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ギミア・ぶれいく 史上最強のクイズ王決定戦
【ぎみあぶれいく しじょうさいきょうのくいずおうけっていせん】
ジャンル
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クイズ
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対応機種
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ファミリーコンピュータ
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発売元
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ヨネザワ
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発売日
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1991年12月13日
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定価
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9800円
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分類
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クソゲー判定
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概要
TBSにて放送されていた同名のクイズ番組をゲーム化。当時は「クイズ王ブーム」のまっただ中であり、「アメリカ横断ウルトラクイズ」や「FNS1億2000万人のクイズ王決定戦」など、高レベルな問題で競い勝ち上がっていくクイズ番組が人気を博していた。
ソフトにはパーティタップという周辺機器が同梱されている。これは6人分の早押しボタンが用意されたマルチタップであり、これを用いることで6人までの同時対戦プレイが可能。
ゲームの流れ
ゲームモードはメインモードの「プレイヤーモード」と、練習用の「プラクティスモード」の2つのみ。人間とCOMあわせて6人まで参加可能。
まず、予選を行う。予選は全員参加の早押しクイズで、先に押した一人のみに解答権が与えられる。正解で1ポイント加点、不正解で1ポイント減点。1~9ポイント(設定で変更可)を先取した1名のみが勝者となる。
勝者はクイズ王への挑戦権を獲得する。「クイズ王に挑戦しますか?」の問いに対して「はい」を選択すると、クイズ王 (番組の顔であったクイズ王西村顕治に酷似しているが、名前は「クイズ王」としか表示されない) との直接対決となる。
挑戦者となる勝者は自分の顔グラフィックを「若い男性」「若い女性」「扇子を持ったおっさん」の中からいずれかを選択し (クイズ王対決で初めて顔グラフィックが表示されるため)、クイズ王に挑む。早押し10ポイント先取で勝利すると、「おめでとう、きみがあたらしいクイズ王だ」と祝ってもらえる。
問題点
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定価が異様に高い。パーティタップいらないから安くしてよね。という人もいたはず。
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モードが少ないし、内容も非常に薄い。1人で遊んでも前述の通りの内容であり、むなしくなってくる。
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小学生でもわかるようなぬるい問題が多く出題され、句読点の位置がおかしく、ひらがな混じりにもほどがあるうえ、さらに問題数が少ない。これで一体なにが史上最強なのかと小一時間問い詰めたい。
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Q. 日本で作られているコイン6種類を、1まいずつあつめると、ごうけいは何えんになる?
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Q. TV番ぐみで、何かといそがしくはたらかされるADの、DはディレクターではAは何?
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Q. テレビの画めんの大きさをあらわす21や、29といえばたんいは何?
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Q. らく語家タレントで、「さんま」は「あかしや」、では「つるべい」といえば?
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グラフィックがファミコンの中でも地味。特に予選中の画面は無機質な問題枠や点数程度しか表示されておらず、仮にもパーティゲームとは思えないほどの地味さを極めている。
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操作方法が妙ちくりん。回答はAで早押ししたあと、Aで選択肢を選び、数秒放置することで決定される。
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1ボタンしかないパーティタップでの操作が基準になっているためと思われる。
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音楽がファンファーレとビープ音だけ。BGMなんか一切なく、クイズを中も無音であり非常に盛り上がらない。仮にもパーティゲー(以下省略)
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早押しが前提なので、問題文を全部聞こうとしたらコンピューターが押してしまい答えられない。
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問題と選択肢の表示領域が同一であるため、早押しボタンを押して回答に入ると問題文が読めなくなる。
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実際の早押しクイズは問題の読み上げであるため、リアルっちゃあリアルである。
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相手が答えたら答えが不明のまま次に進む。
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ただこの上記2つの仕様は続編でもそのままなため、明確な意図により組まれた仕様と思われる。
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かつてこの番組のプレゼンターの石坂浩二が頭を丸めたのは、このゲームの責任をとるためだったらしい?
評価点
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パーティタップにより、最大6人まで早押しクイズで対戦可能。この大人数で早押しの対戦ができるクイズゲームは、このシリーズを除き類を見ない。
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しかし、本ソフトで本当に6人でクイズ対戦を楽しんだことがある家庭がどのぐらい存在していたかは謎である。
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また、後述の続編のほうが完成度が高いため、現在あえてこちらを入手して遊ぶ必要性はほとんどない。
余談
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ファミコンで続編も出ている。こちらは初代と比べると出来も良くなっておりBGMも良質。しかし6人同時の仕様は相変わらずでモードも少ない。
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パーティタップは本ソフト専用でなく、後述の続編および、同社の「カジノダービー」「ゴリラーマン」にも対応している。
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続編はともかく、あとの2本のソフトの出来はお察しください。
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その他スーファミでも「ギミア・ぶれいく 史上最強のクイズ王決定戦SUPER」が出ている。
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ヨネザワは1994年にセガ傘下となり、のちにセガトイズに社名を変更している。