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梅沢由香里のやさしい囲碁 - (2013/05/22 (水) 13:59:44) の編集履歴(バックアップ)


梅沢由香里のやさしい囲碁

【うめざわゆかりのやさしいいご】

ジャンル 囲碁
対応機種 ニンテンドーDS
発売元 毎日コミュニケーションズ
発売日 2008年1月31日
定価 5,040円(税込)
分類 クソゲー
ポイント 2008年クソゲーオブザイヤー携帯機部門次点
未完成品と言うに相応しい出来
優しさなど全くない
PSP版はクソゲーではない
クソゲーオブザイヤー関連作品一覧


概要

初心者のためにやさしく囲碁を教えてくれるソフト。
日本棋院認定の初段が取れるモードなどもある。

タイトルにある梅沢由香里氏(現在は、本名である「吉原由香里」に棋士名を変更)は現役の女流棋士。
テレビ講座の講師や入門書の出版などで精力的に活動する、著名な女流棋士である。
週刊少年ジャンプに連載された囲碁漫画『ヒカルの碁』では監修を務め、同アニメ版の囲碁解説コーナーを担当していた。

問題点

  • CPUの思考時間が異様に長く、カウンターストップ (99:59) まで行ってしまうことがある。
    • その割に弱い。
  • 対人戦はダウンロードプレイはおろかワイヤレスプレイもできず、一つの本体を交互に使って対戦することになる。
    • DSとこのソフトが一つずつあれば対人戦ができると評価できなくもないが…それなら折りたたみ式の碁盤とマグネット式の碁石を買ったほうが安上がりである。
  • 問題集の特定の問題で必ずフリーズしてしまい解けないものがある。
    • 開発者への指示みたいなものが出てくるので、おそらく完成させずに放置したのだろう。
  • 思考時間やバグを除いても、タイトルの割に初心者向けではない出来。
  • 本来打てるはずの場所に打てないと言われ打てないことがある。
    • 「そこに打つ意味はない」という意味で言われるのだが、説明文が足りないため初心者には誤解を招く表現になっている。

評価点

  • 「梅沢先生の色っぽい声だけが救い」と評された。
  • 一応囲碁としては成立している。

総評

  • 2008年携帯ゲ版KOTYの言葉を借りると「安牌ジャンルのクソゲー化」となってしまった。
    • メジャー3部作や『めざせ!甲子園』『ジャンライン』と違い「ジャンル表記の物として成り立っていない」というケースではなく、「ジャンル表記通りの物としては成り立っているが別の問題がある」というケースであった。
  • 2008年KOTYの据え置き部門が「野球VS麻雀」だったとするならば、携帯ゲーム部門は「野球VS囲碁」であり、2008年はクソゲーになりえないジャンルがあり得ない出来になるという事態がいくつも起きていた。
  • 尚、この後10月に出たPSP版は対人戦の仕様以外は改善され、普通の出来となった。
    • もしクソゲーだったら『めざせ!甲子園』以上のスピードで「クソゲーの忠実移植」をやらかしたことになるので大賞も取れていたかもしれない。