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SIMPLE2000シリーズ Vol.52 THE 地球侵略群 SPACE RAIDERS - (2011/05/19 (木) 18:17:06) の編集履歴(バックアップ)


SIMPLE2000シリーズ Vol.52 THE 地球侵略群 SPACE RAIDERS

【しんぷるにせんしりーず ぼりゅーむ52 ざ ちきゅうしんりゃくぐん すぺーすれいだーす】

ジャンル シューティング
対応機種 プレイステーション2
発売元 D3パブリッシャー
開発元 タイトー
発売日 2004年5月20日
定価 2,100円(税込)
分類 企業態度に問題のあるゲーム
ポイント 公式「本部の罠」
THE地球防衛軍と比較するのも失礼なレベル
凄いのはムービーだけ?
SIMPLEシリーズリンク
元になった『SPACE RAIDERS』




概要

2,000円とは思えぬ奥深いアクション性ややりこみ要素から、SIMPLEシリーズでも屈指の知名度を誇る『THE 地球防衛軍』シリーズ。
本作はそんな地球防衛軍のスピンオフや関連作品……ではなく、内容はまったくの別物
D3パブリッシャーがどこまで考えてこのタイトルを付けたのかは不明だが、タイトル詐欺もいいところである。

ゲーム内容

  • そもそも本作はタイトーが『スペースインベーダー』25周年の記念作品として、2002年12月にPS2・GCで発売したソフト『SPACE RAIDERS』の廉価版である*1
    • キャラクタやステージは3Dだが、内容はインベーダーそのもの。よって最終ステージ以外平行移動しかできない
      • 要はトーチカが人間に、シェルターが街中の障害物に変わっただけ。敵は一定数倒すたびに新たに配置されるためオリジナルに比べてテンポが悪い。
    • それでも各ステージのボスは弾幕シューティング並みの攻撃を仕掛けてくる。こちらはパワーアップアイテムが少しあるだけ。
    • 視点だけは敵の状況によって自動変更される。
    • キャラクターが三人から選べるが、ムービーが少し変わるだけで(あってないような)ストーリーに違いはない。
    • そして苦労してラスボスを倒すと…(ネタバレ注意)「 敵の増援部隊が主人公抹殺のために地球へ集結する 」というあんまりなエンディングを迎える。苦労させといてそういうオチか。
    • ゲームモードは2つ、難易度変更不可という潔さ。コンティニューは無限。
  • 2002年にこれでフルプライス(GC版:5,040円、PS2版:6,090円)はキツい。だからといって安ければいいってものでもない
    • ある意味でSIMPLEらしいとも言える。が、いくらなんでもSIMPLEすぎる
    • THE 地球防衛軍はスペースレイダースの約半年後に発売されている。この時点でどう考えても負けている
    • 同じ記念作品なら『スペースインベーダー・アニバーサリー』を買う方がずっとお得で幸せになれる。
  • いかにも地球防衛軍の直系のような名前を出しておいてスペースインベーダーとやってることは同じ
    • 間違って買ったEDF隊員は口をそろえて叫ぶ。「罠です!
    • 何も知らないEDF隊員を釣ろうという EDF本部 タイトーとD3の悪意が透けて見える。
      • 同じようなタイトルでも、同じSIMPLE2000の『THE 宇宙大戦争』はゲーム性・ネタ双方で頑張っていてそれなりに評価を得ている。
    • さりげなく「軍」ではなくて「」。それでも地球防衛軍の巨大生物の数に圧倒的に負けている
    • 本物の続編『THE 地球防衛軍2』は翌年2005年7月28日に発売された。内容についてはあえて語るまい。
  • CGクリエイター・青山敏之氏の手掛けたOPムービーだけは高く評価されている。
    • 逆に「OP詐欺」という意見も多い。店頭やネットの動画で騙された人間もいるとか。
    • どこからどう見ても『インデペンデンス・デイ』である。ちゃんと「戦闘機で特攻」するシーンまである。

外部リンク

+ ニコニコ動画

ラストまでを攻略。頑張ったプレイヤーをどん底に落とすエンディングムービーを含む。