるクソゲーの始祖? 商業とはなんだったのか エロゲー史上最も抱きたくないヒロイン ワンマン企業制作
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WARNING!!!!!!!
本作は18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。
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DOLLHOUSEの別ブランドPUMPIEより発売された18禁恋愛アドベンチャーゲーム作品である。
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グラフィック、シナリオ、BGMなどありとあらゆる面における出来の悪さで伝説となった。
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ある意味ではこれを超えるエロゲーはこの先も出ないとされた。通称『わくプリ』。
ストーリー
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山奥で車の運転の練習をしていた主人公。その車が大破してしまって「星をみながらオナニー……なんて文学的なんだ」と主人公が夜空を見ながらオナニーをしていると星の一つが地上に落下する。
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墜落現場に駆けつけてみると落ちていたのは隕石ではなく宇宙船。その中から一人の少女が現れる。
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「あなた、オナニーしてたでしょ」といいながらフェラを始める。
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宇宙人の少女、むんむん星の皇女である「パム」が言うには「主人公がオナニーしていたから宇宙船が落ちた」(オナニーをすることによって発生したエネルギーに影響されたということらしい)とのことで、パムをむんむん星に帰すため主人公は宇宙船のエネルギーを集めることとなる。
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しかし、そのエネルギーというのは石油でも放射能でもなく、イクイクパワー。人と人とがエッチした時に発生するエネルギーのことだった。このため主人公はイクイクパワーを採取するために女の子をナンパしてはエッチを繰り返すこととなった。
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…ストーリーを読んで首をかしげたくなる、若しくは頭が痛くなってきたそこの貴方。その反応は正しい。
解説
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今なお名作と評される『ONE ~輝く季節へ~』がリリースされ、感動のストーリーで大勢のユーザーを魅了していた1998年。
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しかしその影ではこのような、バカを通り越しているとしか言い様のない設定のこの作品もリリースされていた。
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ストーリーが破綻しているのは当たり前、誤字脱字を問うのは野暮を通り越して無粋のレベルまで来ており、ストーリー面で評価できるところは何もない。
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エロゲーである以上、ストーリーがそんな代物でも絵が良ければ充分に隠蔽できるのだが、肝心のグラフィックも出来不出来を問う以前のレベルである。
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人体のバランスさえも取れていない始末で、エロゲーとしては致命的な欠陥になってしまった。
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にも関わらず発売されてしまったのは、その絵師がPUMPIEの会社の社長だからである。もっとも、この下手さも加減もある意味才能であり、後の伝説の一因を成している。
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このような絵のひどさ、ストーリーの無茶苦茶さから、ヒロインのパムは「エロゲ史上もっとも抱きたくないヒロイン」としてインパクトを残している。
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BGMが3曲しかないが、視覚に畳み掛けてくる衝撃に忘れてしまうほどである。
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ちなみにスタッフロールで表示されるのは4名のみである。
総評
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以上のことから商業レベルに達しているとは言えない。その2年後には同人ゲームの名作『月姫』が出ているの事から、「商業と同人の境目について考えさせられる衝撃作」とされる。
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もっとも、このようなゲームも一応は商業ベースでリリースされたのだから、エロゲー界も意外と幅が広い事を表しているとも言える。
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このようなことから作品が発売されるとインターネットでのゲームレビューサイトでは話題を呼び、ことごとく最低の評価がつけられた。
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しかし、下手さが突き抜けてしまい、ゲームの面白さではなく、ゲームが存在することだけでウケが取れてしまう領域にまで昇華されている。
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そこが時間の流れに忘れ去れてしまった凡百のクソゲーとは一線を画すところであり、つまり『デスクリムゾン』や『里見の謎』と同じように愛すべきバカゲ]なのだ。
迷セリフ・その他
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「と・に・か・く、あんたには責任をとってもらわ」
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「俺はこの星からしばらく帰れないような気がした」
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テキストは右クリック連打でスキップ可能
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オートプレイCD-ROMでインストール不要、システムを書き換えないクリーンアプリ、作業用ファイルを削除するのはゴミ箱に捨てるだけ(オフィシャルサイトより)。