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テイルズ オブ バーサス - (2012/11/14 (水) 17:27:17) の編集履歴(バックアップ)
テイルズ オブ バーサス
【ているず おぶ ばーさす】
ジャンル
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対戦型アクション
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対応機種
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プレイステーション・ポータブル
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メディア
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UMD 1枚
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発売元
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バンダイナムコゲームス
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開発元
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マトリックス
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発売日
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2009年8月6日
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定価
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5,200円
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プレイ人数
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1~4人
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通信機能
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アドホック通信
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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分類
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クソゲー判定
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ポイント
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TFVI?とスパロボKの再来を思わせる原作レイプ 偏りすぎているキャラクターの選定 全ての登場キャラクターの改悪 企業態度に非常に大きな問題あり 戦闘システムは調整不足、長過ぎるロード時間 OPムービー・主題歌にも批判集中 今作がきっかけで作品ファン同士がバーサス
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テイルズオブシリーズ関連作品リンク
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概要
『テイルズ オブ』シリーズのキャラが13作品35名登場する対戦型アクションゲーム。略称は『TOVS』『バーサス』。プロデューサーはシリーズの携帯機作品を主に手掛ける大舘隆司。
『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー』(以下『マイソロ』と表記)などのようなお祭りゲーで、今作オリジナルの世界「ダイランティア」において、各テイルズキャラクター(以下「キャラ」)たちが4カ国に分かれ、繁栄をもたらす「大いなる実り」を巡って「ユグドラシルバトル」と呼ばれる武闘大会で闘うというストーリー。
『テイルズ オブ』シリーズは格闘ゲームのような戦闘システムが評価されており、「シリーズ初の対戦アクションゲーム」である本作は発表と同時に大きく話題を集めた。しかし公開されていく登場キャラクターの異様な偏りから不安視する者が現れ始め、発売後は恐ろしいまでのキャラ崩壊やまるで面白く無い戦闘システムからシリーズ最低のクソゲー扱いを受けることとなった。
システム
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基本的にプレイヤーとCPUがコンビを組んで戦う。対戦モードによって2対2、1対3、バトルロイヤルなどでプレイ可能。
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コンビによってそれぞれ違ったシナリオが用意されており、最初からプレイ可能ないくつかのコンビのシナリオやサブシナリオをクリアするなど条件を満たすことによって別のキャラが使用可能になる。
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戦闘システムは本編シリーズと同様、格闘ゲームのようなライン上で複数のキャラが戦うというもの。物理キャラは「通常攻撃」やボタン1つで出せる「技」を主に使用し、魔法キャラは発動に一定時間かかる「術」を使用する(術詠唱中に攻撃を受けると術はキャンセルされる)。
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キャラにレベルは存在せず、敵と戦うことで得られる「グレードポイント」を使い、能力値やスキルをカスタマイズする。
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ミニゲーム「テイルズ オブ ウォールブレイカー」
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『なりきりダンジョン2』のグラフィックで行われるミニゲーム。相手をフィールドの両端にある壁に叩きつけ壁を破壊し、フィールドの外に落とした方の勝利。『なりきりダンジョン2』のグラフィックを流用しているため、登場キャラは同作のキャラのみである(全員登場するわけではなく、例えば『ファンタジア』からはクレス・すず・ダオスの3人が登場)。
問題点
キャラ選定
テイルズオブシリーズはキャラゲーともいえるほどにキャラ人気の占める比重が大きいシリーズだが、参戦キャラが全体的に藤島康介デザインのキャラに偏っているという点が問題視され、そうでない作品からは1人しか参戦しない作品もあるというバランスの悪さが大きく批判された。
また、パーティキャラすら参戦していない作品があるのに「主人公格は全員入れた」、偏った人選にもかかわらず「贔屓はしていない」など、実際のゲーム内容と矛盾するスタッフの発言も問題視された。
シナリオ
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メインのモードにおける「メインシナリオ」が用意されていないキャラが多い。
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メインシナリオが用意されていないキャラにはサブシナリオが1人3つ用意されているが、これはメインシナリオ中のイベントの1つといった感じで、バトルがない場合は3分ほどで終わってしまう非常に短いもの。またメインシナリオにはボイスがあるのにこちらにはない。
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『アビス』に関しては出演キャラ5人+1匹のうち4人にメインシナリオが用意され、残りの1人にはサブシナリオがあり、1匹にも多くの出番がある、と優遇されているように見えるが、原作の重要設定「レプリカ」の軽い扱い、原作にもあるルークの断髪理由がお粗末なものとなっている、他作品のキャラを踏み台としたアビスキャラの持ち上げなど、原作ファン・他作品ファンの両方から非難を浴びるものとなっている。
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ミントとユージーンにはサブシナリオすら用意されていない。
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本作では敵味方関係をすべてシリーズキャラで賄おうとしたために、各キャラに無茶なキャラ設定がなされている。味方役と敵役を無理に戦わせようとする流れが多く、どのキャラのイメージも崩壊する事態となったのである。
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キャラ改悪一例
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ファラがユーリの殺人を容認し庇う。
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ユージーンが属する獣人族「ガジュマ」に触れられると「デスガロ熱」という病気を発症する(病原体扱い)。
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セネルが歴代キャラたちに訳の分からない理不尽な理由で次々に喧嘩をふっかけていく。
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これらのような性格・設定描写は原作には存在しない。他のキャラにも原作から考えるとあり得ない改変が多く見られるため「スタッフは本当に原作をプレイしたのか(内容を理解しているのか)?」という疑問が噴出することになった。
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登場していないキャラにすら被害が及んでおり、酷いものは設定をパクられた挙句改悪され当て馬にされていたり、あろうことか死んだ事にされていたりもする。それでシナリオが良くなったりしているわけでもない(むしろセネルなどはモロにそういった設定の悪影響が働いている)ので踏んだり蹴ったりである。
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登場キャラの改悪に留まらず、登場していないキャラまでも貶めるかのような描写などのせいで「テイルズオブシリーズのお祭りゲーは、登場もせず、話題にもならない空気キャラが勝ち組」と揶揄されることとなってしまった。
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登場すれば、スタッフの贔屓キャラ以外ならば贔屓キャラの踏み台にされたり描写の改悪により不愉快な思いをさせられ、贔屓キャラの場合はスタッフの異常な持ち上げのせいでそのキャラアンチ感情が強まり、純粋にそのキャラが好きなファンはスタッフのせいで理不尽に叩かれるなど嫌な思いをさせられる。かといって出なければ良いかと言えば、本作のように設定レベルで殺されたり間接的にでも貶められる可能性があるため、それこそ話題にすらならない本来なら悲惨と言われるべき立ち位置の空気キャラとそのファンがその辺の影響の直撃は免れるので一番得をするということ。
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シナリオの内容自体は、ユグドラシルバトルに「3年前の事件」を絡めつつ進行させていくというもので、毒にも薬にもならない普通の内容だが、上記のキャラ改悪のために否定的にみられることが多い(スタン編などごく一部は評価されることもある)。
戦闘について
キャラクター
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キャラの使用する技は原作と同じ物だが、一部の技が空中で出せるようになっている反面、原作で空中発動できたのに本作では出来なくなっているなど、奇妙な変更点がある。また「通常は攻撃が当たらないダウン状態の相手にヒットし、無理矢理起こす効果」が、原作ではそのような効果のなかった技についていたり、その逆もある。ダウン中の相手を無理矢理起こす技などハメ技やループコンボの原因になる事は火を見るより明らかな筈だが…。
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秘奥義の格差もひどく、強いものだと「秘奥義を使った者が勝ち」とさえ皮肉られるほどで、弱いものだと最大HP(9999)の3分の1(3000)しか与えられない。発動条件まで従来のシリーズ作品より容易であるため「秘奥義ゲー」となりどうしようもないことに。
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CPUの思考がひたすら逃げることとアイテムを拾うこと優先。画面外に出現したアイテムでもCPUは貪欲に拾いに行くので、結果としてプレイヤーが不利になる場面も。アイテムとCPUの間に自分が操作しているキャラがいると、CPUがキャラに引っ掛かって走り続ける現象まで起きる。
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ゲームバランスが取れていない。
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純粋なキャラ性能の面は極めて酷く、特定の技を連発しているだけで相手がやられるまでピンポン球のように吹っ飛ばしまくれるキャラや、アイテムを拾うと問答無用でその拾ったキャラの元にワープしてきて秘奥義を叩き込んでくる者もいたりとかなりバランス崩壊している。
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パラメーターのカスタマイズという要素はあるが、大元の動きは調整しようがないので、振りが遅いキャラはそれだけで他の要素を殺してしまう程に弱キャラになってしまう。
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また、上記の強制的に起き上がらせる技の影響で即死・永久コンボを搭載したキャラが殆ど。術の詠唱時間中に隙が生じ、結果サンドバッグにされかねない一部の魔法使い系キャラなど、使えないキャラは愛をもってしてもカバー出来ないため全く擁護不可能。
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一応ネット対戦も可能ではあるが、この最悪なゲームバランスのせいでランダム対戦はまったくもって楽しめない。身内だけでやるとしてもまともにやるなら大量の禁止技を設けなくてはいけないほど。
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特に一人だけ、ナナリーは別次元の壊れ性能を誇っている。
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弓矢と魔法が使えるナナリーだが、特に弓矢技の性能が桁外れに優れている。以下の技を連発しているだけ相手を封殺することができる。
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「扇氷閃」斜め上へ放たれた5本の矢が弧を描いて落下する特技。
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5本の矢は足場に当たっても消えないため非常に広い範囲を攻撃することができる。その攻撃範囲の広さからロックオンしていない敵にも攻撃をあてることができる。ステージによっては隅っこでこの技を連発しているだけステージ全域に矢を振らす事も出来る。
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「堕陽閃」敵を追尾する4本の矢を放つ奥義。このゲーム最強の技。
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矢という名のミサイル。画面外にいる相手にすら命中する高い誘導性能、地形すら無視して相手を追う追尾性能、非常に長い持続時間、発生の速さ…と、非の打ち所がない最強の技と化している。
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ロックオンした相手に当たるか時間経過でなければ消滅しないという性能上、軌道上にいる別のキャラクターにも巻き添えを食らわす事が出来る。
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移動で逃げる事は不可能、範囲内の相手に絶対に命中する。よほど距離が開いていれば自然消滅を狙えるが、それができるステージはごく一部。
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その上、オーバーリミッツ中ならば矢一本にかするだけで秘奥義に繋ぐ事が出来る。ナナリーの秘奥義は成功すると全ての高低差や距離をリセットして放たれるため、相手がどこにいてもを必殺できる。
ステージ
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バトルステージのデザイン・グラフィックがお粗末でだだっ広いだけになってしまっている。ワープゾーンもあるが、昔のゲームにありがちな「右端に出ると左端から出てくる」という案配で適当感が漂っている。
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戦闘中のカメラワークにも問題が見られ、画面に入っていない敵の動向は音で予測するしか無く、戦闘中に時折出てくるアイテムの出現も解りにくい。
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それだけならまだ当たり前のこととも言えるが、問題は主に対戦するCPUはその影響を受けずに大暴れするため、こちらが一方的に不利な状況になりやすいことにある。
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対戦で細かく条件設定ができない。
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カスタムルールがあるが一律100000ガルドという非常に高額なゲーム内通貨を払わなくてはならないうえ、かなりやり込まないと買うことすらできない。
対戦関連
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シリーズの戦闘システムを調整もせずに『大乱闘スマッシュブラザーズ』(以下『スマブラ』)の体力制乱闘のようにしただけで、あまりに似通いすぎているため「本当に『スマブラ』をパクったんじゃないか」とさえ言われることも。
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メーカーの阿漕すぎるやり方。
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本作の予約特典、主題歌担当「GIRL NEXT DOOR」のファンクラブ加入、主題歌CDおよび関連商品の購入、関係ないはずのPS3版『ヴェスペリア』を購入しないと入手できない武器や後述のスペシャルバトルがある。これらの合計金額はゲーム本体の定価価格を超えている。
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コンプリートしようとせず無視すれば良いだけの話という意見もあるが、あまりの横暴さから「テイルズオブシリーズファンをカモとしか見ていない」という猛反発が上がった。
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発売から半年が経過してからアンロックされた要素も多いのだが、初めからそうしろと言わざるを得ない。
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スペシャルバトル関連。
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スペシャルバトルとは、特殊条件下での対戦に勝利していくという言わばクエストをこなしていくものだが、バランス調整を放棄したかのような凶悪な難易度を誇っている。
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スペシャルバトルの完全制覇がユージーンを使用可能にする条件なので、ユージーンが使えなくても別にいいというプレイヤー以外はこの理不尽なバトルを強制される。
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スペシャルバトルはインターネットからダウンロードして追加できる(「ダウンロードバトル」と称する)が、中には前述通りリアルマネーを支払わなければ(関連商品を購入など)ダウンロード出来ないものもあり、キャラの装備品含めてコンプリートを目指す所謂やり込み派のプレイヤーからは強い不満が出た。
BGMについて
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BGMに関しては、クソゲーにありがちな「曲だけは良い」という要素に見事に当てはまっている。『マイソロ2』からの流用が大半だが、『レジェンディア』のBGMを手がけた椎名豪氏による歴代戦闘曲のアレンジの評価が高く、シリーズおなじみの桜庭統氏の新曲もある。
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一部のアレンジは原曲からかけ離れすぎているものも散見され、そちらに関しては「やりすぎ」といった案配で否定的な意見も上がっている。
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また、音楽にまで優遇不遇が及んでいる。
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藤島康介氏デザインの作品の曲は大量に用意されている(新作『ヴェスペリア』ですら沢山ある)にもかかわらず、いのまたむつみ氏デザインの作品からの曲は『デスティニー』『デスティニー2』を除き異様に少なく、『ラタトスク』『ハーツ』にいたってはわずか2曲とキャラの扱いに負けないほど格差が酷い。
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曲数内訳
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バーサスオリジナル
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12曲
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ファンタジア
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17曲
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デスティニー
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19曲
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エターニア
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5曲
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デスティニー2
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20曲
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シンフォニア
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9曲
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リバース
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4曲
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レジェンディア
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4曲
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アビス
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14曲
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イノセンス
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3曲
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ヴェスペリア
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18曲
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ハーツ
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2曲
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テンペスト
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5曲
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ラタトスクの騎士
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2曲
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藤島作品は4つ、いのまた作品は7つ、曲数はともに58…。
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その他の問題点
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秘奥義の演出における問題。
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秘奥義を出すと途中でキャラのカットインが挿入されるのだが、挿入される絵は秘奥義の動きとまるで違う上に、4種類程度にパターン分けができてしまうほど個性がない。
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キャラによってはその絵がもはや阿波踊りか何かと見紛うほどだったりするが、その阿波踊りが唯一パターンに当てはまっていない、いわゆる優遇キャラのカットインとなっている。
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秘奥義の演出にしても近距離でやたらピカピカするエフェクトを見せられたりするだけのものがあったりするなど、適当な上に目にも悪いというダブルパンチとなっている。
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おまけに、肝心の技も原作から簡略化されてしまっているキャラもいる。
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OPムービー関連。
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今作のムービーはテイルズオブシリーズではお馴染みの「プロダクションIG」が受け持ち、なおかつ松竹徳幸が監督も兼任しているのだが、今までのシリーズ作品から考えると信じられないほど、今作のムービーは作画崩壊および質の劣化を起こしている。
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「ムービー中のキャラが一瞬別のキャラになっている(場面の切り替わりで変わった、というものではもちろん無い)」という管理態勢を疑いたくなる程のミスまで見られる(まさに一瞬なので、よく見ても気づきにくいものではある)。当該シーンは「キャラが左に向かって疾走」というものだが、構図・背景ともにまったく同じ(キャラが違うだけ)であるため、絵を使い回し、その結果起こったものと思われる。
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提示された納品期間が短かった事、既に映画ヴェスペリアの制作が始まっていた事、そうした関係により今回OP品質が低下したと思われる。
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主題歌(Be your wings)も不評。
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アーティストグループ「GIRL NEXT DOOR」に対しても「歌に迫力もないし、やる気も感じられない」と好意的に見る意見がかなり少なく、加えて前述のメーカー主導の阿漕な商法のコマ(ファンクラブだったり主題歌CDだったり)であることも手伝って、余計に心証を悪くしている感もある。
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ロード時間が長く、回数も多い。
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特に戦闘前のロードは30秒ほどもかかる。
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しかしロードを短縮するデータインストール機能には非対応。
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他の多くのPSPテイルズも非対応だが、本作ほどロードは長くない。
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発売前はテイルズスタジオによる製作と発表されていたが、蓋を開ければマトリックスが開発を受け持ち、テイルズスタジオは監修に留まるという形であったため、メーカーに対する不信感が一層強まることになった。
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マトリックスも開発力がない訳ではないが、PSPソフトの開発経験が一切無かったのが仇となって本作のロード時間やシステムなどに出てしまったと言えよう。
総評
阿漕な商法、社の看板タイトルであるシリーズのキャラの改悪や露骨なえこ贔屓、調整不足の戦闘システムなど、シリーズファンへの悪意がこれでもかと詰め込まれ、今まで発売されたシリーズのお祭りゲーでは最低レベルの作品となった。問題点は大量に上がり、評価出来る点はBGM程度。本作が「似たコンセプトの『スマブラ』や『ディシディア ファイナルファンタジー』の人気に便乗して出しただけ」という誹りを受けてもやむを得ないと言える。続編に関しても改善すべき点を論ずるレベルになく、それこそ「1から作り直すしかない」「むしろ出さないでくれた方がマシ」と本気で言われてしまう程である。
なお、本Wikiにおいてはスタッフの発言およびゲーム内容から解る特定タイトルの過剰優遇、ゲームと関係の無いグッズを買わせようとするメーカー・関連企業の商法展開などを問題視し、一覧では長い間、企業問題ゲームに分類されていた。
だが、本作は最低限ゲームとしての体こそ成しているものの、それを差し引いても
酷すぎるシナリオ・長すぎるロード時間・崩壊したゲームバランス・上記のDLCを初めとするやりすぎな企業態度
などから、クソゲーの判定は免れようがないと結論づけられ、今に至る。
また、キャラの優遇不遇に関する記述が増えたために、一時期は1ページに不満点が書き切れず、3ページに分割されるという事態にもなった。
余談
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現在は中古が溢れており、完全に価格崩壊を起こしている。
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これは新品の方にも言え、新たなワゴンの住人・投げ売りの定番ともなっている所さえある。
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なおユーザーレビューサイト、『PSP mk2』でもかなりの低評価を下されており、レビュアーの殆んどがこのページと同じような点を指摘している。
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信用度が落ちているファミ通のレビューでは、8、8、8、8。キャラのカスタマイズ性が評価されているが、バランス調整がきつめであると指摘されている。
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今作での反省を生かしたのか、2012年発売の『テイルズ オブ ザ ヒーローズ ツインブレイヴ』では『エクシリア』までのマザーシップ作品に『テンペスト』と『ラタトスクの騎士』を加えた計15作品からそれぞれ2人ずつ(+ボスキャラが『デスティニー2』、『レジェンディア』、『ヴェスペリア』から3人)が平等に出演しており、主人公は全員参戦している。シナリオも原作を尊重したものになっており、『ヴェスペリア』等はむしろ「原作でやって欲しかった」という意見もある程。
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しかし初週売上は約8万本程度で『マイソロ1』以下という結果に。色々と問題点はある作品だが、本作の残した傷跡の深さも窺い知れる。