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エルヴァンディアストーリー - (2012/03/10 (土) 00:51:35) の編集履歴(バックアップ)
エルヴァンディア ストーリー
【えるう゛ぁんでぃあ すとーりー】
ジャンル
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シミュレーションRPG
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対応機種
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プレイステーション2
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発売・開発元
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スパイク
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発売日
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2007年4月26日
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価格
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7,140円(税込)
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分類
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クソゲー判定
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ポイント
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発売前から「見えている地雷」 アニメ、グラフィックが前世代的 真ラスボス声が爆笑もの FE蒼炎からの盗作疑惑
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クソゲーオブザイヤー2007据え置き機/ノミネート作品
オレたちゲーセン族シリーズ/APPLESEED EX/
エルヴァンディアストーリー
/ 戦闘国家・改LEGEND/一騎当千 Shining Dragon/ゾイドオルタナティブ/四八(仮)
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概要
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ファイアーエムブレムタイプのファンタジーシミュレーションRPG。
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神の欠片「グラセウム」を巡って繰り広げられる「人と人との闘い」がテーマとなっている。
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このグラセウムを使用し、クラスチェンジや武器強化ができる。
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キャラデザ・作曲・歌手に有名人を採用し、声優も豊富、漫画も出すという、渾身の一作のはずだった。
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しかし発売前から見えている地雷と判断されてしまう。
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実際に、シミュレーションゲームとしてほぼ破綻しており、音楽以外に褒める要素がないとんでもないクソゲーであった。
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大賞入りは間違いないと言われていたが、如何せん相手が悪すぎた。
問題点
グラフィックが二世代前とまで言われるほど貧相
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時々アニメーションムービーが流れるのだが、効果音が変だったり、矢の軌道が変など質が悪い。OPムービーからして作画崩壊しかけている。
ほぼ戦略不要のかなりヌルめの戦闘バランス
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ファイアーエムブレムシリーズと比較してヌルいとかいうレベルを、遥かに超えている。
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序盤は主人公はあまり強くないが、強キャラが最大3人いるため(皇太子死亡時、その内の2人が巻き込まれて死亡)ほとんど苦労しない。
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数章進むと、普通にプレイしていても主人公が強くなり過ぎて、バランス完全崩壊。主人公及びあと2~3人育てるだけで十分。
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ほとんどの場合、敵のいる場所に突撃していくだけでクリアできてしまう。
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ボスキャラでさえ、1~2回の戦闘で倒せてしまうのが当たり前。下の動画を見ての通り、真ラスボスでさえ例外ではない。
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ただし、クリティカルヒットのダメージは異常に大きい。
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ダメージ計算が(攻撃力×必殺修正)-防御力のため、例えばHP20で防御10の相手に攻撃10でアタックしても普段(必殺修正=1)はノーダメージだがクリティカル(必殺修正=3)の場合死ぬ。
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戦略性に欠けるマップが多い。仕掛けのあるマップもあるのだが、出撃時の「意見を聞く」でほとんど解決。
テンポを悪くしたり、イライラさせられる要素が満載
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敵からのアイテム入手が非常に多くテンポが悪い。
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装備してない武器、持っているアイテムを全てドロップする。
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耐久性が30越えしている武器がたくさんあってもどうしろと? 何度も捨てなくてはならず、非常にうざい。
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盗賊が出るマップでは、戦闘のたびにアイテム争奪合戦となる上、盗んだものを含めて複数個ドロップすることが多く、その時は1個1個表示されるので尚更鬱陶しい。
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文章を送るたびにピッピピッピうるさい。
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戦闘パートでは、ボイスがあるキャラは行動前にボイスが入る。これが毎ターン続くのでうんざりする。行動をキャンセルすると再行動時にまたボイスが入る。
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紙芝居パートでは、ボイスのあるキャラとないキャラが混じっており、テンポが悪い。
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比較的登場場面が多いキャラでもボイスがなかったりすることがあり、基準がさっぱり分からない。
電波なストーリー
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代表的なのが、皇太子が崖から謎の転落死をする場面。その時のビジュアルシーンは非常にシュール。
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その時特定の3人のキャラのうち2人がある条件に従って死ぬのだが、誰が生き残ったかで3つのルートのどれになるのかが決まる。何だそれは?
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ルートと生き残った人物にどういう関連があるのか、全く意味不明。
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闇ルートの終盤は特にものすごい超展開の電波。主人公が発狂しだし、最終章での電波さは半端でない。
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凧兵部隊のカイト部隊。
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驚くことに屋内でも出てくる。忍者じゃないんだから…。
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EDにて、皇太子→国王。それを言うなら「皇太子→皇帝」か「王子→国王」じゃないんかと。
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というかテキストが全体的に素人クオリティ。
キャラクター面でも問題山積
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キャラデザイン担当は藤原カムイであるが、登場キャラはビジュアル的にも魅力がないと評判。
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ほとんどのキャラは、設定年齢に比べて外見等が明らかにそれより上に見える。主人公の年齢は14歳だが、そのように見える人がどれだけいるのか。もっとも、それでもまだマシな方。
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15歳の女戦士とか21歳の近衛兵、17歳の主人公の従者なんかは、年齢を聞いたら爆笑できるレベル。逆に13歳なのに変声期前の少年にしか見えない外見と声を持つキャラもいる。
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女キャラが少ないうえ、必ず仲間になるキャラより、敵として出現する(ルートによっては仲間になる者も)キャラの方がまだビジュアル的にマシという評判。
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ヒロインとされているキャラは、最もハッピーなエンディングでは全く登場しない。
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大体の味方キャラが一行のお知り合い。各キャラドラマ性もなくただただいるだけ。前述のヒロインらしき人物は同盟国の姫で、かつ主人公の幼馴染ポジションだが、FEのそういうキャラでありがちな恋愛フラグも立たない。
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ある種のインパクトと破滅的なまでの手抜き感(またはヤケクソ感)溢れる真ラスボス×2
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明らかにボイスチェンジャーを使った声であり、まるで警察特番の万引き犯や空き巣のようである。外見とあまりにも違和感があるし、笑わせるシーンでもないはずなのだが。
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それが、これ。 ニコニコ動画。真ルート終章 ラスボス&EDなので、ネタバレ注意。
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動画を見ればわかると思うが、トライデントが何個も手に入って正直ウザイ。動画コメントではトライデント祭りとも言われていたりする。
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他にもボイスチェンジャーを使っているキャラがいる。
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正体を隠した怪しげなキャラであるため、違和感は真ラスボスほどではないのだが、説明書で正体をネタバレしている。
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180歳の大賢者がいるが、どのルートでも(仲間になるのは1ルートだけ)パッとした活躍はしない。
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というか、出現時以外見せ場がないか、それさえないキャラの方が圧倒的に多い。
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イベントでキャラが死ぬ時は、その多くが報いなしの犬死。特に闇ルートでは終盤にそんなのを何回も見せられる。
評価点
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音楽は評価できる出来。
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メインテーマ・エンディングテーマ作曲の岩垂徳行氏は、過去にも『魔天の創滅』『グランディアIII』等クソゲーの作曲に関わっておりクソゲーに縁のある作曲家と言われる事がある。
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他の曲も決して悪い出来ではないのだが、戦闘パートのBGMは光・真ルート最終章の敵ターン以外、どのルートのどの章でも使い回しであり、聞き飽きてしまう。
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また、出撃準備のBGMは1ループ20秒足らず。しかもほぼ同じフレーズが2回繰り返されるだけなので、実質1ループ10秒足らずしかない。こんなのを毎章聞かされる。
余談
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2008年終わり頃、『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』から数値計算式等の盗作疑惑が浮かんだ。
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主な盗作疑惑のある箇所は主人公であるアシュレイの初期ステータスと蒼炎の軌跡の主人公であるアイクの初期ステータスが一致するという点と兵種別のステータスも一致するという点の2つ。
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KOTY動画などで有名になった「エルヴァンディアゴー!」という掛け声は実際には存在しない。間違った選評がそのまま採用されてしまったようである。
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このため、エルヴァンディアをにわか批判する人間(動画評論家など)が簡単にわかる罠にもなっている。四八(仮)の狂信者と知られる「党首」など。
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