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探偵神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件 - (2012/07/19 (木) 07:48:36) の編集履歴(バックアップ)
探偵神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件
【たんていじんぐうじさぶろう しんじゅくちゅうおうこうえんさつじんじけん】
ジャンル
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アドベンチャー
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対応機種
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ファミリーコンピュータ ディスクシステム
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発売元
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データイースト
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開発元
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酒田SAS、データイースト
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発売日
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1987年4月24日
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定価
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3,300円(書き換え:500円)
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分類
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バカゲー
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配信
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バーチャルコンソール:2008年2月19日/500Wiiポイント
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探偵神宮寺三郎シリーズリンク
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概要
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独特のハードボイルドな雰囲気の世界を醸し出し、後にマリオFFDQ並みの長寿となるアドベンチャーゲーム『探偵神宮寺三郎シリーズ』の第1作目。
ストーリー
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新宿中央公園の芝生を剥がした土の上にてバー・イーストで働く人気ホステス高田桃子の絞殺死体が発見される。
友人の熊野刑事から前述の真犯人探しの依頼を受けた当作品の主人公、神宮寺三郎は捜査を開始するが、バーのマスター、資産家、組長など容疑者が次々と浮かび上がる。
特徴
基本のシステムは、FC『ポートピア連続殺人事件』に代表されるコマンド選択式ADV。
当時はまだジャンルとしての一般的なスタイルを確立するには至っておらず、またシリーズ一作目ということもあって、実験的要素が強い。
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「タバコ吸う」や「脅す」など、独特なコマンドがある。
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事件現場である新宿中央公園はドラクエのようなフィールドマップで表現されていて、移動の際は二頭身のキャラを歩きまわらせる。マップ上には人がいて会話ができるなど、この辺りもドラクエのよう。
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「時間」の概念が存在し、特定のコマンドを実行するたびに時間または1日が経過する。定められた期日までに事件を解決できないと、バッドエンド→ゲームオーバーとなる(ちなみに曜日に注意して進めないと詰んでしまう事がある)。
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ゲームオーバーフラグが多い。
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熊野刑事にアリバイを聞いて怒りを買い依頼を取り下げられたり、暴力団組長の訪問の際に挨拶を怠って組員にボコボコにされたりしたプレイヤー多数。
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一発即死タイプのゲームオーバーは、以降のシリーズ作品ではほとんど見られない。初代作ならではの奔放さの表れと言える。
それ以外の点についてはわりと普通である。ただし、(この時代のADVの標準ではあるが)ゲームクリアまでに必要なコマンドは常に全部表示されていて、以降の作品よりも難易度の高い部分がある。
BGMは少ないが、どの曲も出来は良い。
何がバカなのか
ここまでの記述で「この程度でバカゲー?」と思われた方も多いだろうが、その所以は真犯人のトリックと行動にある。
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以下、ネタバレ注意
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真犯人と共犯者は公園の近くのホテル内で高田桃子を殺害し、ホテルの屋上からハングライダーで飛んで中央公園に遺体を捨てるという粗末な物である。
しかも共犯者が待機した車に乗って逃げるのが遅れたのが災いして、巡回していた派出所の警官に車を見られていた(ちなみに、冬の雨の夜とはいえ、かなり目立つトリックだが、事件の目撃者となっていたのはこの警官だけだった)上に、真犯人が共犯者の部屋に関わりがあることを知られるような物を残していた挙句、極めつけの真犯人最後の台詞が「やっぱり完全犯罪なんて出来ないものですね…」
完全犯罪目指してこれかよ!
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その後の展開・余談
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次作の『横浜港連続殺人事件 』(参考)がFC対応で発売された。その後はリリース作品がディスクシステムとFCを往復したり、数年の空白が開いたり、開発会社が変わったりといった紆余曲折がありつつも、着々とタイトル数を伸ばす長寿シリーズとなった。
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シリーズ累計販売本数は2007年5月時点で222万本(エンターブレイン調べ)。
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現在の新作は携帯機での展開が中心。また、携帯アプリ版の配信やその逆輸入なども見られる。
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本作は携帯アプリでリメイクされ『いにしえの記憶』(DS)に移植されたが、シナリオと真犯人が大きく変更され全くの別物になった。そりゃそうだ。
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ゲームセンターCXにて有野が挑戦。なんと上記の犯人の突飛な犯行方法をほぼ自力で見抜いてクリアしたのだが、その突飛さゆえにスタッフが苦笑する姿が見られた。
彼らから見てもやはりおかしく思えたようだ。他ならぬ有野自身、納得しかねているような感じに映っていたし。
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余談だが、有野も序盤で熊野の怒りを買ってゲームオーバーになっている。