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アルナムの牙 獣族十二神徒伝説 - (2011/02/10 (木) 21:55:21) の編集履歴(バックアップ)
アルナムの牙 獣族十二神徒伝説
【あるなむのきば じゅうぞくじゅうにしんとでんせつ】
注意:ここでは『アルナムの牙 獣族十二神徒伝説』の原作(PCE)版と、リメイク(PS)版の二つについて紹介しています。PCE版はクソゲー判定、PS版は微妙リメイク判定です。
概要
本作は「エメラルドドラゴン」や「アルシャーク」で人気を博したイラストレーターの木村明広が総監督を務めている。
木村氏の手がけたキャラクターや豪華声優陣の演技、綺麗なビジュアルシーンや人種差別をテーマにしたストーリーの評価は高いのだが・・・
原作(PCE)版
ジャンル
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RPG
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※重大なバグあり、購入時要注意!
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対応機種
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PCエンジン スーパーCD-ROM2
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発売元
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ライトスタッフ
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発売日
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1994年12月22日
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定価
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8800円
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分類
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クソゲー判定
企業問題ゲーム 7.1.単純ミスによるバグ
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ポイント
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バグだらけ 高いエンカウント率 セーブデータが一つしか作れない
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問題点
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宿敵SFCの摩訶摩訶も真っ青なバグだらけのRPG。
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炎系の最強気法(魔法)「熱炎」を使用するとフリーズする。肉叢(魔物)が使ってきた場合もバグる。
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トエイが同じ気法(魔法)を2つ覚えてしまう。
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あるダンジョンで仲間が「テレポートでダンジョンを出よう」と提案するが、実際にやろうとしても出来ない。
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ゲームの進行上入る必要が無いタイミングで入るとフリーズするダンジョンがある。
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あるダンジョンからフィールドに出る際、入り口とは違う場所からフィールドに出るとフリーズする。
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あるイベントにおいて、顔グラフィックが別キャラの顔になってしまっている。
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何故か重要なイベントアイテムが二つも手に入ってしまう。
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最強の武器であるはずの「アルナムの牙」は装備すると装備していた武器が消えてしまう上に、運が悪いと敵に対してほとんどダメージを与えられない。
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終盤でとある武具が手に入るが、パーティ内で誰も装備できず、しかもその時点で既に最終メンバーなので他の仲間に渡すことも出来ない。何の為に存在するのかわからない死にアイテムとなっている。
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仲間のトエイ、タランダとパーティを組んでいる時に、2人のレベルを上げ過ぎた状態であるイベントを起こすとフリーズする。セーブデータが一つしか作れないため最悪ゲームを最初からやり直すしかない。
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キャラクターデザインの木村明広曰く「某工場の焼ミスで致命的なバグが発生してしまった」らしい。
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前述したとおりセーブデータが一つしか作れない。
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エンカウント率が高く、ゲームバランスも悪い。
総評
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とにかくバグが酷い。バグさえなければ・・・という意見も多い。
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キャラクターデザインがPCEにも移植された名作『エメラルドドラゴン』の人と一緒だったため、続編と勘違いした人やエメドラのような出来を想像して購入する人が続出、被害を増やすことになった。
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SFCへの移植も検討されていたがカセットでは無理があったのか中止になった。
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…が後述するPS版みたいにADVにしていればSFCでも何とかリメイクできたのではないだろうか?
リメイク(PS)版
ジャンル
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アドベンチャー
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対応機種
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プレイステーション
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発売元
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ライトスタッフ
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発売日
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1996年2月02日
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定価
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3980円
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分類
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微妙な移植ならぬジャンル替え作品
まさかのジャンル変更 バグ関係は消滅し、とりあえずは普通に遊べる 辻褄が合わないセリフあり
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PCEのクソゲーの移植…と思いきやRPGからADVへとジャンルを変えた実質別作品。
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なのにPCE版の声とビジュアルとセリフをそのまま流用するという安上がりぶり。
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たとえばエンカウント戦闘がないのに「防人としての報酬は肉叢を倒した出来高払い」、宿屋なんてないのにもかかわらず「宿屋に泊れ」など。
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せめてADV向けにセリフを書き換えてほしかった。
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一応PCE版で没になった動画が見れるのは評価できる。
その後のシリーズ
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正式な続編であるPSソフト『アルナムの翼 焼塵の空の彼方へ』ではPCE版の汚点の反省点を活かし、地雷の多いマイナーRPGの中では比較的良作になっている。