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執筆依頼・据え置き機/クソゲー扱いされやすいゲーム1 - (2011/09/22 (木) 23:33:06) の編集履歴(バックアップ)


据え置き機のクソゲー扱いされやすい作品のうち、「クソゲー扱いされやすい名作・良作」の依頼タイトルはこちらへ。

ソートはカテゴリ・ハード別に五十音順で。タイトルと共にコメントなどで推薦理由も添えておくと良いと思います。

執筆した方はここから該当タイトルを消してください。

注:あくまで依頼用ページなのでここからのリンクはご遠慮ください。



クソゲー扱いされやすい名作・良作

  • SFC アウターワールド (ビクター音楽産業/Interplay)
    • 「死にゲー」という側面ばかりが強調されがちだが、ポリゴンによる独特の空気を持つ異世界やメッセージなどを用いないストーリー性などが世界的に高く評価されている非常に前衛的なゲーム。
    • 死に様も無駄にリアルでグロい(ビームに当たって黒焦げになったり、串刺しになったり色々)。
    • ただやっぱり難しいのは確か(無理ゲーではないのだが)。また、知名度も低いのも残念(須田剛一氏曰く「日本でクリアした人は100人いるかいないか」それくらい知名度が低く、かつ難しいのである)。
    • ちなみに海外では続編があるが、主人公が違う。
  • SFC ウルティマVI 偽りの予言者 (ポニーキャニオン)
    • BGMもよく、自由度の高いRPGだが、敵キャラの歩行グラフィックが不気味。
    • 敵キャラのグロい歩行グラに耐性のある方は普通に遊べる。あと気球を作るのにいろいろ大変。
  • PS アインハンダー (スクウェア)
    • 独自の武装システムで高い戦略性を提示するもその敷居の高さから従来のSTGプレイヤーからの受けは悪かった(現在は再評価されている)。
    • 同時期にセガサターンで発売された『サンダーフォースV』と並び、演出面を強調したポリゴン2D横シューティングとして、よく比較される傾向にある。
    • スクウェア製という事もあって「ゲーム批評」誌等からの不当なバッシングも。
      • 当時はスクウェア(および別名義であるアクエス)からRPGはもちろん格闘ゲームや麻雀など幅広いジャンルに渡ってタイトルがリリースされており、こうした方針をタイトルの粗製濫造に感じられたユーザーが多かったという事情もある。
      • 挙句、店頭では何故かRPGエリアに並んでることも。
  • PS TOBAL No.1 (スクウェア/ドリームファクトリー)
    • ドリフ全盛期の1作。
    • 今でも「FFVII体験版のオマケ」という評価が圧倒的な本作だが、手足の伸びるロボットや長い尻尾を活かして戦う異星人など、当時の3D格闘ゲームの常識に囚われない鳥山明デザインのキャラクターを破綻なくゲームに組み込んでいる事は評価に値する。
    • 他のゲームにあまり見られない独自の要素として、「つかみからの駆け引き」が挙げられる。単純に掴んでからすぐ投げる、というだけではなく、打撃に持ち込む、体重を崩して威力の大きな投げに繋ぐ、相手との位置を入れ替えてリングアウトを狙う、また掴まれた側も体重移動に抗う、投げ抜けのタイミングを見切って逆に有利な体勢に持ち込むなど、まるで柔道のような駆け引きを楽しめる。
      • もっとも格闘ゲームとしては続編のTOBAL2がほぼ完全なアッパーバージョンと言える完成度なので、現在ではあまり価値がないことは確かではあるが。
    • 当時としては斬新だった格闘ゲームとRPGを組み合わせたクエストモードも魅力の1つ。3D地下迷宮を探索しながら転がる大岩や針山などのトラップを避け、アイテムで自キャラを強化しながら最深部を目指す内容。RPGとしての要素は続編の2やエアガイツの同モードに比べるとシンプルながら、完成度は高い。
      • 最後のクエスト「ウダンズダンジョン」は自動生成の地下30階の迷宮を踏破するというもの。内容としてはまさにローグライクのそれであり、プレイヤーの格闘テクニックだけでなく判断力と運も試される。
  • PS ドラえもん3 魔界のダンジョン (エポック社/カンズ)
    • ドラえもんに「自分だけの秘密基地が欲しい」と頼み込むのび太。そこでドラえもんは道具で空き地の地下に空洞を発見、そこを秘密基地にしようとした。
      その地下に古ぼけた祭壇を発見。ドラえもんの道具で治し、雰囲気からか何気なく流行っていたカードゲームの召喚の言葉を唱えたのび太。すると祭壇が光り、不思議な生き物「ピット」が現れ…
    • 早い話がドラえもん版不思議なダンジョン(ローグライクゲーム)。ゲームとしての出来は劣化不思議のダンジョンを脱するよう意識していて、敵側にもアニメの声優を起用した他懐かしの秘密道具をゲーム中に上手く溶け込むよう工夫されている、と原作(2つの意味で)をリスペクトしている。
      • 次のフロアに店を出す「出前電話」等、他では見ないアイテムも登場する。
    • いつもの5人が主人公。揃うまでストーリーを進めると、秘密基地の1フロアに町のような施設が出来る。それぞれにスペースがあり、広く取る事で、しずかちゃん担当の薬屋なら売っている薬の種類が増えたり、スネ夫担当の銀行なら預ける量を増やしたりする事が出来る。
      • 「素手でツチダマなどの劇場版敵キャラを撲殺するしずかちゃん」はよくよく考えるとシュールな光景。
    • 能力合成が出来ない。この時期に出たローグライクゲームでこれは致命的。
    • いわゆる「もっと不思議」に相当するダンジョンでは「どこでもドア」(「リレミトの巻物」に相当。持ち込み不可ダンジョンでは実質使用=即死)が未識別。迂闊にアイテム使用による鑑定が出来ない。
  • PS2 新 鬼武者 DAWN OF DREAMS (カプコン)
  • PS3 トリニティ ジルオール ゼロ (コーエーテクモゲームス/オメガフォース)
    • フリーシナリオRPG『ジルオール』の5年前を描いた外伝作品。
    • プラットフォームがPS3ということで期待されたのだが、製作チームが無双シリーズで有名なオメガフォースが担当するということで不安視されていた。
    • 事実、初公開時のゲーム画面はまさに無双のそれで所謂「ジルオール無双」としての認識が広がってしまった。
    • 前作の「ジルオール」での売りだった自由度は、キャラクターの固定やマルチエンディングの廃止により、大幅に狭まってしまった。
    • それに加えて発売日がMHP3rdやGT5などの大作タイトルと重なってしまい、セールスが伴わなかったという結果を招いてしまった。
    • だが蓋を開けてみれば、前作の世界観を引き継いだグラフィックとサウンドとシナリオ、アクションに定評のあるオメガフォースのゲーム性が融合し、想像以上に遊べる良作ARPGになっている。
    • 無双のようなボタン連打するだけのアクションだと誤解されがちだが、キャラクターの切り替えや合体攻撃のソウルバーストやトリニティアタックなどNPCとの連携を主幹においたレベルデザインになっている。
    • NPCの思考ルーチンはなかなか優秀で、属性攻撃しか通用しないモンスターに対してはきちんと属性攻撃のみで戦ったりよろけさせた敵を一緒に集中攻撃してくれる。
    • ゲーム進行も、クエストを受注してボスモンスターを倒したり、対象を護衛するなど、アクション要素も相まってファンタシースターオンラインなどのMORPGに近いデザインになっている。
  • PCE はにい・いんざ・すかい (フェイス)
    • 埴輪が自機のシューティング。ショップで武器を購入したり、ショットを前後左右八方向に撃てるのが特徴。ステージ最初のバランスがちょっと厳しく、やや特殊な操作性を求められるが、シューティングとしては普通に遊べる内容だったりする。
    • このゲームのサントラが出たのはなんと2008年。ゲームリリースから約20年後、既にフェイスが倒産して約10年経過した後の事である。
      • 1990年の時点で続編『はにい・おんざ・ろおど』とカップリングしてオリジナルサントラが出ていた。それでもなぜ2008年に改めてCD出すことになったのかは謎。
    • 『ろおど』は強制スクロールアクションシューティングになり、前作とはゲーム性がかなり豹変している。
  • SS Mr.Bones (セガ・エンタープライゼス/ゾノ)
    • 骸骨男が主人公のミニゲーム集。全22ステージ。サターン屈指のバカゲーの一つ。
    • アクションゲームなのにディスク2枚組で、最初はジャンプアクションと見せかけておきながら音ゲー、レース、シューティングなど節操無く盛り込んでいる(しかも各々のゲームの完成度も結構高いのにそれを1ステージで使い捨てにしているあたり凄まじい)。そのため操作方法はマニュアルに書いてあるもののむしろマニュアルの操作方法が通用するステージのほうが少ない。
    • しかもほぼ冗談のような設定のゲームなのにプログラムレベル、グラフィックレベル、演出レベルが恐ろしく高く、スタッフに骸骨男がいるんじゃないかと思わせるような出来栄え。これでストーリーもおバカな展開ながらかなりとんちが効いている上に熱い展開もあるのである意味凄まじい。これだけ凝っていればディスク2枚組になるのも納得である。
    • 音楽も元モントローズのギタリストRONNIE MONTROSEが監修しているだけあって絶品。ジャケットもアルバムを意識した構成になっている。
    • しかし最大の冗談はどう考えても一般受けしないようなこのゲームをデジキューブのコンビニ専売にしている点であろう。コンビニ専売にするのが非常に惜しい逸品である。
  • PS2 ユー・アンダーウォーターユニット (アイレムソフト)
    • アイレムお得意の潜水艦ゲー。最後のミッションが肝。
    • 糞ゲーうんぬん以前にあまり話題にすらならなかったあまりにも可哀想な作品。体験版やキャンペーンまでやったのに…。
    • 小型戦闘潜水艦を操作して多彩なミッションをクリアして行く3Dシューティング。簡単に説明すると「3D版海底大戦争」である。潜水艦の3Dシューティングとしての完成度は高く、細部まで作りこまれている方である。
    • 難易度を3つから選べるのだが、セーブスロットが1つしかない為慎重に選ばねばならないなど問題が無い訳ではない。
      • 極めつけは最後のミッションで、仕様によりランクSが取れないようになっている。どれだけ頑張っても水圧ダメージのせいでイージーモードでもランクAが関の山。せめてこれさえ無ければなあ…。
    • 「ランクなんて気にしないよ」とか言う人にとってはそれなりに楽しめる作品か。