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全スーパーロボット大戦電視大百科 - (2011/11/09 (水) 19:13:11) のソース
*全スーパーロボット大戦電視大百科
【ぜんすーぱーろぼっとたいせんでんしだいひゃっか】
|ジャンル|データベース|&image(ZSRT1.jpg,height=160,http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000069TIV/ksgmatome-22/ref=nosim)|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|バンプレスト|~|
|開発元|ウィンキーソフト|~|
|発売日|1998年10月29日|~|
|定価|6800円|~|
|分類|&bold(){クソゲー判定}|~|
|ポイント|オレが作った設定集だ!&br()まさに誰得なソフト&br()『新』と『LOE』を忘れるな&br()ゲームとして評価すべきかすら怪しい|~|
|>|>|CENTER:''[[スーパーロボット大戦シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/287.html]]''|
**概要
98年までに発売された『スーパーロボット大戦』シリーズの完全データベース…と銘打たれていたソフト。
-しかし実は『[[新スーパーロボット大戦>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/129.html]]』と『[[スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/476.html]]』は扱われていない。~
前者は「世界観が違うから」と断られているが、''後者は何の説明も無し''。また''同じく世界観が違うはずの『[[第1次>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1214.html]]』は、ちゃんと扱われている''。~
単に等身がリアルなロボットは画面に入れづらいからではなかろうか?
--版権問題の説があるが、定かではない。
//特に創通が持っているリアル等身1体の版権料が何万もかかる説がある。
**問題点
これ以前に発売された『[[新スーパーロボット大戦スペシャルディスク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/314.html]]』の様に、キャラクター大事典・ロボット大図鑑・カラオケモードが収録されたファンディスクだろう…と思うと''見事に騙される''。
-カラオケモードは無い。
-キャラ・メカデータ一覧は確かにあるが、どれも「スパロボシリーズのゲーム内における設定」しか載っておらず、''単なる「バンプレのオレ設定集」''である。~
そんなのをデータベースにして何の役に立つというのだろうか?
--例えばメカデータの「コアファイター」の項目は、「『第3次』でキャラ・スーンが脱走する時に乗ったメカ。どの様なものかは不明だったが、『[[第2次G>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/610.html]]』でVガンダムに合体するメカだと明かされた」と、原作を無視した''白々しい書き方になっている''。~
ちなみに『第3次』にVガンダムは一切参戦しておらず、ファーストやZZ等にもコアファイターはある。それどころかコアブースター((ファーストのコアファイターにブースターを装着したもの。劇場版に登場（TV版におけるGファイターの代わり）。))がユニットとして出ている。
//参戦している『第2次G』は第3次より後に発売されたリメイク作である。
--そのくせ、なぜか『[[第4次>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/677.html]]』に登場の''シルキー・マウだけは、原作での設定も併記されている''。
--キャプテン・ラドラが『第2次G』にしか出演していない事になっていたり（実際はFC版にも出演）、偽グレンダイザーと偽デュークがゲームオリジナルキャラ扱いされていたり（原作にも出ているが、偽グレンダイザーの設定は異なる）、''「ゲッターロボ」のハヤトと「ガンダム」のハヤトの項目にリンクミスがあったりと、細かい間違いも多い''。
--ガンダム系の項目が''GとW以外は全てファーストの「颯爽たるシャア」''。BGM新規なのに。~
ちなみに本家スパロボでも、0080等はこのBGMだったが、Zや0083等はちゃんと劇中BGMである。
---因みに、V・G・Wの各ガンダムの主題歌は、[[没BGM>http://www.nicovideo.jp/watch/sm10297712]]として収録されていたりする。
--その他BGMも新規で作成されている物がある。「VIOLENT BATTLE」はPS版のFアレンジバージョンと違い、SS版風味で作成されていたりと変な所に細かい。
-ディスクは2枚組だが、その内1枚はまるまる「スパロボシリーズのCM映像集」となっている。
--この事自体は資料性を考えると有意義ではあるが、それだけ独立して予約特典ディスクにでもするならともかく、こんな誰得データベースの一部にする必要は無い。
-取説の裏側には堂々と他社ハード会社の名前も載っており、「''○○は○○の(登録)商標です''。」など書かれている。
-呆れた事に、こんなソフトにも攻略本が発売されており、「どのソフトのどの面にどのキャラが出撃したか」というタイムテーブルが載っていた。~
''だから何に使えというのだこんなモン''。
--スーパーロボット大戦Wikiに常駐している人や、個人でレトロゲー攻略サイトを作っている人などは意外と重宝する。だが、''それがどうしたと言うのだろう''。
-なお本作には応募用紙が付いており、この後に発売されたPS版の[[スーパーロボット大戦F及びF完結編>スーパーロボット大戦F（F完結編）]]同梱の応募券を貼って送ると「復刻版超合金マジンガーZ」が必ず貰えた。~
実質''このためだけのソフトであった''。
**評価点というか、使い道
-第3次や第4次、F&F完結編に登場したオリジナルメカの設定を知るのには一応役立たないこともない。なぜならまともな設定を記した資料が極めて少ないため。~
''こんなモン''でもまだ多少はそれらの資料にはなる。
-カラー原画や設定イラストなども収録されている。特に第4次の主人公の設定イラストは今だとなかなかレアな他、リアル頭身のオリジナルメカの設定画もあり、スパロボオリジナルが好きな人には多少存在価値があるかもしれない。
-2010年現在、このソフトを店で見かけることは少ないが、場合によっては中古を数十円で売っている。~
資料ないしネタや予備ケース目的として購入する分には問題ない。
