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絶体絶命でんぢゃらすじーさん ~史上最強の土下座~ - (2012/07/07 (土) 00:57:42) の編集履歴(バックアップ)


絶体絶命でんぢゃらすじーさん ~史上最強の土下座~

【ぜったいぜつめいでんぢゃらすじーさん ~しじょうさいきょうのどげざ~】

ジャンル アクション
対応機種 ゲームボーイアドバンス
発売元 キッズステーション
開発元 六面堂
発売日 2003年9月26日
価格 4,800円(税抜)
分類 バカゲー判定
ポイント 自称クソゲー
原作もだいたいこんなノリ


概要

ハチャメチャで不条理な世界観(でもたまの長編は本気で泣かせにくる)で人気を博し、2000年代以降コロコロのトップをデュエルマスターズとともに走り続ける曽山一寿作「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」(現在はリニューアルし「でんぢゃらすじーさん邪」)をゲーム化したもの。
ストーリーは世の中の危険から身を守る方法を教えることが生き甲斐の主人公「じーさん」が、突如地球に侵攻してきた宇宙人「みょみょみょ星人」から世界各国(といっても7箇所だけだが)の都市を守り、侵略を阻止するといったもの。

特徴

  • プレイヤーの想像を超えた(斜め上にぶっ飛んだ)操作性やゲーム性。
    • 決定キーがAボタンではなくRボタン
      • 説明書無しでは始めることすら困難。ある意味マニュアルプロテクトの1形態…な訳はない。
  • ストーリーの展開を左右するのは後述のミニゲーム。
    • 基本的には勝利しないといけないが、負けても大丈夫なものもある。
    • 一度ストーリーでミニゲームが登場すれば、その後はミニゲームモードで自由にプレイできる。ただし、ルールは若干異なる。
  • 物語の内容を無視したクリアが可能
    • 前述の通り、主な目的は侵略の阻止なのだが、阻止しなくてもストーリーにはそれほど影響しない。
    • それどころか、わざと侵略させないと発生しないイベントなども存在する始末。
    • ラスボス戦が最速約2秒で終わる。さらにラスボスに勝たなくてもエンディングに行く
    • 事件を解決せずに即町を抜けることも出来るため、最短約10分でエンディングに辿り着ける
      • ちなみにこちらが本作のTAS動画(要ニコニコアカウント)。クリアタイムは7分18秒。特別な機器などは一切使用していないので頑張れば誰でも狙えるタイムである。
  • マトリックスシステム
    • ミニゲームの結果とストーリーの進め方により、じーさんが25種類の異なる姿に変身する。
    • ミニゲームに勝つと「かっこいい」負けると「面白い」、侵略阻止に成功すると「良い」失敗すると「悪い」方向に変身していく。
      • 「かっこいい」を極めるととてもギャグマンガには見えない姿になる。
      • しかし、そんな「かっこいい」の中にもハイレグ水着姿の、かっこいいというよりはキモい「ハイレグじーさん」や、その名の通り不気味なほどにリアルで、何故か生首の「リアルじーさん」などがあったりする。
    • 能力やミニゲームの結果によっては滅茶苦茶なストーリー展開になる。
    • 能力によってはミニゲーム開始直後に操作する間もなく敗北確定、または無敵状態になり絶対にクリアできたりする。それ以外にもいい意味でも悪い意味でも能力一つでゲーム難易度が激変することがある。
    • 更にじーさんの姿はエンディングにまで影響する。苦労してラスボスを倒したのに紆余曲折の末まさかのバッドエンドなんてことも…。
  • SEがものすごく独特。オナラみたいな音とか悲鳴とか。
    • 「ちょりーん」「なすーん」とかに至ってはは言葉では説明不可能。実際にプレイして聞いてください。
  • これらのおバカ要素は殆ど原作譲り。原作を知らない人はともかく、知っている人からはほぼ想定の範囲内。

ミニゲーム

  • 全11種類。前述の通り能力によっては難易度が激変する。
    • もう釣りまくりじゃっ!!
      • 釣りゲー。ゲージを止めてルアーを投げる距離を決め、その後タイミングを合わせて釣り上げる。
      • やってみるとわかるが結構難しい。特に一番遠くに投げるとシビア。(ただしシナリオでこれをクリアしないと負ける場面はない)
      • じーさんによってはとんでもないものが釣れる。
    • 恐怖!大根攻めじゃっ!!
      • 連打ゲー。Aボタンを連打して大根を食べる。
      • 食べているうちにじーさんの顔が青ざめていき、更に食べると喉を詰まらせてタイムロスとなる。つまり、如何に詰まらせずに多く食べられるかが攻略の鍵。ちなみに、一度でも詰まらせるとじーさんの傍らに意味深なバケツが登場する
      • ストーリーで一番最初に挑むことになるゲームなのだが、その際開始直後に「3秒で225個食え!」とか無茶な要求をされる。当たり前だが一度のボタンプッシュで食える数は1本なので、上記の仕様も相まって普通にやれば高橋名人でもクリアは不可能である。
      • ストーリーでは場所によってはA以外のいずれかのボタンを押すことで高速で食べることができたりする。
      • じーさんによっては押しっぱなしで高速で食べれたり、喉に詰まると即ゲームオーバーになったり、手がないのでそもそも1個も食べれなかったりする。
    • じーさん 危機一髪じゃっ!!
      • 記憶力ゲーム。ゲーム開始直後に爆弾(もしくはウ○コ)の位置が示され、それらを避けてゴールまで導く。
      • 数がそんなに多くないので割と簡単。じーさんによっては一度だけ目の前の安全を確認できたり空を飛んでるので無敵だったりもする。
    • サッカーボールでウハウハじゃっ!!
      • リフティングゲーム。ボールの下に向かってボールを蹴り続ける。
      • じつは通常プレイではお目にかかれないレアなゲーム。
      • じーさんによる違いはそんなにない。一部のじーさんは体がないのでヘディングになるが。
    • ジャンプジャンプで大冒険じゃっ!!
      • 世にも珍しい左スクロールアクション。ゴールはなぜか青いポリバケツ。
      • コースは全3種類。その内一つはまさかの強制スクロール。ミニゲームではプレイできないので死んで覚えるしかない。
      • 初めは顔だけの状態で、転がって移動する。不気味…。
      • 途中に現れる「なぞ」ブロックを叩くと現れる大根を取ると手足が生えてパワーアップ。一回だけダメージを無効化できる。
      • 敵は「クリボーっぽいの」「ノコノコっぽいの」「パックンフラワーっぽいの」の三種類。あくまで行動パターンがそれっぽいだけでデザインはゲーム中はおろか漫画本編にも登場しない奇天烈なもの。
      • ここまで読めば分かるだろうが、明らかにマリオのパクリ
      • 「クリボーっぽいの」はこちらのジャンプに合わせて急上昇してくることがある。とんだ初見殺しである。
      • じーさんによってはパワーアップ中手に持った武器で直接敵を攻撃できる。
      • 死ぬと断末魔が響き渡る。さらに敵に当たって死んだ場合、魔界村のアーサーばりに白骨化する。でも元が元なのでむしろ笑える。
    • リズムをとってプップップ~じゃっ!!
      • 左右から流れてくるアイコンに合わせてリズムをとるゲーム、オナラで。
      • じーさんによってはダミーアイコン「天使(?)」が流れてくるがそれを含めても三種類しかアイコンがないので楽勝…
      • かと思いきやシナリオでは鬼門になるゲームだったりする。理由は「ワンミス=即ゲーム終了」というリズムゲーにあるまじき仕様のため。
    • 跳び箱で飛ぶのじゃっ!!
      • 跳び箱に乗って宇宙人を撃墜する横シューティング。なぜ「跳び箱を飛ぶ」ではなく「跳び箱飛ぶ」なのかは原作を読んでください。
      • 敵が一切弾を撃たずやる気なさげに体当たりしてくるぐらいというクソっぷり。ただしこちらを追尾してくるメカは少し厄介。
      • じーさんによってはオプションがついたり、武装が貫通するレーザーになったりするが、パワーアップはなし。
      • さらに一部のじーさんは跳び箱に乗らず、武器で直接戦う。もはやタイトル関係ない…。
      • 専用のBGMが用意されているのだが、メロディーが宇宙戦艦ヤマトのオープニングに酷似している。
      • ラスボスともこのゲームで戦うが、なんとラスボスの攻撃手段も体当たりのみである。世にゲームは数あれどラスボスの攻撃方法が体当たりだけというのはそうそうないだろう。
    • パズるんじゃっ!!
      • 一風変わったパズルゲーム。野菜(大根、トマト、ナス)を3個以上並べ、それを指定されたキャラのブロックと隣接させて消す。
      • 「ワリオの森」に少し似ているがかなり独特。というか普通に面白い。
      • ミニゲームでは消した数が増えるほどブロックの落下スピードも上がる。
      • じーさんによっては二個繋げるだけで消えたり四個以上繋がないと消えなくなったりする。
    • つぶすのじゃっ!!
      • ボンバーマン風の対戦アクション。ただし攻撃手段はブロックを押して相手を潰すこと。
      • ミニゲームモードでは残ったブロック数がスコアになる。
      • じーさんによっては持っている武器で直接攻撃したり、地雷を設置したり出来る。
    • ドライブぶ~ぶ~じゃっ!!
      • レースゲーム(?)。前を走っている相手を追い抜けばクリア。
      • 星を取るとターボがかかり、ウンコを取ると減速してしまう。
      • じーさんによってはブレーキが利かなくなったり、AB同時押しでエンストしたりする。
    • 真剣勝負じゃっ!!
      • じーさんごとに用意された二種類の技を駆使して相手の体力を削るバトルゲーム。
      • 技ごとにコマンドが用意されており、素早く入力すると技の威力が高まる。
      • じーさんによってはとんでもない技が使える。(極端に少ないコマンド入力で大ダメージ、一撃必殺、自爆技など)
      • ぶっちゃけポ○モン
      • 勝利すると「経験値を獲得した」とのメッセージが表示されるが、もちろんそんなシステムはない
      • 唯一ミニゲームモードに登録されないミニゲーム。
  • 念のためにもう一度言っておくと、これらのバカゲー要素は殆ど原作譲りである。

その他バカゲー要素

  • 「史上最強の土下座」などと意味ありげなサブタイトルだが、意味は全く無い。単に語感から命名したものと思われる。
  • オープニングのムービーで本編と殆ど関係の無い映像が流れ、途中で「来年発売予定! お店で予約じゃ!!」と締めくくろうとする。じゃあこのゲームは何だ。
  • 敵の宇宙人の侵略の方法がいちいちおかしい。
+ 侵略方法一覧 一応ネタバレ注意

日本(東京)→東京タワーから催眠電波を流して住人の知能をサル以下にする。
中国(北京)→神隠し。住人を町の奥の大岩「フンドシいわ」に封じ込める。
フランス(パリ)→凱旋門を封鎖して住人を引きこもりにさせる。
エジプト(カイロ)→ピラミッドに封印された謎のおっさん「おかださん」の力でピラミッドをスベスベにする。
アメリカ(ラスベガス)→劇場の出し物を歌舞伎に変える。
唯一中国だけは救いようのある侵略方法だといえる。というかピラミッドがスベスベになったからどうしたというのだろう。

  • じーさんの自宅の茶の間が22畳。異様に小さい畳を大量に敷いているのか、それとも…。
  • 東京なのに金閣寺がある。調べると孫がやんわりとツッコミを入れる。
  • 北京のとある男に話しかけると肉まんとあんまんとどっちが好きかと聞かれる。しかし、どちらを答えても何故か殴られる
  • パリ初日ではどう見てもルパン三世な「ルパン」というキャラが登場し、話しかけると何故かかくれんぼを申し込まれる。
  • パリの美術館に「アホ」とだけ書かれた絵やどう見てもう○こな絵が飾られている。
  • ピラミッドの中に入るために必要なのが「ひらけゴマ」、ピラミッドの中の門番をどかすために必要なのが「へそのゴマ」。
  • カイロのピラミッドに封印されていたのは「おかださん」という何処にでも居そうな眼鏡のおっさん。しかしながら常人ならざる力を持っているらしく、じーさん達は彼に宇宙人の撃退を頼むのだが、「遊びたい」というのを理由に拒否される。そして、侵略阻止に失敗すると何故か宇宙人ではなくおかださんがカイロを侵略してしまう
  • ラスベガスなのにラシュモア山の大統領の彫刻や自由の女神像がある。女神像に関してはレプリカが実際に設置されているそうだが、それなら最初からニューヨークにしておけばよかったのでは…。
  • じーさんのライバルキャラである校長の扱いがやけに酷い。敵の宇宙人にやられるのを皮切りに、催眠電波で操られ、トラックに轢かれ、最強さんに喰われ、その辺の子供にタコ殴りにされ、クマの群れにやられ、最終的にはラスベガスで殺される。でもその後平然と生き返る
    • 更にその後、校長を襲った犯人を当てる推理イベントが起こる。犯人を当てれば話が進展するのだが、それ以外の人を当てるとじーさんが勢いでその人を殴り殺し、殺人罪で現行犯逮捕されて即侵略阻止失敗となる。本作でミニゲーム以外で都市の命運が決まるのはこの場面だけである。また、ある人物を当てるとじーさんが返り討ちにあって死ぬ。勿論こちらも阻止失敗扱い。
  • 敵の母艦に侵入する方法は「ポストの中に入って速達で配達される」こと。その数秒後当たり前のように敵船に侵入している
  • エンディングのBGMのイントロがまんま「男はつらいよ」である。当時の子供達に果たしてこんな年代の限定されたネタが伝わったのだろうか。
  • 通信対戦専用ミニゲームとして「ジャンケン」ができる。
    • まずこのゲームを他に持っている人が身近にいるかどうかが問題であり、それ以前にジャンケンなら現実ですればいいだけの話である。
  • その他唐突かつ理不尽なギャグ多数。しつこいようだが、これらのギャグ要素は殆ど原作譲りなのである。

評価点

  • マルチエンド式。グッドエンド・バッドエンドに関らずどれも「じーさんらしい」と言える笑えるものが多い。
    • しかし隠しエンド(通称小林エンド)は感涙物…?
      • かと思いきややっぱり最後でひっくり返す
  • じーさんの変身形態には原作に登場したものも本作オリジナルのものもある。
    • どれもなかなか面白い。
  • ストーリーと関係するところから全く関係ないところまで、あらゆる場所でギャグを絡めてくる。
    • 上に同じく原作のネタもあれば、本作オリジナルのものもある。
    • 侵略を阻止したか否か、日付、じーさんの姿などで起こるイベントや会話の内容が変わったりと、意外に細かい。

問題点

  • ギャグのテイストが独特で人を選ぶ。
    • 前述の通り不条理な笑いを身上としている作品のため、ハマるル人はハマるがそうでない人はとことん置いてけぼりにされてしまう。
  • エンディングの分岐条件がわかりにくい。
    • おそらくじーさんの変身と侵略阻止の可否が影響しているのだろうが…むしろ方法がわかっていれば隠しエンドの方が出すのがラク。
    • というかエンディングを見終わってももう一度確認する「ギャラリー」のようなものがないためいまいち集めてる感がない。
  • エンディングが8割方バッドエンド。
    • といっても基本ギャグ展開なのでいらつく人はあまりいないと思うが。
  • インターフェイスがこなれていない。
    • 特に会話スキップがないのが痛い。何度も繰り返してプレイするタイプのゲームなのにこれでは…。
  • 基本的に難易度は低い…が「パリ」だけ異常に難しい。
    • 理由は「リズムをとってプップップ~じゃっ!!」が強制プレイとなりミスると即座に防衛失敗となるため。

総評

このようなことから作者自らクソゲーと暴露した希有なゲームだが、そもそも原作自体がこのような滅茶苦茶で出鱈目な作品であるため、原作通りのキャラゲー。でも結構遊べるゲーム。
こんな内容にも関わらずコロコロの「発売中ゲームで欲しいゲームランキング」で3ヶ月間1位を保持する記録を達成した。


余談

  • その後、じーさんのライバルキャラである校長を主人公に差し替えた事実上のスピンオフ作品が発売。タイトルは『絶体絶命でんぢゃらすじーさん 泣きの1回 絶対服従ばいおれんす校長 ワガハイが1番えらいんじゃい!』。長い。本作のスピンオフだけあって負けず劣らずのバカゲーであり、本作の記録を超える「開始後1分以内にエンディング」という偉業を達成している。発売当時はコンシューマーで一番長いタイトルのゲームで、発売予定リストでは2行使って書かれていた。
    • また、この作品とスピンオフ作品「ワガハイが一番えらいんじゃい!」を通信させるとスピンオフ側で隠しキャラが出る。
    • ちなみに現在の最長タイトルは2007年発売の『SIMPLE DSシリーズ Vol.14 THE 自動車教習所DS ~原動機付自転車・普通自動二輪・大型自動二輪・普通自動車・普通自動車二種・中型自動車・大型自動車・大型自動車二種・大型特殊自動車・けん引~』である。
  • また、この後もGBAで2作、DSで1作作られている。GBAの1個目はジャンルをアクションゲームに一新しつつ旧作に劣らぬバカゲーっぷりを発揮している。詳しくはこちらを参照。2個目はほどほどのギャグ要素を残しつつ、内容自体はわりとまともなアクションゲームに纏まっている。しかしDSに至ってはクソゲー以上の「ダメゲー」を自称しており、コロコロコミック200ページ分にも及ぶ漫画も収録されている。
  • こんなゲームだが一応攻略本が存在する。その名も「絶体絶命でんぢゃらすじーさん ~史上最強の土下座~ マジてきと~役立たず攻略ガイド」。名前もさながら表紙の下に「ゲームの攻略には、あまり役立たない可能性が高いので、GBAを持っていない人も、安心してお買いもとめください。」などと書かれているなど、良くも悪くも本編に劣らぬふざけた内容となっている。
  • 本作に登場する最強さん(原作世界における地上最強のおじさん)は一言も喋らない。本作が発売された時点では彼が喋るシーンが皆無であったためだが、のちに本編で普通に話せることが判明。このことを知った開発スタッフは「もっと早く喋らせてほしかった」と作者にこぼしたらしい。
  • 後に本編の単行本に載ったオマケ漫画で、作者が近所のゲームショップで本作が100円で投げ売られているのを見てショックを受けた、という話がある。
    • 現在アマゾンでは中古1円から売られている(さすがに送料別だが)。
  • 変身形態の一部にはパロディが存在する。例えば「勇者じーさん」はドラゴンクエスト3の男主人公に似ており、「スーパーじーさん」はどう見てもアメコミのスーパーマンである。また、「デュエルじーさん」は同誌の人気漫画「デュエルマスターズ」の主人公「切札勝舞」のコスプレ(?)である。
  • 後に発売元のキッズステーションが開発したゲーム「学園アリス〜ドキドキ☆不思議たいけん」に、この作品のミニゲームが一部流用されている。
  • エンディングの途中で作者の曽山一寿が登場しメッセージが表示されるのだが、表示スピードが速すぎてまともに読めない上にその内容がまたこっぴどい。えりかとさとるの夢冒険?元祖西遊記スーパーモンキー大冒険に比べれば遥かにマシではあるが…。
+ メッセージの内容 クリックで開閉

やあ!作者の曽山です。
ゲームクリアおめでとう!
ボクがスゴイがんばって作った
ゲームどうだった?

どれくらいがんぱったかというと
いそがしすぎてイライラしちゃう
ぐらいがんばったよ!

イライラしちゃうといえば
この前もタンスの角に
足ぶつけてよー。
アレ絶対向こうからぶつかって
きたよな、やってらんねえよ。
最近なんもいいことねー。

外にでてもコンビニと100円
ショップぐらいしか行くとこねーし
あとウチの近所のマンガ喫茶の
店員なんであんなにやる気ねえ
んだよ。
客商売なんだからもっと笑顔とか
作れよ。

あとオレの友達の友野君早く
2000円返せよ!
てゆーかなんで金もってねーのに
ファミレスくんだよ!
最初っから借りる気じゃねーか!

電車とかも1つの車両に
あんなに人乗るなよ!
せいぜい10人ぐらいでいいよ。

そもそもよくこんなバカな
マンガのゲームやる気になったな。
はっきりいって時間の無駄だよ!
ゴミひろいとかしてるほうが
よっぽど世の中のためになるよ。

だいたいさあ、
最近の子供ってのはさあ……

(曽山の顔に「完」の文字がぶつけられ、強制的に終わる)

  • 作者のメッセージに気を取られて気付きにくいが、よく見るとスタッフロールにも「バカつぼ」「マスエロ」などおかしな名前が入っている。密かにLRボタンで表示速度を変えることができるので、興味のある人はRボタンを押しっぱなしにして見てみよう。