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フェイト/タイガーころしあむ - (2013/01/07 (月) 03:16:43) の編集履歴(バックアップ)
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フェイト/タイガーころしあむ
【ふぇいとたいがーころしあむ】
ジャンル
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対戦アクション
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対応機種
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プレイステーション・ポータブル
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メディア
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UMD 1枚
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発売元
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カプコン
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開発元
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カプコン、キャビア
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発売日
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2007年9月13日
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定価
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4,990円 / 特盛限定版:7,990円
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プレイ人数
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1~4人
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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廉価版
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BestPrice!:2008年8月21日/3,140円
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分類
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バカゲー判定
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ポイント
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パロディ多し 同人ノリには賛否
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Fateシリーズ関連作品リンク
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概要
PC用ゲーム『Fate/stay night』のスピンオフ作品として発売された『パワーストーン』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』系統のSD対戦ACT。
リリース前は可愛らしいキャラなどで注目を浴びていたが、蓋を開けてみれば同人ノリの物凄いバカゲーだった。
ストーリー
ある日、衛宮士郎が目を覚ますと、冬木市はあたまの悪い結界に包まれていた。
「毎度おなじみ、聖杯戦争、聖杯戦争でございます。ご不要になった夢希望、もう諦めた野望などがございましたら、お気軽にコロシアムにおいでください」
響き渡る謎の声。
街中に蔓延する対戦ムード。
失われた令呪。
次々と凶暴化するマスターとサーヴァントたち。
そして、誰もが思った。
「藤ねえの仕業だ。」
いま、虎聖杯をめぐる新たな戦いが始まる。
システムの特徴
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コスト制に似たタイガーポイント
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またの名を虎力(とらぢから)。各キャラごとに設定された数値であり、倒した際に相手に設定されている分のポイントが自分に加算される。これを獲得した量によって最終的な勝敗が決まる。
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キャラの強弱に応じて設定されており、例えばバーサーカーは非常に強い分一回倒せば大きくポイントが加算される。逆に基本スペックが低いキャラは虎力の数値も控えめで、倒されても相手のポイントが増えにくい。
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魔力ゲージ
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所謂パワーゲージの類。相手を攻撃した時などに増加。一定量を消費すると自分の全周囲をカバーする範囲攻撃が放てる。さらに、下記のタイガーボールを拾うとゲージの上限値が一時的に拡張され、全魔力を消費することで超必殺技が放てる。因みに、アサシンや葛城先生などゲージを持っていないキャラもいるが、彼らは範囲攻撃が使い放題なので、むしろ有利だったりする。
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タイガーボール
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必殺技使用に必要なほか、『争奪戦』ではこれを一番長く所持していたチームの勝ちとなる。
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アイテムについて
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ステージの特定の位置にランダムで出現し、キャラが触れると獲得する。
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一定時間が経過するとアイテムは消滅する。また制限時間がある場合は、残り時間が少なくなると頻繁に出現するようになる。
問題点
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難易度が結構高い。
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3Dアクションでステージを駆けまわるため、殴っては逃げ殴っては逃げの繰り返しで戦いが単調になりやすい。ただ、慣れてくれば回り込みやダッシュでの駆け引きもある。
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必殺技のバランスがやや大雑把で、とりあえずぶっぱなせば一回は撃墜できる上にタイガーボールと魔力回復アイテムを拾えばすぐ使えるため、始まったら逃げまわりタイガーボールとアイテムを見つけたら必殺技を当て、また逃げるというようになりやすい。
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ただ、この点は続編のタイガーころしあむあっぱーにて、アイテムでの魔力回復量が減らされたため改善された。
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集中(ロックオン)が使いにくい。
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Lボタンを押す事で一番近い敵キャラクターに攻撃の焦点を絞る事ができるが、移動速度が大きく下がるため他のキャラの的にされやすい。
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切り替えも不可。
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キャラ間の性能差が激しい。
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それを補うためのタイガーポイントなのだろうが、復帰と同時にボコボコにされるようなキャラもいるので……
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ステージ数が少ない。
賛否両論点
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パロディの多さ
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有名な漫画やアニメのセリフのパロディなら大体あるといってもいい。『デスクリムゾン』ネタもある。
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迸る同人ノリ
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ストーリー自体は割と好評なのだが、本編との差異が大きすぎて同人ゲームのような雰囲気がする。
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『ひぐらしデイブレイク』のような感じだと言えばわかってもらるだろうか。
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最も、『stay night』本編でもメタやパロが存分に盛り込まれた『タイガー道場』なるおまけ要素があったし、本作の他にも『プリズマ☆イリヤ』『氷室の天地』といった番外作もあるので、そういうものだと思えば気にならない……かもしれない。
評価点
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可愛いSDキャラ
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厳密には2.5等身なので「SD」ではないのだが可愛らしくなっている。
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作り込みの高さ
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BGMもテーマに合っており、通信プレイ「虎祭」は最大4人まで対戦可能。
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ストーリーモードだけでなく、自由にキャラ、ステージを選べるモードがある。
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キャラ数が多い
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今回メインに据えられている藤ねえこと藤村大河を初め、アンリミ出演に恵まれなかった真アサシンや黒くないほうの桜や葛城先生、さらに家庭用移植がされていない『Fate/hollow ataraxia』からバゼットとカレンまで参戦している。
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さらに、続編の『あっぱー』では『ataraxia』のアヴェンジャー、『Zero』の衛宮切嗣やアイリスフィール、TYPE-MOONファンにはお馴染みのネコアルクまで参戦。他にもいろいろカオスな面子が揃っている。
間桐臓硯涙目
総評
実際丁寧に作りこまれているのがわかる作品ではあるが、このノリを受け入れられるかで評価は分かれる。
セイバーの目的が「美味しい御飯の為にシロウの味覚を取り戻す」だったり、ライダーに至ってはメガネを取り返すのが目的になっている。
ただ、やはりキャラ数が多く賑やかで、お祭りゲーとしてのポテンシャルは高い。パロディや二次創作込みでFate関連作品が好きな方なら、買っておいて損はない作品だろう。
余談
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独特のタイガーポイントシステムは、登場キャラのひとりランサーの宝具である『刺し穿つ死刺の槍(ゲイ・ボルク)』の原作における一撃必殺の能力を、対戦アクションゲームでどう再現するか悩んだ結果考え出されたという。
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一部のシナリオの制作に、奈須きのこなどTYPE-MOON上層部と親交の深い漫画家摩伸栄一郎が関わっているらしい。摩伸氏は、TYPE-MOON公式(←重要ポイント)のスピンオフ漫画『Fate/school days 氷室の天地』の作者でもあるが、その『ひむてん』はパロネタ満載かつキャラ崩壊当たり前のカオス極まるギャグ漫画であり、そんな摩伸氏が関わっているのなら本作のはっちゃけっぷりも納得のいくものがある。