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ぽけかの - (2010/04/05 (月) 13:02:50) の編集履歴(バックアップ)


ぽけかの

【ぽけかの】

ジャンル 育成SLG


対応機種 プレイステーション
(ポケットステーション専用)
発売元 データム・ポリスター
開発元 サクセス
発売日 1999年12月16日
定価 各3990円
判定 クソゲー判定

概説

同社が出していたリアルタイムで時間が経過する女の子との同居シミュレーションゲーム『ルームメイト』シリーズに、当時ヒットしていた携帯ペット育成ゲーム『たまごっち』の要素を組み合わせた、少女育成ゲーム。主人公は、マンションの隣室に引っ越してきた小学生の少女をポケットステーションを使って高校卒業までの7年間育成する。

育成中の女の子の入ったポケットステーションをプレイステーションに繋ぐことで、ゲーム内の日付に対応したイベントが発生する。

登場ヒロインは以下の3名で、それぞれ別バージョンのソフトとして発売された。

  • 愛田 由美(声優:西田裕美)
    • お嬢様タイプ。
  • 宝条院 静香(声優:鈴木砂織)
    • 文学系の眼鏡っ娘。
  • 植野 史緒(声優:大谷美紀)
    • ボーイッシュ。 キャラクターは、ゲームの進行につれ、どんどん成長していく。

問題点

  • 本作の問題点は「ゲーム内の時間経過が現実より早すぎる」という点に尽きる。
    • ゲーム内期間は7年間なのだが、現実時間の4分がゲーム内の1日に相当するので、約一週間に圧縮されている。ただし、1日は24×60で1440分だが、ゲーム内の1年は365×4=1460分なので、毎日5日分イベント発生時間のズレが生じる。
    • ゲーム内で日付ごとに発生する重要イベント(彼女の誕生日、クリスマス、バレンタインデー、ホワイトデー等)をこなさないと、ハッピーエンドは見られない。そのため、そのイベントが発生する4分間を狙ってプレステの前で待機していないといけない。
  • 要するに、プレイヤーが学業や就業をしたり、睡眠をするといった都合を全く考えていないゲームシステムである。こんなもん、ポケステの時計いじらないとクリア無理だろ!

その後の展開

  • 2000年6月に3人のヒロインが一本のソフトに収録されたドリームキャスト版が発売された。携帯ミニゲームはリニューアルしたが、ゲームデザインはプレステ版のままだった。
  • 携帯ゲーム機で女の子とリアルタイムで付き合っていくというのは後にニンテンドーDSでブームとなった『ラブプラス』(コナミ)を先取りしたと言えなくもない。