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SIMPLE2000シリーズ Vol.82 THE カンフー - (2010/09/30 (木) 20:51:04) の編集履歴(バックアップ)


SIMPLE2000シリーズ Vol.82 THE カンフー

【しんぷるにせんしりーず ぼりゅーむ82 ざ かんふー】

ジャンル アクション
対応機種 プレイステーション2
発売元 D3パブリッシャー
開発元 ヴァンテアン・システムズ
発売日 2005年7月28日
定価 2100円(税込)
分類 クソゲー判定
ポイント カメラ・当たり判定・モーションと何もかも手抜き
雑魚は無視、ボスだけフルボッコで万事OK
打って変わって凶悪な修行
クソゲーオブザイヤー2005/ノミネート作品
ラジアータストーリーズ?/戦闘国家-改- NEW OPERATIONS/機動戦士ガンダム 一年戦争/天外魔境III NAMIDA/
ドラッグ オン ドラグーン 2?/絢爛舞踏祭/ SIMPLE2000シリーズ Vol.82 THE カンフー /グランディアIII/
コード・エイジ コマンダーズ/高速機動隊/ソウルキャリバーIII?/ローグギャラクシー
備考 関連作品リンク

概要

  • SIMPLE2000シリーズも中盤を過ぎたというのにTHE戦車の反省も無く産出されたアレなゲーム。通称 『THEカンフー』
    • よりによって発売日があの名作 THE 地球防衛軍2 と一緒である。傑作と名高い地球防衛軍の2作品ともSIMPLEシリーズを代表するクソゲーと同日発売というのも興味深い。
  • SIMPLEシリーズだから大目に見られる・・・なんてこともなく、クソゲーオブザイヤー2005にノミネートされた。
  • 「全編広東語フルボイス」をうたっていた。が、そんなことを気にするゲーマーっていないとは言わないが大分少ないんじゃ?

問題点

  • キャラ名を入力させられるが、主人公の名前は固定。どこに反映されているのか分からない。
  • 雰囲気だけはカンフー映画を模して良くできている。が、それだけである。
    • ストーリー説明は全て一枚絵でボイスが少々入るだけ。
    • 雑魚キャラはたった二種類。当然のように当たり判定がおかしい(近づきすぎると当たらないetc)。
  • ストーリーモードが4種類あり、オートセーブがデフォルトでONになっている。
    • にもかかわらず、1ストーリーを終わらせないと、たとえ修業後にオートセーブされたとしてもストーリーの進行状態そのものはセーブされない。
    • 各ストーリーで5種類しかないマップが使い回し。
  • 例によって視点は状況に応じて自動的に移動するが、マップが切り替わった途端に移動方向が変わったりと問題だらけ。
    • 矢印キーを同じ方向に倒し続けても、マップ切り替えの部分でウロウロしていたり行き止まりに突っ込んだりする。
  • 「修行して強くなる」というコンセプトなので、初期のプレーヤーはコンボすらない。
    • 最終的にコンボは三段まで増えるもののモーションはカクカク。当たり判定の問題により爽快感がない。
    • 肝心の修行はミニゲームだが、単なる連打/タイミングゲームとそれ以外の落差が激しい。
      • とくに卵を次々キャッチするものやダッシュで目的地に時間内に到達するものが難しい。ここだけ難易度の高い音ゲーをやらされている気分になる。
  • 敵の持っている棍・剣や鉄扇を拾って戦えるが、拾うものによってはモーションや当たり判定が変化、かえって不利になることもある。
    • とくにコンボが無い初期に剣を拾っても攻撃力は上がるものの突きが一段しか出ないので、余計に敵に攻撃が当たらなくなる。
    • 「蛇拳」「少林拳」といった技もなぜかアイテム扱い。修行で会得して自由に使える、という形では無い。
  • 一方、「スーパーモンキーモード」の威力が非常に凶悪。
    • 一定時間無敵になり、攻撃力も増加。移動速度や攻撃モーションが数倍速くなる。
    • これだけならまだしも、使用制限がユルく同ステージで結構連発できる。修行を積めば使用可能回数も増大する。
    • ボスまでたどり着けばボスもモンキーモードでフルボッコ。さくっとクリア可能。
    • 実は雑魚を倒さなくてもジャンプなどで回避して進むことができるので真面目にチマチマ戦う意味がほぼない。

まとめ

  • というわけで例によって数時間でクリアできる中身のないゲームとなってしまった。
  • 何もかもが薄い文字通りSIMPLEなゲーム。もうちょっと工夫できるのでは?