「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX Card ALMANAC」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX Card ALMANAC - (2013/07/16 (火) 07:17:11) の編集履歴(バックアップ)


遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX Card ALMANAC

【ゆうぎおうでゅえるもんすたーずじーえっくす かーどあるまなっく】

ジャンル カードアルバム
対応機種 ニンテンドーDS
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
発売日 2007年8月9日
定価 2,625円(税込)
分類 クソゲー
ポイント 貧弱で使い勝手の悪いデータベース
完全にカードのオマケ
遊☆戯☆王 関連作品リンク

概要

ゲームではなく、カードゲーム『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』のデータベースである。
2006年までに発売されたカードにイベントなどで配布された限定カードを加え、約2600種類のカードデータが収録されているのだが…。

問題点

  • 膨大な量のカードのデータが収録されているが、検索方法がブースターパックごとに調べる「ブースターパック検索」と、モンスターや魔法が五十音順に並べてあるだけの「カード別検索」しか存在しない。検索したいカードの名前を入力して検索、というようなことも出来ず、モンスターの種族ごとに調べることも出来ないため、カードを調べるためのデータベースであるにも関わらず、調べたいカードを調べることが非常に困難である。
    • 《青い忍者(ブルー・にんじゃ)》や《天空騎士パーシアス(エンジェルナイト・パーシアス)》のように、読み方が分かりにくいカードを調べるのは絶望的である。
    • これの前作品では攻撃力や守備力順、☆の数順等で調べる事が出来た。劣化しとる。
  • 「ブースターパック検索」ではカードのイラストが表示されるのみで、カードの説明文は「カード別検索」からしか調べることが出来ないという謎仕様。
  • コンボリストでは、収録されたカード同士で行えるコンボ*1が紹介されている。しかし、コンボの説明と使用するカードの名前しか見ることができず、肝心のカードの効果が分からない。そのカードの効果を見ようと思うと、「カード別検索」からカードを探し出すことになる。
  • カードの説明文の漢字の部分にはご丁寧に平仮名も括弧書きで書かれているが、これが非常に読み辛い。
    • 例えば、上の文を本作と同様のスタイルで書くと以下のようになる。
      「カードの説明文(せつめいぶん)の漢字(かんじ)の部分(ぶぶん)にはご丁寧(ていねい)に平仮名(ひらがな)も括弧書(かっこが)きで書(か)かれているが、これが非常(ひじょう)に読(よ)み辛(づら)い。」
    • ちなみに、コンボリストには何故か一切ルビが振られていないという中途半端さ。
    • これも上記と同じく前作品では、漢字で書かれてたりルビもちゃんと振られていた。
  • 《青眼の白龍》など、イラストのバリエーションが複数存在するカードがあるが、本作には同じ名前のカードにはイラストが1種類しか収録されていない。また、レアリティの違いに関しても一切記述がない。
    • 例えば《青眼の白龍》ならスターターボックスの項目にあるカードもEXの項目にあるカードもBEGINNER'S EDITION 1の項目にあるカードも、本来ならすべてイラストが違うが、すべて同じイラストのカードとして収録されている。
  • 所有しているカードを見分けられるようにカードにマークを付けることができるが、ただマークを付けるだけで、マークをついたカードだけ集計するなどの機能はない。またマークを付けた後、セーブする必要があるが、セーブをするにはオプションまで戻ってそこでする必要があり、非常に面倒である。

総評

  • データベースであるはずなのだが、調べ辛い・読み辛い・データが不完全と、データベースとしての体をなしていない。ネット環境があるなら、イラストは見られないものの有志作成の「遊戯王カードWiki」を利用した方が遥かに効率的。
  • 計算機・コイン・サイコロなどの機能は『ワールドチャンピオンシップ2010』で実装された為、このゲームの存在価値がなくなってしまった。
  • 本作も遊戯王のソフトにありがちな、カードのオマケと言われても仕方のない出来である。しかもこれはカードのデータベースなので他のゲームと違い、まともに遊べない。
    • 余談ではあるが、本作のオマケであるモンスターカード《ブリザード・ドラゴン》はなかなか役に立ち、特にドラゴン族デッキを構築する場合はかなり重宝されていた。流通数も少ないため高値で取引されており、場合によってはカードの値段がソフトの値段を上回ってしまい、本当に「ソフトがオマケ」の状態になってしまう。後に現在のドラゴン族下級の軸を担う《真紅眼の飛竜》や《コアキメイル・ドラゴ》などの登場や《魔のデッキ破壊ウイルス》の再評価に伴う《アックス・ドラゴニュート》の復権でドラゴン族でのアタッカーとして失墜し、さらに現在はこのカードは再録されたことにより値段は落ち着いている。